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鳩の豆拾い  作者: 青波鳩子


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25/56

【25】高校生クイズ




某高校生クイズに応募したことがあります。

その頃は、往復はがきで応募してはがきが返ってくるという方式でした。

集合場所は某球場。

参加はがきを持っている友人(3人のうちの代表)は、親御さんが現地まで送ってくれるから一緒に行けないと言うので、私ともう1人が一緒に電車で行きました。

私たち2人は家から学校ジャージを着てきました。

それで参加しようということになっていたのです。


約束した待ち合わせの時間を20分も過ぎてようやく現れた友人は、『はがきを失くした』と言いました。

当然、入れませんし参加できません。

しかも友人のお父様が車で送ってくれるからと言っていたのに、実際は大学生の彼氏という人が一緒に来ていました。

どういうことか全部の説明を求めたら、


・親には、もう1人の友人の家に3人で前泊してから行くことになったと言った

・私ともう1人の友人には『親が送ってくれるから別々に行く』と言った


親と私たちとの双方に嘘をついていたわけです。


その場で現地解散しました。

現地集合で約束の時間から20分待って(保険をかけて40分前に私たちは着いていた)

その場で縁を切って現地解散するまでもちょうど20分。


その場縁切りとなったのは「お泊り」と嘘のダシに使われたもう1人の友人が、

「はがきはどこにあるのか分かっているの?」と尋ねたら、「(かれぴと)ホテルに着いてからはがきを忘れたことに気づいた」と吐いたことが理由でした。

前日の段階で家にはがきを忘れたと気づいていて、その時に家に戻れば十分時間はあったのに、かれぴと一緒にお泊りすることを優先して私たちに連絡もせずに現地にやってきた、ということが判ったからです。


気づいた時点で戻れば間に合ったし、それが無理なら朝早く一旦家に帰ってはがきを取りに戻ることもできた。

それなのに何もしないで連絡もしないで私たちの「クイズに参加する」というのを身勝手な理由で奪ったのに平気でヘラヘラしている、というのが受け入れがたかったからです。

私も呆気に取られましたが、もう1人の友人の怒りようは凄かった。

嘘のダシに使われていたことも、連絡なしだったことも「すべてがありえない」と静かに怒りました。

『悪いけど、そっちの親に連絡するから。うちに泊まったと思われたままでは困るから』と。

「やめてよ!そんなこと意味ないじゃん!」と逆にもう1人の友人に掴みかかりそうな勢いで怒り出しました。

私はぼーっと立っていた友人のかれぴに「早く連れて帰ってください、ここで喚いているのは迷惑なんで」と言うと、かれぴは友人の手を引っ張って車のほうに行きました。


もう1人の友人と私は学校ジャージで、某球場前から引き返すことになりました。

高3で、来年にリベンジということもできない。

2人で学校ジャージでカラオケに行って、食べ物をたくさん頼んで食べて『高校生クイズ』の日は終わりました。


それから学校で、はがきを失くした友人とは話すこともなく卒業シーズンを迎えました。

学校行事の「卒業デゼニーランド遠足」で、その元友人はまたやらかしていました。

またかれぴに車でデゼニーまで送ってもらっていたのです。

先生に親御さんが呼び出されていました。


卒業してから元友人と会うことは一度もありませんが、もう1人の友人とはたまに会います。

先日高校生クイズが放送されていて、出たかったな~と思い出しました(*´ω`*)




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― 新着の感想 ―
わくわくイベントが台無しに… 元友さんは、最初から目的が違っていたのかもしれません。 結局は、それまで…の人。 もう一人のお友達と、悲しいけれど楽しかった想い出になったような気がします。
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