【24】盆踊り
この夏、家の近くの神社でも盆踊りがありました。
コロナ禍の間に中止になっていた盆踊り、数年前に復活してからガラリと雰囲気が変わりました。
『多様性』ということで、国際色豊かな屋台が出ています。
夕方から19時まではヒップホップです。
ラップをフルヴォリュームで。
19時になると和太鼓が響いて、盆踊りらしい曲が流れます。
「炭坑節」「東京音頭」「大東京音頭」
盆踊りと言えるのはこれくらいでしょうか。
「ドラえもん音頭」なんかもやればいいのになと思います。
お子さんたちもいることですし。
この後はまた雰囲気が変わります。
盆ジョビ「Livin' On A Prayer」「ダンシングヒーロー」
『盆ジョビ』の流行りは終わらないようです。
それはともかくとして、おじさまがマイクパフォーマンスで櫓の上でかぶせて歌うのです…。
それがまたちょっと……なんていうか、(伏せ)なのですよね……。
音源の旋律から離れて自由な音階をお使いになると言いますか。
盆ジョビの是非ではなく、かぶせて歌うのだけを止めてもらえたらと思っています。
本当にびっくりするくらいに(伏せ)なので…近隣住まいには、やや厳しい。
シャウトしていますので、ね。
2日くらいのことなのでダイジョブなのですが、はい。
屋台の食べ物も、ケバブ的なものやチーズトック的なものが増えました。
少子化で存続すら危ういところが多い中、形を変えてどうにか続けていくのは大事で盆踊りも例外ではない、とは思うのです。
ただ、かなり対象を絞ってきているなと感じます。
子供の頃は盆踊りが好きでした。
あのマイナー調のモノ悲しいメロディと、明るい提灯。
明るいのに仄暗い。
伝奇系の話が大好きなので、「盆踊り」という単語から土地の因習に絡めていろいろな話が思い浮かびます。
お社の裏の林の暗さ、屋台が途切れるあたりが怖くてトイレに行けなくて困りました。
どうやってトイレに行ったのか、記憶にありません。
子供の頃は、リップル地の浴衣に金魚みたいな柔らかい兵児帯で、
お姉さんたちの、パリっと糊の効いた紺地の浴衣に硬い帯が憧れでした。
りんご飴かわたあめか、どちらかを食べたくてお小遣いを貯めました。
ずっと持ち歩きたくて、だいたいりんご飴でした。
食べたいというより、持って歩きたいという感じです。
もう1つ、持って歩きたいのはヨーヨー。
ヨーヨー釣りでは外しても1つはもらえるので、りんご飴を持つ手の中指にぶら下げて歩くのです。
盆踊りで同級生に会うと、学校であまり話したことがないのに話し掛けられます。
何か垣根のようなものを振り払う、そんな雰囲気が盆踊りにはありました。
そういうの、今のお子さんたちにもあるのでしょうか。
近くの神社の盆踊りには行かなくなりました。
季節の風物詩も時代の流れで移り変わっていく、その速度に振り落とされないようにしていたい一方で、多様性とはなんぞやと思う日々でもあります。
なんだかおじいちゃんの繰り言っぽい(*´ω`*)
いい感じにおじいちゃんに近づいてきているこの状態こそが、多様性でしょうか。
じゃんじゃんばりばり受け入れていきたいです。




