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『君の隣を目指して』――図書室、帰り道、教室――。少しずつ距離を縮めていく、高校生たちの等身大の青春ラブストーリー。  作者: 伊佐波瑞樹


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第97話 赤い輪の中で、白い背中を見る



 体育祭の練習が始まってから、教室の昼休みは少し変わった。


 以前なら、弁当を広げて、夏休みの話をして、宿題の愚痴をこぼして、春樹の一言に亜衣がにやける。


 そんな穏やかな時間だった。


 けれど今は、弁当箱の横に体育祭のプリントが置かれる。


 誰かが競技表を見て、誰かが応援の掛け声を考え、誰かがリレーの走順について話す。


 教室の隅では白組が静かに相談していて、反対側では紅組が何度も笑い声を上げていた。


「つまり、紅組は最初に手拍子で揃えて、そこから一気に声を出す」


 圭が箸を持ったまま、真剣な顔で言った。


 亜衣がすぐに言う。


「圭くん、箸で指揮しない」


「これは棒じゃない。情熱」


「箸」


「はい」


 圭は素直に箸を置いた。


 田辺が笑う。


「三浦、応援の時だけ妙に真面目だな」


「応援は魂だからな」


 島中が肩をすくめる。


「暑苦しいけど、まあ悪くない」


「島中、最近褒め方が雑!」


「褒めてるだけありがたいと思え」


 なつきはそのやり取りを聞きながら、少し笑った。


 紅組の輪の中にいる時間が増えている。


 圭、亜衣、田辺、島中。


 最初は、春樹と別の組になったことばかり気にしていた。


 けれど、こうして紅組の中で話していると、自分の居場所が少しずつできていくのを感じる。


 応援の最初に手拍子を入れる案。


 声を出す前に全員で数を合わせる案。


 どちらも、なつきが出したものだった。


 小さな案だ。


 大きな役割ではない。


 それでも、紅組のみんなが覚えてくれている。


「なつき」


 亜衣が顔を寄せた。


「今日の放課後、また応援練習あるよ」


「うん」


「声、昨日より出せそう?」


「少しは」


「いいね」


 圭もすぐに反応する。


「なつき、昨日の声ちゃんと聞こえたぞ」


「本当?」


「本当。やわらかいけど通る感じ」


 田辺も頷いた。


「横田の声が入ると、紅組がただの騒音じゃなくなる」


「田辺、それ褒めてる?」


「褒めてる」


 島中が笑う。


「三浦の声だけだと祭りの呼び込みみたいだからな」


「島中!」


 また笑いが起きる。


 なつきは少しだけ照れながら、弁当の蓋を閉じた。


「でも、まだ大きい声は難しいよ」


「無理しなくていい」


 田辺が言った。


「横田は横田の声でいいんじゃねぇの」


 その言葉に、なつきは少し驚いた。


 田辺は何気なく言ったのだろう。


 でも、その言葉は胸に残った。


 横田の声でいい。


 春樹がよく言ってくれる「横田さんが頑張った」に近い温かさがあった。


「ありがとう」


 なつきが言うと、田辺は少しだけ照れたように目を逸らした。


「別に」


 亜衣がにやりとする。


「田辺くん、今いいこと言った」


「やめろ」


 島中が肩を叩く。


「田辺、紅組の優しさ担当」


「お前に言われたくねぇ」


 紅組の輪は、今日も騒がしい。


 でも、なつきはその騒がしさの中で、少しずつ息ができるようになっていた。


   ◇


 昼休みの後半。


 なつきは水筒を持って廊下へ出た。


 少しだけ教室の熱から離れたかった。


 紅組の輪は楽しい。


 でも、ずっと賑やかな中にいると、胸の奥に残っている別の気持ちが少しだけ顔を出す。


 廊下の窓から校庭が見える。


 体育祭のラインを引く準備が始まっているらしく、体育の先生が何かを測っていた。


 なつきは窓辺に立ち、黒猫のキーホルダーに触れた。


 春樹くん。


 白組。


 借り人競争。


 リレー。


 昨日、春樹は走っていた。


 なつきは声を出せなかった。


 でも、見ていた。


 かっこよかった、と言えた。


 春樹は嬉しいと言ってくれた。


 思い出すと、胸の中がまた温かくなる。


 その時、廊下の向こうから声が聞こえた。


「春樹、今日の放課後、リレー練習もあるんだよね?」


 美優の声だった。


 なつきは思わず振り返る。


 春樹、美優、蓮、白石祐衣が廊下を歩いてきていた。


 特進棟から戻る途中なのかもしれない。


 美優は春樹の隣。


 蓮は少し後ろで、祐衣はバインダーを抱えている。


「うん」


 春樹が短く答える。


「借り人の確認もありますよね」


 祐衣が言う。


「はい。先生から追加の説明があるそうです」


 蓮が笑った。


「春樹、借り人で変なお題引いたらどうする?」


「探す」


「それだけ?」


「うん」


 美優が吹き出した。


「春樹らしい」


 その言葉。


 昔から知っているような言い方。


 なつきの胸が少しだけ揺れた。


 でも、以前ほど苦しくはなかった。


 美優が春樹をよく知っているのは事実だ。


 蓮もそう。


 祐衣も、本の話や記録係を通じて春樹と自然に話している。


 それを見て、まったく平気ではない。


 けれど、自分にも春樹と積み重ねたものがある。


 黒猫。


 図書室。


 海。


 夏祭り。


 応援練習。


 見つける、という言葉。


 なつきは黒猫に触れたまま、小さく息を吸った。


 春樹がこちらに気づいた。


「横田さん」


 なつきの心臓が跳ねる。


「春樹くん」


 美優もなつきを見て手を振った。


「横田さん、紅組の作戦会議中?」


「あ、うん。今は少し休憩」


 祐衣が柔らかく微笑む。


「紅組の応援、昨日少し聞こえました。手拍子が揃っていて素敵でした」


「本当?」


「はい」


 なつきは少しだけ嬉しくなる。


「ありがとう。まだ全然だけど」


「でも、最初の入り方が分かりやすかったです」


 祐衣の言葉は具体的だった。


 ちゃんと見てくれていたのだと分かる。


 美優も頷く。


「紅組、勢いあるよね。圭くんがすごい」


「うん。圭くんがかなり引っ張ってる」


「横田さんも応援合戦なんだよね」


「うん」


「似合うと思う」


 美優は明るく言った。


 なつきは少し驚く。


「え?」


「横田さん、誰かを応援する時、すごく真っ直ぐ見てるから」


 胸がどきりとした。


 美優の言葉は、何気ない。


 でも、鋭かった。


 なつきが誰を見ているのか。


 どんなふうに見ているのか。


 気づいているのだろうか。


 なつきは少しだけ頬を熱くしながら言った。


「……ありがとう」


 春樹がなつきを見る。


「紅組、声出てた」


「春樹くんにも聞こえてた?」


「うん」


「そっか」


 なつきは少し笑った。


「今日も頑張る」


「うん」


 春樹は短く頷いた。


「俺も」


 その一言だけで、なつきの胸は落ち着いた。


 白組の輪の中に春樹がいても。


 美優や祐衣と自然に話していても。


 こうして、自分にも言葉を向けてくれる。


 それがあれば、大丈夫だと思えた。


   ◇


 放課後の校庭。


 今日は、紅組と白組が同じ時間帯に練習を行う日だった。


 紅組は応援合戦。


 白組は応援合戦とリレーの確認。


 借り人競争の参加者は、途中で先生から追加説明を受けることになっている。


 なつきは紅組の列に立った。


 夕方の風が少しだけ吹いている。


 それでも、練習前の空気は熱い。


 圭が前に出る。


「昨日より揃えるぞ!」


 亜衣がすぐに言う。


「圭くん、最初の声量は抑えめ」


「分かってる」


「本当に?」


「たぶん」


「不安」


 田辺と島中も今日は応援の補助に少し入っていた。


 競技練習の合間に、紅組の声出しを一緒に確認するためだ。


 田辺は腕を組んで立ち、島中は少し面倒そうにしながらも、ちゃんと列に入っている。


「島中くん、応援もやるんだ」


 亜衣が言う。


「少しだけな」


「照れてる?」


「照れてねぇ」


 田辺が笑う。


「島中、昨日から声出てたぞ」


「お前もな」


 紅組の上級生が手を叩いた。


「じゃあ、最初からいこう。カウント、手拍子、掛け声」


 圭が頷く。


「いきます。一、二、三、四!」


 手拍子が始まる。


 パン、パン、パン、パン。


 昨日より少し揃っている。


 なつきも手を叩く。


 手のひらに音が返る。


 その音が周りの音と重なり、紅組の音になる。


「紅!」


「勝つぞ!」


「紅!」


「燃えろ!」


 声を出す。


 昨日より、少しだけ大きく。


 なつきの声は、まだ圭や田辺ほど強くはない。


 でも、ちゃんと出ている。


 自分でも分かった。


 圭が振り返らずに親指を立てた。


 亜衣が隣で笑う。


 なつきは胸が少し熱くなった。


 白組側からも声が聞こえる。


 紅組とは違う、揃った声。


 なつきは一瞬だけそちらを見る。


 春樹が白組の後ろで見ている。


 美優が列の前で声を出している。


 祐衣がメモを取りながら声の入りを確認している。


 蓮がリレー組と話している。


 春樹の視線が、なつきに向いた。


 目が合う。


 すぐに逸らさなかった。


 なつきは手拍子を続けながら、ほんの少しだけ笑った。


 春樹も、少しだけ頷いた。


 それだけで、声がもう少し出る気がした。


   ◇


 練習の途中、借り人競争の参加者が先生に呼ばれた。


 春樹もその中に入る。


 なつきの視線が、自然にそちらへ向かう。


 亜衣がすぐ気づく。


「なつき、借り人説明だよ」


「うん」


「見に行きたい?」


「練習中だから」


「えらい」


 圭が後ろから言う。


「見に行ってもいいぞ?」


「圭くん」


「いや、休憩入ったらな」


 田辺が笑う。


「三浦、なつきに甘い」


「紅組の応援力維持のためです」


 島中が軽く言う。


「それ、ほぼ大國を見る時間だろ」


 なつきの顔が赤くなる。


「島中」


「悪い悪い」


 田辺がすぐに島中の肩を小突く。


「言い方」


「分かってるって」


 以前なら、こういう一言が胸に刺さっていた。


 でも今は、田辺が止めてくれる。


 島中もすぐに引く。


 その変化のおかげで、なつきは沈まずに済んだ。


「大丈夫」


 なつきは小さく言った。


「練習、続ける」


 亜衣が優しく笑う。


「うん」


 借り人の説明を遠目に見ながら、なつきは紅組の手拍子を続けた。


 春樹が何を説明されているのかは分からない。


 でも、春樹はちゃんと聞いている。


 隣には美優。


 記録係として祐衣も近くにいる。


 胸は少しざわつく。


 けれど、なつきの手は止まらなかった。


 自分の場所で、自分の練習をする。


 それが今のなつきにできることだった。


   ◇


 休憩時間になると、亜衣がすぐに水筒を差し出した。


「なつき、声出てた」


「本当?」


「うん。昨日より出てた」


 圭も近づいてくる。


「今日のなつき、いい感じだった!」


「ありがとう」


 田辺も頷く。


「紅組っぽくなってきたな」


「紅組っぽい?」


「なんか、ちゃんと混ざってる」


 なつきは少しだけ目を丸くした。


 混ざってる。


 その言葉が、思ったより嬉しかった。


 紅組の中に、自分が混ざっている。


 ただ端にいるだけではなく、ちゃんと声として入っている。


「嬉しい」


 なつきが言うと、田辺は少しだけ困ったように笑った。


「ならよかった」


 島中が飲み物を片手に言う。


「まあ、横田がちゃんと声出してるなら、紅組の空気も悪くないな」


「島中くんも今日は声出てたよ」


 なつきが言うと、島中は一瞬黙った。


「……そうか?」


「うん」


「ならまあ、出すか」


 亜衣が小声で言う。


「島中くん、褒められると弱い」


 圭が笑う。


「紅組、褒めて伸ばす作戦」


「それ、三浦にも効くの?」


 田辺が言う。


「めちゃくちゃ効く!」


「だろうな」


 紅組の休憩は、やっぱり騒がしい。


 でも、その騒がしさに、なつきはもう少し慣れていた。


 その時、春樹が白組側から歩いてきた。


 なつきの胸が跳ねる。


「横田さん」


「うん?」


「声、昨日より出てた」


 さっき亜衣達にも言われた言葉。


 でも、春樹から聞くと、また違う。


「聞こえた?」


「うん」


「そっか」


 なつきは少しだけ笑った。


「頑張った」


「うん」


 春樹は頷いた。


「頑張ってた」


 胸が、静かに満たされる。


 頑張ってた。


 春樹が見てくれていた。


 なつきは黒猫に触れた。


「春樹くんも、借り人の説明受けてたね」


「うん」


「どうだった?」


「普通」


「普通?」


「お題を見て、探して、連れていく」


「それはそうだけど」


 なつきは思わず笑った。


 春樹らしい答え。


 でも、その普通が、なつきにはとても心臓に悪い。


「変わったお題もあるって言ってたよね」


「うん」


「怖くない?」


「少し」


 春樹がそう答えたので、なつきは少し驚いた。


「春樹くんでも怖い?」


「変なの引いたら困る」


「そっか」


 春樹にも困ることがある。


 当たり前だけれど、それが少しだけ嬉しい。


「でも」


 なつきは少し勇気を出した。


「春樹くんなら、ちゃんと見つけられそう」


 春樹はなつきを見た。


「そう?」


「うん」


「じゃあ、見つける」


 その言葉に、胸が大きく鳴った。


 借り人のお題の話。


 ただそれだけ。


 でも、春樹が言う「見つける」は、なつきにとって特別な言葉になっている。


「うん」


 なつきは小さく頷いた。


「頑張ってね」


「うん」


   ◇


 練習後半は、紅組の隊形移動を少しだけ試すことになった。


 最初に横一列。


 手拍子。


 掛け声。


 途中で二列に分かれ、最後に全員で前を向いて声を出す。


 まだ仮の形。


 でも、動きが入るだけで急に応援合戦らしくなった。


 圭は楽しそうだった。


「これ、いい!」


 亜衣が言う。


「圭くん、移動で前に出すぎ」


「情熱が前に」


「列が崩れる」


「はい」


 なつきは移動が少し不安だったが、亜衣が隣でタイミングを合わせてくれた。


「ここで一歩」


「うん」


「次で右」


「右」


「そうそう」


 田辺と島中も後ろから声を出してくれる。


「横田、そこ大丈夫」


「焦んなくていい」


 なつきは少しずつ動きに慣れていった。


 声を出す。


 手を叩く。


 前を見る。


 隣と合わせる。


 簡単そうで、全部を同時にやるのは難しい。


 でも、楽しかった。


 紅組の中で、自分が動いている。


 その感覚が、なつきの中に少しずつ根を下ろしていった。


 白組側も隊形練習をしていた。


 美優が前列で声を出し、祐衣が後方から位置を確認している。


 春樹はリレー組として少し離れた場所でバトン練習に戻っていた。


 走る春樹。


 声を出す美優。


 記録を取る祐衣。


 その光景を、なつきは一度だけ見た。


 胸は揺れた。


 でも、足は止めなかった。


「紅!」


「勝つぞ!」


 声を出す。


 その声の中に、自分の気持ちを混ぜる。


 春樹を見たい気持ち。


 紅組で頑張りたい気持ち。


 美優や祐衣に少しだけ揺れる気持ち。


 全部を消すのではなく、抱えたまま声にする。


 それが今のなつきの練習だった。


   ◇


 練習が終わる頃には、空は夕焼けに染まり始めていた。


 紅組のメンバーは汗を拭きながら、今日の出来を話し合っている。


「昨日よりよかったよな」


 圭が言う。


「声は揃ってきた」


 田辺が頷く。


「隊形はまだ怪しいけどな」


 島中が言う。


「三浦が前に出すぎるからだろ」


「情熱が!」


「列を守れ」


 亜衣が笑う。


「今日の反省、圭くんの情熱を列の中に収める」


「俺の情熱、収納式」


 なつきは笑いながら水筒を片づけた。


 手のひらは少し赤くなっている。


 でも、その赤さが少し誇らしかった。


「なつき」


 亜衣が言う。


「今日、かなり紅組だったよ」


「紅組だった?」


「うん。ちゃんと紅組の人だった」


「それ、嬉しいかも」


「嬉しいでしょ」


 なつきは頷いた。


「うん」


 自分の組。


 自分の声。


 自分の場所。


 それが少しずつ分かってきた気がした。


 帰り際、春樹がまた近くへ来た。


 今日は美優と祐衣も少し離れたところにいる。


 蓮が春樹を待っているようだった。


「横田さん」


「うん?」


「今日、動きもできてた」


「見てたの?」


「うん」


 胸が跳ねる。


「白組の練習もあったのに」


「見えたから」


 また、その言葉。


 見えたから。


 なつきは少しだけ笑った。


「そっか」


「うん」


 春樹は黒猫を見る。


「黒猫も」


「黒猫も?」


「動くと揺れてた」


 なつきは一瞬固まり、それから顔が熱くなった。


「そこまで見てたの?」


「見えた」


「……そっか」


 恥ずかしい。


 でも、嬉しい。


 黒猫ごと、自分を見つけてくれている。


「春樹くん」


「何?」


「私も、見えたよ」


「何が?」


「春樹くんが走ってるところ」


 少しだけ間を置く。


「今日も、かっこよかった」


 言えた。


 昨日よりも少しだけ自然に。


 春樹はなつきを見て、短く言った。


「ありがとう」


 そして少しだけ間を置いて。


「嬉しい」


 その言葉が、夕方の風の中で静かに残った。


 美優が遠くから春樹を呼ぶ。


「春樹、帰るよー」


 蓮も手を上げる。


 祐衣はなつきへ軽く会釈した。


 春樹は頷き、なつきを見た。


「また明日」


「うん。また明日、春樹くん」


 春樹が白組の方へ戻っていく。


 なつきはその背中を見送った。


 胸は少しだけ寂しい。


 でも、今日の寂しさは前向きだった。


 赤い輪の中で、白い背中を見る。


 その距離は遠いようで、完全には離れていない。


 なつきには、紅組で出した声がある。


 春樹が見つけてくれた黒猫がある。


 そして、自分から伝えた言葉がある。


 体育祭までの日々は、少しずつ熱を増していく。


 なつきは黒猫をそっと揺らしながら、紅組のみんなの輪へ戻った。

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