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七回殺された君  作者: 臥亜


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第十八章『未観測者』

 病院の廊下。


 時間の感覚が、消えていた。


「一つだけ、方法があります」


 椎名の声。


 顔を上げる。


「……まだあるのか」


「はい」


 一拍。


「あなたが、“観測されない存在”になることです」


 意味がわからない。


「他者からも、記録からも」


「一切、認識されない状態」


「そんなことが……」


「理論上は可能です」


 静かな声。


「あなたが観測されなければ」


「あなたの観測も、無効になる」


 息が止まる。


 つまり。


 俺が見た未来ごと。


 無かったことにできる。


「……代償は」


 聞かなくてもわかる。


「消えます」


 一言。


「あなたという存在が」


 娘か。


 自分か。


 選択は、あまりにも明確だった。


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