21.噛ませ犬2
よくあるパターン。
「あ?なんだ、てめぇ、知り合いか?」そう聞いてくるゴロツキ。そいつに俺はきっぱりと言ってやる。
「人違いです」「なおくん!?」「どう考えても知り合いだろうが!ふざけてんのか!」
ちっ、早苗の奴、もう少し黙っていればいいものを。
「ああそうだよ。知り合いだ。」「ちっ、最初からそういやぁいいんだよ。·····彼氏か?」「はぁ!?」
てめぇあんま、舐めたこといってっとブッ飛ばすぞ!面と向かっていう勇気はないので、心の中で叫ぶ。
「そ、そんな···彼氏だなんて···やっぱりそう見えちゃうのかな(照れ)」おい、早苗!なに照れてんだよ!
「違うわ!そいつを幼なじみだ!断じて彼氏なんかじゃない!」ピシッん?何か割れた?
「お、幼なじみだと···!てめぇもしかして朝起こして貰ったり休日に一緒に出かけたり弁当作って貰ったりしてんじゃねぇだろうな!」
「いや、してもらってるけど···」地球では。
「な、なんだと!何てうらやま、ゴホンけしからん奴だ!」「幼なじみなら普通だろ?」「てめぇ、すっげぇムカつくな!」
「えぇー。」俺何もしてないじゃん。
「結局、何がしたいんだよ」このあとの展開を想像して解析をすることにする。
解析結果»エリック·カマセドッグLV16状態興奮
勝てる、かなぁ。LVから察するにBPで強化されている俺とどっこいどっこいといったところだろう。これなら、前に考えたあの魔法でいけるか?
「この子を懸けて、俺と勝負だ!」「無理」「「···えぇぇぇぇ!?」」早苗と(勝手に景品にされたから)エリックが(断られたから。)叫ぶ。仲いいな。




