14.予期せぬ幸運再び
下痢が酷い(ご飯食ってる人すいません)
ヒリアさんに連れられて鑑定室に入る。
「ここなら大丈夫でしょう。素材を出してください」アイテムボックスから次々にゴブリンの素材を出す俺。魔石はビー玉くらいのサイズで下手したらなくしそうなレベル。ゴブリンの牙も小指の爪程だ。
ゴブリン水晶はゴブリンの8.5割程からとれた。最初5\1しか取れなかったので、レアだと思って居たのだが、違ったようだ。かなり凄いアイテムだとおもうんだけど。
しっかし、ゴブリンが落とした短剣やら弓やらが多い。鑑定してみると、
鑑定結果»ゴブリンの短剣(8級)ゴブリンが持っていた短剣。錆びまみれで実用は厳しい
鑑定結果»木製の弓(9級)木製の弓。耐久性は低い
お、短剣は8級か。一つ持っておこう。ついでにゴブリンは99匹倒したようだ。武器が99個しかなかった。惜しい!
隣では俺と同じように鑑定しているらしいヒリアさんが
「!?、い、いくらゴブリンとはいえ初心者がこの量を!?それに全部高品質!普通短剣は9級で弓は10級なのに!あとドロップアイテム多すぎ!しかもゴブリン種しか落とさない上にドロップ率の低いゴブリン水晶も···!?」んーなんだろうアイツラ精鋭だったのかな。ん?なんか忘れてる気が···あ、ゴブリンキングか。
「あーヒリアさん。追加しまーす」ゴブリンキングの魔石はピンポン玉くらい。ドロップアイテムは冠。
鑑定結果»ゴブリンキングの冠(7級)ゴブリンが近づきにくくなる。お洒落。
要らねえ。これは売るか。ん?
「こ、これは超レアドロップのゴブリンキングの冠···!?記録に残っている限りで3度しか市場に出回ったことのない好事家垂涎のアイテムですよ!?どうなってるんですか!?」
ヒリアさん驚きまくり。
「あのーヒリアさん。これ、いくらで買い取って貰えますか?」「·····」
返事が無い、ただの屍のようだ。じゃなくて。
「ヒリアさん」今度は肩を揺すりながら呼んでみる。すると、
「ひぃやぁぁぁぁ!?」ヒリアさんが飛び上がり手に持っていた鑑定結果を書くボードっぽいのをおとしかけている。可愛い。
「あぇ?あ、あ!か、鑑定結果ですか!こ、これならゴブリンの魔石は99300、牙は45000、短剣が195000、弓が130300、ゴブリン水晶は890000パルです!ゴブリンキングの魔石は85000、杖は110000パルです!」
「···冠は?」「値段がつけられません!」「え?」
「このゴブリンキングの冠、ひっじょぉぉぉぉぉに珍しい品なので、正直、好事家の貴族がいくら出すのか、想像もつきません」
···てことは。「ゴブリン狩りで億万長者!?」やった!異世界きて早々、金の問題が解決したぞ!
1554600パル、かな?この世界の1パルが10円だから···1554万4600円!?ゴブリン狩りで金持ちになった!
「更に!全て高品質な上に状態も良いので、100000パル上乗せします!どうでしょうか!」1654万4600円!ひゃっほー!一生遊んで暮らせるぜ!(無理)
二人ともおかしなテンションのなか、買い取りは終わった。
「先程はすいませんでした」「いえ、こちらこそ」
鑑定室を出て我にかえった二人はとりあえず謝った。受付に戻り、お金を受けとる。
「宿がお決まりでないのでしたらギルド裏の宿屋にお泊まり下さい」
「分かりました。それでは、ありがとうございました」俺はギルドからでて、裏の宿屋に向かう。出る時に一騒動あったけど。
[安らかな眠り亭]
永眠の予感·····!




