11.可愛い
神様は20個くらい異世界を作ってるから家族、知り合いに会う可能性は低い。
「あ、神様···」目を開けるとそこには少し顔の赤い神様がいた。
可愛い。
「なっ!か、可愛いとか気安くいうんじゃない!」
「あ、ご、ごめん」俺の心を読んだらしい神様は更に顔を赤くして怒ってきた。あれ?さっきはからかってきたのに?でも可愛い。あ、
「だ、だから、やめてっていってるのに···」神様のキャラが変わってしまった。どうしたものか。
「あー、神様。先程はトンでもない粗相をしてしまい、申し訳ありません」とりあえず謝っておく。
「っ、い、いいよ、もう。過ぎたことさ」キャラ復活
「そ、それよりゴブリン、倒してくれたようだね。原因はゴブリンキングか。倒してくれてありがとう」
「ああ、いや、こっちも、最後は楽しめたし。」「そうかい?」
「ああ、楽しかったよ、怖かったけど」「それならよかった。他の地球人は全員町に転移したよ」
···他の地球人か···皆、元気にやってるかな。まだ別れてから1日程しかたってないにも関わらず寂しくなってしまった。
「まあ、元気出しなよ」
「ああ、大丈夫、そんなに気にしてない。ところで、俺、今からどうするんだ?」頼まれたゴブリン退治も終わった事だしノールスにいくのかな。
「えっ、も、もう少し話しをしないかい?」「ん?ああ、別にいいよ。」このあと神様と結構長く話した。何かやたら神様が質問してくるのだ好きな食べ物とか音楽とか。意味ないとおもうんだけど。
「なぁ、もうそろそろいっていいか?」
「えぁ、ああ。そうだね、それじゃ行こうか···これ、あげるよ」
「これは?」腕輪?
「いつでもここに転移出来る機能がついてるんだ、暇な時は遊びにきなよ。後、一つだけ効果をつけれるよ、と言っても強力なものは駄目だけどね」
「へー」凄い、のかなぁ?
「む、これあげてるの君だけなんだから喜びなよ」
「あ、そうなのか?なら、素直に感謝しとくよ。サンキュー!」ニカッと神様に向けて笑うと、顔を背けてしまった。
あー、やっちゃった。地球でも女の子に笑いかけると同じようにされたよなー。見てられないくらい酷い笑顔なんだろうな···
「そ、そんなことはないさ!君の笑顔は花が咲いた瞬間のように爽やかだよ!だからカッコょ···」突然何かを話し始めた神様だか途中で止めてしまった。
「どうしたんだ?」「な、なんでもない!もう早く腕輪の効果をきめてくれ!」「あ、ああ。じゃあ···」
神様チョロイン説について。つり橋効果的なあれかな?




