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第11話:沈黙の裁き

その後に訪れた静寂は、詩を味わうためのうやうやしい静寂ではなかった。限界まで張りつめたバネの静寂だった。ガルーックの完璧な滑舌も白リネンのローブも、もはや洗練されたようには見えず、怪物の上から被せられた馬鹿げた変装にしか見えなかった。


「お前は『強靭さ』について語ったな。お前は『神聖なる目的』や『約束の地』について語った。だがお前たちがここでやったことと言えば、他人の家を奪い、首に鎖をつけ、トンテキについてのくだらない詩を書かないからと言って『情緒的リハビリ』と呼び変えただけじゃないか!」

タルゴムは激しく咳き込みながらどうにか立ち上がり、震えつつもまっすぐな指先で緑の巨人を指さした。


ガルーックは甲羅の眼鏡の奥で目を細めた。父親のような態度は消え去り、自らの物語を否定された捕食者の圧迫感に取って代わられた。


「凡夫よ。お前は神学的な一線を越えつつある。オアシスの文脈を理解していないな——」


「理解しすぎているくらいだ! メダルが頭の中で俺に叫び続けているんだよ!」

タルゴムは、赤く怒りに満ちた光を放つ胸元の神聖な道具を叩いた。

「俺には鞭の音が聞こえる! 割れた背中の痛みが伝わってくる! お前たちが岩の劇場でバカみたいに手を叩いている間、彼らは川で血を流しているんだ! お前たちの言う『真の美』なんてものは、墓場の上に建てられたハリボテじゃないか!」


広場のオークたちが一斉に一歩踏み出した。穏やかな笑みは消え去り、外交的なローブで隠していた下の犬歯が剥き出しになる。錆びついたギターのブルースは乱れ、張られた弦が悲鳴のような音を立てた。死刑囚のすすり泣きに似た音だった。


最初に動いたのはガルーックだった。ヤシの木を揺らすほどの咆哮とともに、巨大な腕を破城槌のように振り抜き、タルゴムの胸を殴りつけた。その衝撃でタルゴムの体は宙へと浮き上がった。


タルゴムは三メートル後方へ吹き飛ばされ、円形劇場の平らな岩に叩きつけられた。衝撃の激しさで、赤い砂が煙のように舞い上がる。


「タルゴム!」

キキが駆け寄ろうとした。


だが届く前に、腕を組んだ二人のオークの戦士が立ちふさがった。一人は詩的なルーン文字が刻まれた儀式用の斧を手にし、もう一人は『神学的衝突における倫理規範』と題された巨大な本を抱えていた。


「我が選ばれし民を侮辱したな。この地に対する我らの神聖なる権威に挑んだな」

仮面も礼儀も脱ぎ捨てたガルーックが言った。彼はゆっくりと眼鏡の位置を直した。

「その罪の報いは一つしかない」


彼の背後では、判決を執行する兵士のように、大人のオークたちが列を成していた。


「情緒的異端罪、およびヘイトスピーチの罪により……『沈黙の裁き』に処す」


血を吐きながらどうにか体を起こそうとするタルゴムに向かって、戦士たちがゆっくりと迫ってきた。口の端から血が流れ、肋骨が折れているのを感じながらも、漁師は笑い始めた。


「俺に裁判を受けさせるだと……?」

残されたわずかな力を振り絞り、タルゴムが言葉を絞り出す。

「お前のロジックに従えば、俺たちも同等のはずだ。俺も神々に選ばれたんだからな……そうだろ、『神聖なるブタ野郎』?」


錆びついたギターの音がピタリと止まった。まるで誰かに弦を切られたかのように、突如として無音になった。苦痛に満ち、血に汚れたタルゴムの笑い声が、挑戦的な反響となって円形劇場に響き渡った。


ガルーックは踏み出した足を止めた。甲羅の眼鏡の奥の瞳が、怒りと疑念という危険な混ざり物で細められる。


「お前の神聖な立場と、我らの太古より伝わる神学的権利を同列に扱うな」

北風よりも冷たい声でガルーックが言った。


「それのどこが特別なんだ? 宇宙の宴会で酒に酔ったキキが書いた紙切れ一枚だろ?」

タルゴムは震える手の甲で唇の血を拭った。


オークの戦士たちの間で、キキの顔色が明らかに蒼白になった。彼自身、あの夜のことを思い出すのがどれほど気まずいかを知っていた(強い酒を飲みすぎ、カニに捧げる『自由な愛』の歌を歌ってしまったのだ)。


「そ、それは何世紀も前のことだし! 私はただ……コミュニティについての歌を歌っただけで!」

キキが動揺して弁明する。


「歌だと? ただの歌だったのか?」

ガルーックは神から目をそらさずに問うた。


キキは生唾を飲み込んだ。周囲のオークたちが視線を交わし合う。子供たちは手から巻物を落とした。トンテキの詩で泣いていた老女は、今や純粋な不信感の目でキキを見つめていた。


「酔っていたか素らだったかは関係ない。上位の存在が望んだからこそ我らの権利が存在するのなら……お前もまたシステムの一部だ。ゆえに……お前の異端行為は二重に重い」

ガルーックは再びタルゴムに視線を戻した。


『愛は平和』『暴力は何も解決しない』と刻まれた儀式用の斧が高々と掲げられた。『神学的衝突における倫理規範』の本が自ら開き、まるで現実そのものが詩的正義を要求するかのように、円形劇場の中央へと磁力で浮遊した。


一ページが光を放つ。


***【第7条】選ばれし者が設立聖典の定める神聖なる秩序に公然と疑問を呈した場合(特に目撃者が存在する場合)、『沈黙の裁き』に処す。期間は侮辱の重さに比例するものとする。***


「神聖なる詩の祭壇の前で、オークの神学的構造に対して直接的な情緒的異端罪を犯したタルゴムよ」

ガルーックが公式で厳かな声を響かせた。


子供たちは親の背中に隠れ、女性たちは刺繍用の絨毯を臨戦態勢で構えた。戦士たちは負傷したタルゴムを完璧な半円状に取り囲み、あらゆる逃バラ道を塞いだ。


「『沈黙の裁き』を開始せよ!」

ガルーックが両腕を突き上げた。


一人が漁師の左腕を掴み、もう一人が右脚を掴んだ。折れた肋骨と血を吐く身体を、同調した力で強引に持ち上げる。


完全な静寂が訪れた。ヤシの木々の間を吹き抜ける風すら音を立てるのをためらうようだった。オークたちは、千回も繰り返してきた太古の儀式のように、完璧に同期した洗練された動作でタルゴムを円形劇場の中央へと引きずっていった。


そこには、ほんの少し前までガルーックがトンテキの詩を朗読していた場所に、長方形の平らな石が鎮座していた——『沈黙の石』だ。刻印も装飾もなく、ただ灰色で、触れれば冷たいだけの石だ。


戦士たちはタルゴムの身体を硬い表面の上に乱暴に放り投げた。鈍い音が響き渡り、居合わせた者たちの耳に届く。


「期間は……どれくらいなんだ……?」

キキが震える声で尋ねた。


「罪は極めて重い。我らの実存主義神学に対する直接的な侮辱……しかも目撃者の面前であり……」

ガルーックは頭の中で第7条を精査し、ドラマチックな間を置いた。

「……詩の祭壇の前での罪だ」


彼は厳かに両腕を広げた。


「三日間だ」


その後に訪れた静寂は、あまりにも重く、まるで手で削り出されたかのようだった。キキは口を開けたが、言葉は出なかった。ただ震える息が漏れるだけだった。


「太古の詩的評議会によって定められた神学的大令に基づき……タルゴムは丸七十二時間、『沈黙の裁き』に処される」

ガルーックは周囲を見渡しながら長々と間を置いた。

「この間、いかなる音を発することも許されない。彼が身振りや筆記で意思疎通を試みたとしても、誰も応じてはならない。指名された護衛によって常時監視される。そして、この規則を破った者は……誰であろうと倫理的共犯者とみなす」


円形劇場の奥から二人のオークの戦士が進み出た。腕には黒い包帯が巻きつけられており、誰かを縛り上げる準備が整っているかのようだった。


ガルーックが頭を下げて合図を送る。戦士たちは沈黙の石の上に横たわるタルゴムへ近づいた。一人が灰で染められた分厚い布を取り出した——聖なる口輪だ。もう一人は頑丈な革で作られた太いベルトを解いた。


言葉もなく、一人が漁師の足を押さえ、もう一人が傷だらけの肩を締め上げる。


タルゴムは動こうとした。深呼吸をし、何かを叫ぼうとした……それが最後の罵倒であったとしても。だが口を開く暇もなく、口輪が覆いかぶさった。


血の滲む唇、痛みに噛み締められた顎……すべてが覆い隠された。それ以上、言葉が漏れ出ることはなかった。顔面に密閉された布越しに、押し出された息が漏れるだけだった。牢獄の扉が閉まるかのような鈍い音とともに口輪が固定される。オークの戦士たちは素早く動いた。首の後ろでベルトを締め上げ——脱げない程度の絶妙な強さで固定し——分厚い革の帯で手首と足首を石の両側に縛りつけた。


タルゴムは数秒間抗い、腕を上げようとした。……だが、その仕組みは巧みだった。動けば動くほど、傷ついた身体にベルトが食い込んでいく。折れた肋骨が悲鳴を上げ、うめき声が口輪の中で押し殺された。


その音に応える者は誰もいなかった。

キキが一歩踏み出そうとしたが、ガルーックは見もせずに手を掲げて制した。


「干渉するな」


後ろで見守る子供たちの中には怯える者もいれば、興味津々な者もいた。(一人が「触ってもいい?」と呟き、即座に母親から平手打ちを喰らっていた)。

お読みいただきありがとうございます!


オークたちの「神聖なる論理」を論破したものの、圧倒的な暴力と「制度」によって『沈黙の石』へ拘束されてしまったタルゴム。

声も身動きも奪われた状態で叩きつけられた72時間のペナルティ……この窮地をどう脱するのか!?


【更新情報】

スタートダッシュとして【1日4〜5話ペースで爆速更新中】です!


「ガルーックの不気味なレスバ力がやばい」「タルゴムがボロボロすぎて可哀想だけど熱い」「次回どうなるの!?」と思ってくださった方は、ぜひ作品ページ下の【ブックマーク登録】や【ポイント評価(★★★★★)】で作品を応援していただけると嬉しいです!


第12話もすぐに更新されますので、どうぞお楽しみに!

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