第十二話 電源を確保しよう!電気を生み出す「ソーラー飛行船」
今まで色々な提案をしてきたが、大体が電動化のお話だった。
さて、結局のところ、電気の消費量が大幅に増えてしまうだろう。
どうしようかな、、、
ということで、考えたのが移動可能で
自然への負担がほとんどない飛行船ユニットである。
今まで原子力発電を船舶で行ったらどうかなと思っていた。
某国の空母は原子力を動力源にしており、ほぼ補給がいらない。
戦闘要素を無くし、発電ユニットオンリーの電源船を開発。
その後、港湾施設から電気を都市部に配送する。
何かある時は、電源船自体を移動させる感じである。
しかし、原子力という制御が複雑なものを
何のノウハウもなしに使うのは危険ではある。
この切り離し可能な電源ユニットは結構使えるとは思うのだが。
そこで今回考えたのが、飛行船モデルである。
飛行船が浮くのは、
単純に通常の空気より軽い気体を利用しているから。
飛行船は輸送用としても考えたが、まだ答えが出ない域である。
そして電源ユニットとしての飛行船を思いついた。
飛行船本体にソーラー発電ユニットを張り付ける。
今なら曲がるものまであるという。
これの利点は、固定設備ではないため、
天候のいい場所に移動して常時発電できることだ。
さらに、推進用のプロベラ部分だが、
これを回すと電力が起きる風力発電用にも活用できるよう改造する。
風力と太陽光の2重の発電が可能で、なおかつ移動できる。
通常の飛行機のように、燃料はそれほどいらないし、
場所自体が空中だ。
製造できるだけ製造して、空中での発電所として利用可能。
電力は蓄電器に送る。
うむ、高効率のバッテリーへ電力を送り、
電動化した各種のモビリティ用に蓄電するのだ。
メガソーラーや家庭の屋根を使うタイプとは異なり、
空中に浮かび移動する飛行船型発電所。
天気のいい日は山間部や海の沖合に浮かべておき、
充電が済んだものを配電設備に卸す。
メンテも飛行船本体を専用設備に移動させられるので、
比較的に楽。
ソーラー設備も風力発電部も、
次世代に合わせたアップグレードが可能だろう。
老朽化問題を抱えても、飛行船の廃棄と新造で済む話だ。
まあ飛行空域には制限ができるかもだが、
通常の旅客機より低高度を飛ぶため、それほどの制限は受けないはず。
洋上風力やメガソーラーの弱点を克服したと言えるのでは?
被災地への電力供給も可能だ。
なにせ飛んでいるから!
さらに地球温暖化を逆手にとって、
温度上昇による新たなタービン発電を考えてみた。
まず洋上に浮かぶ大型船を用意する。
電源船だが、
夏の強烈な太陽光を集光して海水を水蒸気にしタービンを回す。
この船の特徴は、熱の効率利用とソーラー発電によって
生まれる電力をつかったタービンの補助だ。
船自体はレンズや反射鏡を利用した集光設備を備えることにする。
真夏の海水温度は30度に達するが、
都市部の道路付近は40度以上だ。
この温度差は、アスファルトの熱吸収が大きいのだろう。
つまり、太陽光を集光するなら熱を吸収し、
より安定して高熱を蓄積する物質にするべきだ。
この集光部分に水を通して熱することで、タービンを回そう。
しかし、上記だけでは、水蒸気の勢いが足りないだろう。
そこでこの電源船にはソーラー発電ユニットを搭載する。
船なのでどうしても前後の概念が入る。
集光するには円形の発電ユニットが理想だが、
船だし移動もするのでそれは不可能。
だから、集光による発電ユニット以外の船部分にソーラーを増築。
ソーラーによりできた電力をタービンの回転補助に使う。
電動アシスト自転車のように回転補助は可能であると思う。
ソーラー発電よりタービン一回まわすほうが電力効率がいいはずだ。
どちらも太陽光を使ったものだが、これも船舶なので移動可能。
つまり、光が最も降り注ぐ場所を目指して移動できるし。
移動時にも電動式スクリューなら燃料いらずである。
色々考えてみると、太陽光や風力発電は
そのユニットを自由に移動できるようにしたほうが効率がいい。
そして、太陽光はこれからも降り注ぐだろう。
ほぼ永遠無限のエネルギーである。




