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第十話 島型宇宙船「JAPAN」の夜明け!ミッション「食料自給率を上げてみよう」2日目

前回は、食料を自給できるように考えたら、肥料が自給できていなかった!

という気づきを得た。


正直なお話だが、

下水処理施設を改良して肥料を得るというのは、まだまだ難しい。


まず、働いてくれる人を見つけないといけない。

この人手不足の中、そんな貴重な人材がいるとは思えない。


科学者なら分からないでもないが、

彼らは研究で携わることがあっても生産力にはならないだろう。


そして、この肥料工場は、

衛生環境が悪いという欠点があるにもかかわらず、技術力がいる。


そう優秀な技術者でないとこのプラントは動かせないのだ。


日本の根幹に関わる超重要職であるにもかかわらず、

職場環境は劣悪になってしまう。


もはやロボが開発されるのを待つのが正解であろうか?


SFで世代交代を続けながら、宇宙を旅する移民宇宙船がある。


こういうのに使われていそうな循環型の技術だが、

今実行するには手作業が必要かもしれない。


無理だな、、、


そこで今回は別の視点に目を向けることにした。


古来より稲妻という言葉が示す通り、

雷が落ちると豊作になるそうだ。


落雷が起きると空気中の窒素なるものが、

土壌に溶け込むため天然の優良な肥料となる。


うむ、別にプラズマや電気を使って

肥料を作成しようというわけではない。


一応あるにはあるが、肥料の価格が高くなる。


肥料は、食料を作る根幹に位置しており土台にあたる部分、

ここで価格が高騰すると物価高が収まらない。


なので、ここは輸入する。


ただし、今までの取引先とまた違う場所に

目を付けることにした。


南米ベネズエラで、落雷による肥料作成工場を建てるのだ!


現地の人の同意が必要だが、景観などにも配慮して、、、

というか普通に囲いをして土を置くだけ。


ほぼ牧場と変わらないし、何か飼うわけでもない。

花が咲いてもいいが日本に輸入できるかな?


なんでいきなり南米なのか?


実は世界で最も雷が落ちる場所がベネズエラにある。


地元の人は気の毒なことだと思うが、

その自然現象は日本にとって救いとなる可能性を秘めている。


年に300日、落雷するそうだし、この土地で原料を搬入、

落雷を待って肥料の熟成させる。


言っておくが、土壌がおかしくなるものを搬入する必要はない。

そもそも必要なのは、良質な土である。

虫や病気が存在してはいけない。

そんなことでは、日本に持ってこれないから。


それとあくまでも環境に配慮する必要がある!

何が原因で落雷するのか、不明な要素が多いのだ。


基本的に自然を保全しながら、落雷を待つ!


何もしなくても、雷は落ちるので土を買うだけでいい。


でもそれだと土壌が変わりそうなので、

わざわざ工場化するのだ。


多分機械を入れると言っても、土を搬入したり。

無事肥料化した土壌を袋詰めしたりするだけだろう。


特に汚染物質はないし、汚染しては逆に困る。


とにかく、ここで日本の貴重な肥料を醸造しよう。


全然足りない?


大きさ1キロから5キロに

全く問題のない土壌を持ち込み、落雷で肥料化するのだけど


なにも1年待つわけでもない。


肥料化したら、どんどん入れ替える算段だ。


最初は技術がいるかもだが、

将来的には現地の方に経営を譲る。


肥料ビジネスは儲かるだろうし、

日本のような自然を保全するのにも役に立つと思う。


ただ、落雷から人を守る設備が必要そうだ。

避雷針かな?

肥料化が促進されるし、安全面も強化できる。


でも念のため、絶縁スーツを着てもらおう!

この事業に携わる現地の人は、立派な科学者で技術者だ。

怪我したら大変だ!


とりあえず、窒素系肥料の調達に目途が付きそうだ。


それにしても、

避雷針を使えば自然エネルギーで安価な肥料を作れそうだ。


日本でも一時期なら作れそうな気がするが、、、

気の迷いかな。

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