第九話 石油からの脱却その2「生活必需品の見直し」
私達の周りには、石油からできている製品が満ちている。
しかし、時代はカーボンニュートラル、
その波は大きく、紙のストローまでが使われ始めた。
今、石油危機という大きな波が再び、日本を襲っている。
前回は運送についてだったが、
今回は身近なものに目を向けてみよう。
石油製品はとても多い。
石油の利便性は、色々なものに変化すること。
他の素材だと、
おそらく使用用途によって素材自体を変える必要があるだろう。
多用途に向けて、一つの資源で対応できるので、
とりあえず仕入れれば失敗しないという感じではある。
ふむ、汎用性こそが石油の強み!
しかし、それは他のもので代用できないのだろうか?
例えば、プラスチック製品、そもそも石油原料であるし、
燃料以外で最も使われている製品の一つと言える。
ただし、よく考えてみたら分かることもある。
食器から収納まで、幅広く使われているが、
代用品として木材はどうだろうか?
従来の木製にするというわけではない。
木材や植物を粉々に破砕して、粒子状にする。
その後、圧縮して固めるのだ。
石油は古代のプランクトンが堆積、
様々な要因により熟成した代物らしい。
しかし、製品に必要なのは防水性とか抗菌性とかである。
そう石油にこだわる必要はあまりない。
型にハマって容易に加工できるなら砂でも何でも構わない。
水の弱いのではないか?
今のカップラーメンを想像してみよう。
お湯につかって3分でできるわけだが、
食感はとても良く今は時間経過でのびることすらないようだ。
反対に薬などの錠剤に目を向けると
それなりに硬く固まっている。
どちらも身体に摂りこむことが前提であり、
石油製品は使っていないはずだ。
強度の問題?
そもそもダイヤモンドは炭素の高圧縮でできたものだ
大体、圧縮すれば強度は上がる。
素人考えだが、コンクリートと同じ形態にしてしまえば、
どんな素材であろうと同じになると思う。
何故かって?
地球という惑星の成り立ちは知っているだろうか?
恐らく色々考えることはあるだろうが、
多分、全ての元は砂のような粒子と生物の残した財産が
今の状態に繋がっていると考える。
石油自体が生物由来であるのは知っているはずだ。
そして、極限まで不純物を無くそうとすると、砂のようになる。
砂の加工には、かなりの熱エネルギーが必要だが、
コンクリートはそうではないだろう?
コンクリートの強度を上げているのは砂だと思うが、
それらを繋ぎ合わせている物質は植物由来であると思う。
地球は岩石惑星であるが、その本質は砂だと思う。
鉄などの鉱石はあるが、
それらの加工には一応に高温の熱を使う。
そして、結合性を上げるのに、生命由来の素材が使われる。
だが、全ては原子で出来ていると少し前の与太話で書いた。
要するに、
物質と圧力と熱でどんなものでも加工が可能だということだ。
どれだけのエネルギーと労力、そして素材が必要か?
そこに問題があるだけだ。
石油は生命由来である素材だ。
なら同じく生命由来のもので代替可能だと思う。
おそらく、やろうとすれば石油自体を生成可能だろう。
ただ今の技術では,生成過程を再現できないか、
コストがかかりすぎるのだろう。
真珠やダイヤモンドを考慮すれば、
実は条件次第でなんでも作れると言える。
金だって、
恒星を爆発させるほどのエネルギーが得られれば可能なのだ。
ただ今の人類にとって、
手に届かない領域の物語だから思考の中にすら浮かばないだけだ。
さて、木材や植物由来の砂は加工しづらいものだろうか?
コストはどのくらいか?
タンクに詰まるとかある?
そんな問題はコンクリートの扱いでもう解決済みでは?
そんな問題はカップ麺で解決済みではないだろうか。
重さ?
それは配合次第だ。
食料との競合?
食べ物にならない雑草すら資材になり得る。
なにせ、完膚なきまでに粉々にするのだから。
ちょっと樹脂を混ぜれば強度も上がるだろう。
植物由来の樹脂を混ぜればね。
菌の繁殖?
サビないし、低温の熱処理を加えれば繁殖しないだろう。
コンクリ状態なので、どこにも菌の居場所はない。
未来技術として、本当に使えるか?
それはどうかはわからない。
そもそもから素人考えであるし、実験を経たわけではない。
しかし、考え方は一緒だ
何物にも捕らわれない、
逆転の発想が意外と問題解決の一助になるのである。




