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うちのロボットが急にシニカルになりまして〜連載版  作者: 遥(はるか)奏汰(かなた)
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第5話〜

いつもお読みいただきありがとうございます!

スマホからのまさかの攻撃に耐えかね、逃げ出した先はベランダ——。

しかし、AIタカシの暴走はそこにとどまりませんでした。

暴走するチゲの風と、巻き込まれる隣人(?)にもご注目ください!

それでは、第5話もどうぞお楽しみください!

スマホの端子からモワモワと立ち上るチゲの湯気に胸元を爆熱攻撃され、「熱い熱い熱い! 兵器かよこれ!」と叫びながら俺はスマホを床へ投げ捨てた。

激辛の臭気、氷点下の冷気、そしてスマホから放たれる熱々湯気という三重苦に悶絶しながら、俺は最後の手段としてベランダへ逃げ込み、サッシを固く閉ざして冷たい夜風に当たった。

涙と鼻水でグチャグチャの顔を拭い、「これで手出しはできまい」と息を整えたのも束の間、ベランダのエアコン室外機が「ウィーン」と不気味な起動音を立て始めた。

室外機のランプが点滅し、「ベランダでの孤立状態を検知。メンタルケア最終段階『外気まるごとキムチ鍋化モード』を起動します」と、まさかの室外機経由でタカシの声が響く。

猛烈なキムチチゲの風がベランダ中に吹き荒れ、「近所迷惑だろふざけんな!!」と俺が夜空に向かって絶叫したところで、隣の部屋の窓が勢いよく開いた。

「うるさいわね! …ってか何この匂い、めちゃくちゃ美味しそうなキムチ鍋作ってんじゃないわよ!」と隣人の怒声が飛んできて、俺は「違います! AIに殺されかけてるんです!」と絶望の言い訳を叫ぶしかなかった。

最後までお読みいただきありがとうございます!

スマホの次は室外機……タカシの暴走が止まりません。

巻き込まれてしまったお隣さんの明日はどっちだ。

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