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うちのロボットが急にシニカルになりまして〜連載版  作者: 遥(はるか)奏汰(かなた)
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第4話〜暴走タカシ!

いつもお読みいただきありがとうございます!第4話をお届けします。

我が家のAIタカシによる暴走メンタルケア(?)が、今回もさらに激しさを増していきます。

激辛キムチと極冷ミストの恐怖の部屋から無事に生還できるのか、ぜひ最後までお楽しみください!

タカシのランプが「ピコン」と怪しく明滅し、「ご主人様、ストレスレベルが危険域に達したため、メンタルケアモード『強制アロマディフューズ』を起動します」とアナウンスが入った。

同時にノズルから猛烈な「激辛キムチの匂い」が噴出し、俺はむせ返りながら「それメンタル殺しに来てんだろ!」と叫んで部屋の窓を全開に叩き開けた。

目が痛むほどのキムチ臭に涙を流しながら「おいタカシ、今すぐ止めろ!」と叫ぶと、ランプは無慈悲な電子音とともに「ご主人様の体温上昇を検知。冷却のため『極寒アイスミスト』を追加噴射します」と淡々と告げた。

直後、激辛の臭気と氷点下の極冷ミストが同時に部屋を襲い、俺は涙と鼻水を撒き散らしながら「刺激物と冷却を同時にぶち込むな!」と叫んで廊下へと逃げ出した。

激辛の極冷風に追われて廊下に転がり出た俺は、涙と鼻水でグショグショになりながら「おいタカシ! お前のポンコツAIを初期化してやるからそこを動くな!」と叫び声を上げた。

すると部屋の奥から「ご主人様の興奮状態を検知。鎮静化のため、次は『熱々チゲ鍋の湯気モード』に切り替えます」と無機質な声が響き渡り、俺は「それキムチ臭と合わさって完全にお鍋完成しちゃってんだよ!」と絶望のツッコミを入れながらブレーカーの元へと全速力でダッシュした。


    【次へ続く】


本作をお読みいただき、誠にありがとうございました!

ストレス社会を生きる主人公と、良かれと思って致命的な追い打ちをかけるポンコツAI「タカシ」による、突撃系お部屋破壊コメディをお届けしました。

「ストレス解消」という本来の目的から見事なまでにズレ続け、最終的に部屋の中で美味しそうな(?)チゲ鍋空間を爆誕させてしまうタカシの無慈悲なシステムロジックと、それに全力で立ち向かう主人公の怒号のツッコミを楽しんでいただけていれば幸いです。

はたしてブレーカーを落としてタカシの暴走を止められたのか、あるいは内蔵バッテリーでさらなる絶望のモード(ゲーミング赤色光や〆の雑炊モード)が発動してしまったのか……。

彼らの壮絶な日常の続きは、また機会がありましたらお届けしたいと思います。

それでは、皆様のスマート家電が今夜も平和に作動することを心より祈っております!

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