#62.マゾ殺しの稲荷白狐
稲荷白狐VSマゾ狩り女子会
国民総マゾ化社会で世間が平和になりきっていた頃、一つの事件が起きた。
一匹のマゾがイジめて貰える事が嬉しくて野ション&嬉ションをしたのだ。
しかしそのションベンした場所が悪かった。
何とそこは稲荷白狐が宿る鳥居を模した絵が壁に描かれていたのだ。
通常であれば、街に数十万とあるであろうこの手のイラスト。
しかしこの時たまたま稲荷白狐はここに居たのだった。
マゾからションベンをかけられた稲荷白狐は激怒した。
『妾がどれほどの信仰に神力を得ているか、思い知らせてやるわ。』
こうして、稲荷白狐による未曽有の大災害『マゾ殺し』が行われる。
~翌日~
イジめて貰えた事が嬉しくて、壁にある鳥居に気付かずにションベンした
愚かで哀れな人類を最大の危機に晒す事になるマゾは幸いにも、
事件翌日に早速殺される事となる。
マゾがご主人様の椅子になりながら、アナルビーズを挿入されている。
マゾはご機嫌そのものだ。
しかしそこへ突然、壁をすり抜けて白髪狐耳の巫女少女が現れた。
『貴様か、妾の居所を汚した愚か者は。
まずは貴様から手始めにその命を頂こうか。』
そう言うと稲荷白狐はマゾの口を手で抑え込んだ。
マゾはロリ娘の手の平の匂いに興奮して勃起した。
しかし次の瞬間、無慈悲な稲荷白狐の呪符により、
マゾのおチンポンは切断されてしまった。
「ヒ、ヒィィッ!?」
突然の事にワケがわからず慌てふためくマゾ。
ご主人様は真っ先に逃げ出して鍵を掛けてしまった。
「あぁ、ご主人様!!」
しかし稲荷白狐はマゾを逃がさない。
マゾの乳首をチロチロと舐め始めた。
「あ...あ、良い…。」
つい先程おチンポンを切り取られたばかりなのに、
この愚かなマゾはすぐに興奮し始めた。
もちろん、勃起するモノはもう無い。
しかし、最高の背徳的な快感を与えながら稲荷白狐は
マゾに天罰として文字通りの天からの雷撃を与えた。
「ぎゃひぃーーー!?」
マゾの身体を1000万ボルトの電流が流れる。
マゾはこれで死んだかに思われた。
しかし不幸にもマゾは死ねなかった。
身体が上手くアースを取ってしまい、まだ生きていたのだ。
『フン、ならば古典的手法で行くとするかのぅ。』
稲荷白狐はマゾの首を尻尾でぎゅぅっと絞めた。
しかしマゾにはそれさえも一つのプレイのように思われた。
しかしプレイと違ったのは、決してその尻尾が二度と
離される事は無かった事だ。
マゾはロリ狐娘に殺されるという最高に情けない死に方で
エクスタシーを迎えていた。
稲荷白狐はコレを機にマゾ全てを殺そうと決意するのだった。
~翌日~
リナと玲奈はテレビを見ていた。
するとニュースで昨日のマゾが遺体で発見されたと報道された。
「へぇ~、マゾが殺されたんだってさ。
コレ、普通の殺人事件でたまたま被害者がマゾだっただけだよね?」
しかし報道では、死因となった首元に尻尾のようなもので巻かれた跡、
と鑑識があった事を伝えていた。
「何だろう、尻尾?…考えても分からないけれど…
何だか嫌な予感がする。マゾ達、無事だと良いのだけれど…。」
そしてこの夜から、稲荷白狐によるマゾ大虐殺が始まった。
まずは手始めに、マゾ達が集まる違法薬物バーへと足を運んだ。
そこではマゾ達が恍惚の表情を浮かべながら気持ち良くなる煙を嗅ぎ、
前後不覚のフラフラ状態になっていた。
『フン、マゾどもめが。』
稲荷白狐は幻惑の粉と言う呪具を用いた。
コレを振り撒くと人は幻想の快感の中で死んで行くのだ。
マゾ達はコレを嗅がされて次々とバタバタ倒れて行った。
その表情はどれも幸せそうであった。
次に稲荷白狐はマゾ向け風俗店舗に出向いた。
そこで店側の人間を眠らせて、マゾ達の前に現れた。
『ホラ、尻子玉から魂を抜いてやるから、ケツを見せてみぃ。』
素直に尻を向けて来たマゾ達の尻穴から魂を引っこ抜く白狐。
抜かれる瞬間マゾ達は「オホッ」と白目を剥き、そのまま果ててしまう。
まさに快楽死と呼ぶに相応しい死に方だった。
このようにして翌日、稲荷白狐は多数のマゾを殺した。
そしてマゾ神とリリスも翌日のニュースでコレを見ていた。
「マゾ神様、このニュースちょっとヤバくないですか?
マゾ達ばかりが昨日だけで88人、殺されています。」
「88人だと…?偶然では無いな、明らかな殺意。
いや、大量殺人としてもコレは異常な数。
確実に大規模テロか、組織犯。もしくは…
神や悪魔の仕業だろうか。」
「悪魔はこんな大々的にはやりませんわ。
可能性があるとすれば悪神でしょうね。
だけどそれにしても、コレは本当に大事件ですよ。」
マゾ神はすぐにマゾ狩り女子達を招集した。
彼女達は既にマゾ狩りへの情熱を失しており、
一般女性として暮らそうとしていた矢先であった。
「お前らも知っての通り、とんでも無い事件が起きた。
もうお前達はマゾ狩りに興味が無いのかも知れない。
だが、今のお前達があるのは確実にマゾのお陰だ。
すまないがコレは私からのお願いだ。
マゾ達を助けてやってくれ。コレ以上あの子達が
傷付けられ...いや、殺されるのを許したくないんだ。」
マゾ神の切実な願いに、マゾ狩り女子達は頷いた。
かつて大きな事件を共に背負ったそのトップに居た存在だ。
彼女達にとっては親以上の何かを感じていたのかも知れない。
綾が言う。
「次に狙われるとしたら、マゾダンスクラブね。
おそらく最大のハコ、『テメジイ』かしら。」
マゾ狩り女子達はテメジイへと急いだ。
~マゾダンスクラブ・テメジイ~
マゾ狩り女子達が到着した時、既にマゾ達は全員殺されていた。
このダンスクラブは満員であれば500人は入るハコだ。
「とんでもないマゾ達のマゾ臭と死臭…吐きそうだわ。」
しかしその最奥に、白髪狐耳に巫女服姿の少女がいた。
マゾ神が話しかける。
「お前か、マゾ達を殺して回っている不届き者は。」
『ほぅ、お主、神仏に近い人間か?纏っておる気が違うのぅ。
他はまぁ、おぉ、西洋の悪魔もおるでは無いか。』
リナが稲荷白狐を問いただす。
「アンタは一体何者で、何が目的なの!?」
『妾は稲荷白狐。お前達が信仰を寄せる神社の神じゃ。
もっとも、神は扱い方次第で悪神にもなる。
あのマゾは禁忌を破りおった。
だから妾は、全てのマゾを殺す。』
コレまで、マゾ狩り・マゾ潰しと言ったものは行われて来た。
しかし命まで奪う事は無かった。
今回はマゾ達にとって最も過激な究極の責めである。
いや、責めと言うよりもコレは完全なる一方的搾取だ。
「全てのマゾを殺すなんて、正気なの?」
『フン。現代の人間どもは神仏を恐れぬじゃろう。
だから、今一度思い知らしめてやるのじゃ。
神を冒涜すると言う事がどれほど恐ろしい事かをのぅ。』
杏がそれに噛み付く。
「全てのマゾをってのはやり過ぎだろ!
絶対に阻止させて貰うぜ、アタシ達全員なら大丈夫だ!」
『フフ、本当にそう思うか?』
稲荷白狐はその呪力の一端を解放した。
周囲を黒い霧と竜巻が取り囲んだ。
綾が驚きの声をあげる。
「コレは…とんでも無く禍々しいわ、近付けない…」
『そこにおる神のなり損ないや西洋の悪魔も妾には勝てまい。
ましてや残りの単なる人間風情では全く相手にならぬ。
無駄な争いは止せ。妾は其方達の命を奪うつもりは無い。』
玲奈が白狐に尋ねる。
「だけど、マゾを殺すのは止めてくれないのでしょう?」
『あぁ、止めぬ。しかしもし、どうしても止めたいと言うのなら
死んだゴミマゾ共に対して復活の儀を行えば良い。
マゾ達に口づけをしたり性器を最適な刺激でイジったりすれば
あ奴らは甦る事が確認されておる。『マゾ戻しの儀』と言うヤツじゃ。』
その時、一匹のマゾがフラフラとこのダンスクラブに入って来た。
「入って来ちゃダメ!」
そう言う制止も聞かず、結果的には一瞬で白狐に取り込まれる。
そして尻尾で性器をサワサワされて射精してしまう。
しかし次の瞬間、尻穴から呪具を突き刺される。
「お”ぐっ!?」
呪具は見事に前立腺を潰す勢いで刺さり込んだ。
それによりマゾは大量射精をして、そのまま果ててしまった。
『ホラ、良い検体が出来たでは無いか。
さぁ、お前らの誰か、このマゾに口づけを出来るか?
死者の身体はすぐに感染性の細菌が大量発生する。
特にマゾの場合はマゾ菌がうつるぞ。』
しかし、そんな白狐の言葉を恐れずにリナが飛び出す。
「こんなの、やってみるしか無いでしょ!
マゾ菌?知らないわよ、アタシがマゾになったら、
玲奈が喜ぶだけじゃん!!」
そしてリナは躊躇せずにマゾに口付けした。
そしてマゾの肺に自らの息を吹きいれた。
【ドクンッ】
マゾの心臓の鼓動が聞こえた。
「も、どった...?」
すると、マゾはゆっくりと目を覚ました。
「アレ、ボクは一体何を…?
ウッ、肺からエッチな匂いがする…」
マゾは自らの肺に吹きいれられたリナの匂いに興奮し、
たまらず勃起してしまう。
玲奈が感動の声をあげる。
「凄い、本当に蘇ったわ!
だけど白狐、アナタは何百人ものマゾ達を殺すのでしょう?」
『まぁ、そうなるな。良いでは無いか。
これからの一月の間、妾が殺すマゾと貴様らが蘇らせるマゾ、
どちらの方がより優れているのか、勝負じゃ。』
こうして白狐の一方的な提案により、とんでも無い戦いが始まった。
際限無くマゾ達を殺して行く稲荷白狐と、そうして殺されたマゾ達を
様々な手法・刺激を駆使して蘇らせるマゾ狩り女子達。
マゾを巡るこれまでの数多くの事件の中でも究極の、
マゾの命を賭けた戦い。
メディアでは報道がなされ、マゾ達が怯えて街は大混乱となった。
各地で反マゾ運動が起こったものの、一度得た性癖は戻らない。
こうして社会と人間の命を賭けた大騒動は経済停滞を引き起こした。
この日、全てのインフラが停止して、街は大混乱の渦に巻き込まれた。
しかし稲荷白狐は容赦なくマゾを見つけては殺し続けた。
マゾ狩り女子達はその後ろを追いながらもマゾを蘇らせ続けた。
しかしコレを続ければ続ける程、マゾ狩り女子達に疲れの色が見え始める。
そしてついにマゾ狩り女子達は、限界を迎えてしまうのだった。




