#49.マゾバトル生配信
無抵抗なマゾ客
リナ達が新たに開いたマゾファイトクラブ。
その噂は瞬く間に広がり、ついにはYoutuberがファイト(調教)の様子を
生配信させて欲しいと言って来たのだった。
リナが言う。
「別に生配信は構わないけど、リスナーさん達に恥ずかしい恰好を晒す事に
なっちゃうけど良いの?マゾ系で売ってる人?」
「いや、いくら手足を縛られてもオレ様はお前達なんかには負けない。
勇敢なオレ様の雄姿をリスナー達に見せてやるんだ。」
「(そもそも、女子と戦って勝っても自慢にならないと思うけど)
ふぅん、どうなっても知らないよ。まぁ良いや。
ほえ面かかせてあげるから、サッサと後ろ手になりなさい。
あと、足も足枷付けさせて貰うからね。」
「ふふ、こんなの余裕だぜ。ハンデはこれだけで良いのか?」
「・・・・(呆れ顔)うーん・・・それじゃあ、目隠しする?」
「ふん、良いぜ。それでもオレ様なら勝てる!!」
(コイツ、確実にアホだわ。
だけど惨めな負け姿を晒させたら良い宣伝になるわ。
こうなったら徹底的にイジめ抜いてやるんだから。)
Youtuber名『勝ち組』と言うその男は、余裕の笑みを浮かべていた。
(…だけど妙ね、さすがにアホでもわかるんじゃない?
こんな状態からアタシに対しての勝ち筋なんて無い。
だとすると…何か卑怯な手を使うつもりかしら?
超能力者?だけど全ては封じてあるし…く、わからないわ。)
「ふふ、どうしたんだい?
もしかしてオレ様の圧倒的なオーラに怖気づいたかい?
さぁ、もう既にカメラは回っているんだ。
こちらから行かせて貰うよ?」
リナは構えた。
もしかするととんでも無い攻撃手段を持っているかも知れないと考えると
どう防御をして良いのかすらわからなかった。
「・・・!?
あ、アレ!?手も足も動かない…ヤバい、これじゃあ身動きが取れない!
あ、目隠しまで…ヤバい、これじゃあ何も出来ないじゃないか!!」
リナは確信した。やはり、コイツはアホだ。
安心してリナは勝ち組の鳩尾にボディブローを入れた。
「ぐほっ!?」
コレを打たれると大抵の素人はまず相手に対する屈服心が生まれる。
『もうこの相手には勝てない。早く許しを請おう』と思ってしまうのだ。
「あ・・・が・・・あの、すいません、ナメてました・・・。
ま、負けで良いです、負けさせて下さい。何されるか怖い・・・。」
しかし、リナは冷たく返した。
「ハ?今更何言ってんの?余裕綽々だったじゃん。
好きなようにさせて貰うよ、それがアタシのやり方だから。」
リナは男の睾丸を掴んだ。
男はもうリナに勝てないと悟り、懇願する。
「や、やめて下さいやめて下さいやめて下さい!!
それ、怖いです!潰さないで!!ヤダヤダヤダヤダ、
ボク本当は凄く弱いんです、軽く握られても気絶しちゃう。
だからお願い、ボクに何もしないでぇ~!!!!」
勝ち組は情けない声で甘えて来た。
もちろん、リナは一切気をやらない。
リナは勝ち組の睾丸を針で軽く突いた。
勝ち組はビクンッ!と身体を震わせて、失禁してしまった。
「げ、汚!!
お前何やってんの?ちょっとさすがにマゾ過ぎん?
コレ、漏らした落とし前どう付けるの?」
「あ・・・あが・・・・。」
勝ち組は恐怖におののき、何をする事も言う事も出来ない。
そこへリナのお仕置きが飛んで来る。
「あっそ、何も言わないんだね。
それじゃあ遠慮なく、身体で遊ばせて貰うから。」
そう言うとリナは勝ち組の身体中をフェザータッチでくすぐった。
「ア、アヒャヒャヒャビャ・・・それ・・・ダメぇ!!」
まるで犯されている女のような反応を見せて、勝ち組は完全に堕ちた。
リナは緩み切った勝ち組の尻に電動バイブを差し込んだ。
「うお!?」
突然の衝撃に勝ち組が情けない声をあげる。
そして、失禁したはずの股間からは再びおしっこが漏れた。
「え、嘘でしょ・・・ダサ過ぎ・・・。
快感に弱過ぎる男って、力が無い男より下だよね。
アタシ達マゾ狩り女子から比べたら何一つ勝つ部分が無いね。」
勝ち組は身体中がカァーっと熱くなった。
辱められている、しかも可愛い若い女の子に。
そう思うだけで彼の中にあるマゾ心がドクドクと鳴り始めた。
「あ、ヤバいヤバいヤバいですヤバいです、イ、イクッ!!」
そう言うと勝ち組は触れもしないで射〇精してしまった。
「ハァ・・・ハァ・・・。惨め過ぎる、こんなの・・・最低だ。」
まだまだ勝負はこれから、と言う時に既に勝ち組氏は満身創痍だ。
「もう、やめとく?これ以上やってもアンタ、恥の上塗りだよ?」
リナが優しく勝ち組を心配する。
しかし、女の子からそんな事を言われて勝ち組は更に激昂する。
「ま、まだまだ!!
勝負はここから、ここから・・・絶対に勝手やる!!」
勝ち組のあまりの諦めの悪さに、リナは勝ち組の頭をムズッと掴む。
そしてそのまま無造作に強引に自らの脇に顔を入れた。
「どうかしら?汗かいて結構臭いと思うけど、このまま窒息する?」
みるみる内に勝ち組の顔は赤くなり、それは窒息と共に、
可愛い女の子の脇の匂いを嗅がされながら好き放題されていると言う
どうしようもなくマゾに見えてしまう自分への羞恥心からだった。
(あぁ・・・こんな可愛い女の子に、1mmたりとも勝てないなんて…。」
勝ち組は手で触れずに射精をしてしまった。
徐々にパンツが濡れて行き、最後には溶けてしまう。
後には白濁液がベットリと付いた勝ち組のだらしない下半身があった。
「ねぇ、いい加減もうあきらめて負けたら?
さすがにここからアタシに反撃出来る術って無くない?
ってか、コレって生配信してるんだよね?
リスナーさん達、コイツに降参するよう言ってあげて?」
するとコメント欄では既に『弱いw』『情けなくてカッコ悪いw』
『好きだったのに幻滅しました』等、様々な評価が書かれていた。
さすがに生配信で曝け出すにはあまりに惨めな場面だった。
勝ち組は完全に負けオスの烙印を押されてしまい、リスナー達は離れた。
「そんな・・・どうせ女相手なら余裕で勝てると踏んだのに・・・。」
「アンタさぁ、その『女なら勝てる』みたいな考え方、
改めて止めた方が良いよ。リスナー離れて行っちゃうよ?しかも弱いし」
勝ち組は徹底的に負け尽くしてしまった。
そしてこの生配信により、マゾファイトクラブの知名度は一気に上がった。
次々全国からマゾ達が集まって来る場所となった。
スケジュール管理をしている綾が嬉しい悲鳴をあげる。
「コレでもう、3か月先まで予約でいっぱいね。
まさか、ここまで流行ってしまうなんて…と言うより、これまで
マゾ達は何をしていたのかしら。もしかして部屋で一人虚しく、
自慰に勤しんでいたとかかしら?だとしたら可哀想ね~」
マゾファイトクラブの活況により、わざわざ街中でマゾ狩りを行う事は
単なるリスクある野蛮な行為として周知されて行った。
そして類似の施設が乱立されたものの、スタッフのレベルが高く、
システムの仕組みもよく練られているここが最も集客率が高かった。
マゾ達が惨めに負けて行く様はエンタメとしても優秀であった為、
若者達を中心として見物席の利用も増えて来た。
マゾ達がただ惨めに一方的に泣かされてイかされる様は、
様々な規制により過激なコンテンツを見る事が難しい現代において
非常に刺激的なライブパフォーマンスだった。
また、マゾ達も多くの人達から見られる事でより興奮する事が出来た。
中には自らファイト前に大量の水分を摂取し、腹部を殴られた際に
情けなく漏らしてしまうといったマゾ達も現れた。
その際には観客達からの大笑いが聞こえて来る事で、
マゾ達の股間はパンパンに腫れあがっていた。
また、通常のこうしたファイトクラブとは違い、
通算負け回数に応じてトロフィーも贈られた。
通算100負けしたマゾは最も不名誉な『負け癖ゴミマゾ』等の
ヒドい二つ名が付けられ、しかしそれが非常に快感でもあった。
しかしそんな時に事件は起きた。
見るからに明らかに筋骨隆々な男が現れた。
彼は一旦は手足を拘束されたものの、すぐにそれを解いてしまい、
その時の対戦相手であった凛をボコボコにし始めた。
リナ達他のスタッフが止めに入るも返り討ちに遭い、
結果的には警察を呼ぶ事態となってしまう。
凛のパートナーである杏は特に悔しがり、
そしてメンバー達はこの業態の限界を感じる。
「やっぱり、ああいったマゾじゃない人間の侵入は防げないのね。
ボディーガードマゾを雇おうかしら?」
綾は非常に頭を悩ませた。
しかしそこで玲奈がある提案を行った。
「AI警備ロボットを置きましょう。
初期投資は結構値が張るけれど、背に腹は変えられないわ。
人間の腕力なんか遥かに圧倒的に超えて抑え込める、
そんな力に頼るべきだと思うの。」
マゾファイトクラブには、多くの裏稼業が訪れていた。
そしてケツ持ちをする代わりに多額の対価を求めて来ていた。
しかし綾はそれらを全て断っていた。
それに対する嫌がらせは今の所はまだ無かったが、
これから施設を続けるにあたりそうしたリスクも考えられた。
綾はスタッフメンバー達の安全を考え、施設にAIを積極導入した。
こうして安全で快適なマゾファイトクラブが出来上がったのだった。
また、遠方からバトルの様子を眺めたいマゾ達向けのサービス、
月額マゾバトル生配信サービスも開始した。
自分達の負け姿を何度もリピート再生出来たりもする事から、
参加者のマゾ達からも大好評だった。
そして施設の壁にはマゾ達が負けた瞬間の情けない瞬間の写真が
所狭しと貼られた。
射精やお漏らしの瞬間、負けて涙ながらに許しを請う姿、
ありとあらゆる恥ずかしいマゾ達の負け姿が掲示された。
そうしてようやく環境設備も整い安定して稼げる施設になり、
これからと言う時に事件が起きた。
反マゾ過激派の団体が施設を爆破したのだった。
スタッフメンバー達はもちろん、マゾ達も途方に暮れてしまった。
自分達の被虐願望を叶える大切な施設が壊された。
これは多くのマゾ達にとってどうしようもない痛みとなった。
リナはコレに怒り、メンバー達に言った。
「アイツら、絶対に許さない!!
全員捕まえて、マゾにしてやる。皆、協力してくれるよね?
アタシら全員で反マゾ派のヤツら全員、ぶっ潰すよ!!」
その場にいた全員が首を縦に振り、同意した。
また、行き場を失ってしまったマゾ達もこれに協力する事となった。
こうしてマゾ狩り女子会は反マゾ派と言う新たな敵と対峙する事となった。




