表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
18/48

#18.マゾ体験施設での暮らし

挿絵(By みてみん)

マゾ体験は非マゾには辛い



四人は朝起きて早速、裸にされてマゾ体操というものをさせられた。


大の字に身体を開き手足をプラプラさせたり、舌をだらしなく出して

腰をヘコヘコと前後させたり、自らの尊厳を破壊させられるものだった。


この運動を毎朝行う事により自己価値を失い従順になってしまうようだ。


朝食は首輪を付けられて犬のエサのような形で粗末な食事を与えられた。

それを手を使わずに直食いをさせられる。

上手く食べられずに零した時には床を舐めさせられた。


更に四人にはある特別な責め苦が与えられた。


朝食の後、四人はある衣装に着替えるように言われた。

それはヒーロー戦隊のピンクレンジャーの衣装だった。


身体のラインが丸っきりわかってしまう程に密着したピチピチの衣装。

コレを着たまま手錠をされ、上で固定されてしまった。


最初、四人は「ただ固定されるだけなら楽だな・・・」と思った。


しかし数分経つと、この責め苦の辛さが理解出来るようになって来た。


痒い所を掻く事が出来ない。

身体をもじもじと捩らせてもどうにもならない。

やがて四人は体をくねくねとくねらせながら、しかしこの様子は

監視カメラによって撮影されて彼女達の前に見える形にされた。


自分達が芋虫のようにくねくねしている姿を見て、

彼女達は自分達の哀れさ、恰好悪さ、ダサさ、醜さを思い知った。


「嘘でしょ、こんなの・・・・恥ずかしい。」


四人は泣きたくなった。

しかし泣くよりもまずは大声を上げて叫びたくなった。


「あ”-------!!!!!!!」


耐え切れずに杏が大声の限りをあげた。

するとリナ・凛・玲奈がそれに続いた。

もはや彼女達は少しずつ、猿のように本能に従う姿になった。


少し時間が経った時、玲奈が言った。


「あ、・・・・おしっこしたい・・・。」


しかし、一度出してしまえば衣装が濡れてしまい気持ち悪く、

匂いも立ち上がって来るだろう。


「が・・・まん・・・・うぅ・・・辛い・・・」


リナがあまりに辛くなり、隣の玲奈に頼み込む。


「ねぇ、玲奈、お願い。

 足でアタシの脇腹を掻いて・・・痒くて痒くてたまらない・・・。」


玲奈は言われて足をリナの脇腹に当てるが、ブーツを履いていて

上手く掻く事が出来ない。刺激を与えようと脇腹を蹴ってしまう。


「痛っ!!う”ぅ・・・掻けないの辛いよぉ~」


遂にリナは泣き出してしまう。

そんなリナの鳴き声を聞いて玲奈まで泣き出してしまう。


「り、リナぁ~!!!私だって、おしっこ、おしっこしたい・・・。

 うぅ、辛い、辛いよぉ~~~~!!!!!」


杏が更に別の不快感を言葉にした。


「ってか、この衣装暑・・・中が蒸れてキツい・・・。

 ヤバ、熱で頭がおかしくなりそう・・・」


更に凛が別の感覚について弱音を漏らした。


「ずっと手を挙げさせられて・・・もう感覚が無い。

 血流コレ、ヤバいよ・・・壊死しちゃうかも・・・」


四人はいよいよ遂にワンワンと泣き始めた。

もはやそこにはかつてマゾ狩りをしていた強い女の

プライドも何も無い単なる弱者の姿がそこにあった。


そして遂に我慢の限界に達し、玲奈が小便を漏らし始めてしまう。


『じわぁ~』と股間部分に黒い染みが出来てしまう。


アンモニア臭が立ち上り、自らの匂いではあるものの

えづいてしまいそうな程に匂いが不快に感じてしまう。


更には玲奈の様子を隣やすぐ側で見ていて、他の3人も刺激される。


「も、もう良いよね、皆、臭かったらごめんね。

 私、結構匂いキツいからさ。」


そう言って、凛が玲奈に続けて漏らしてしまう。


『じょわわぁ~』


凛は玲奈よりも量が多く、すぐに衣装を漏れ出て床を汚してしまう。


「う”ぅ・・・皆、ごめん、ごめんね・・・臭いよね。ごめん。」


更に続けてリナと杏も我慢出来ずに漏らし始めた。


「あ”ぁ~、出した所で痒みが無くならないよぉ~!!

 辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い!!」


もう四人の精神は限界を超えて壊れていた。


そこへ、施設職員が入って来た。


「さて、そろそろ昼食の時間だがまだお前達は昼食は・・・・」


職員はこの惨状を見て一瞬驚いたが、すぐにニヤァと笑った。


「おいおい、お前ら堪え性が無さ過ぎないか?

 さすがに初日のヤツら大体、半日くらいは持つぞ?

 あまりにプライドが無さ過ぎるな。

 お前らみたいに弱いヤツはすぐにマゾになりそうだな。

 今までマゾ狩りなんてやっていたようだが、実際の所、

 イジめられているマゾ達に感情移入していたのか?」


屈辱的な事を言われ、通常なら睨みたい所であったが、

杏はすぐにでもこの不快感を何とかしたかった。


「ね”ぇ、お願い!!

 脇腹掻いてよ、いや、掻いて下さい!!!!

 もう死にそうに辛いの!!本当にお願い、

 何でもするから!!」


涙で顔をグシャグシャにしながら懇願した。


「んー、どうしようかな。掻いて欲しいのなら、

 今ここで吐いてみろ。そしたら掻いてやる。」


「!?」


施設職員からのまさかの無茶振りに驚く杏。

しかしもう選択肢は他に無かった。


杏は横隔膜や胸筋を動かしながら吐き気を催すよう、

自らの体内を歪に動かし始めた。

もしコレが癖になってしまえば普段の生活に支障がある。


「う”・・・おぇ、は、吐きそうになって来ました・・・」


そしていよいよ、杏の胸の底から嘔吐感がこみ上げた。


「おえぇぇぇぇぇ~~~~~」


遂には杏は胃の中のものを吐き出した。

辺りにツーンと酸っぱい腐敗臭が湧き上がる。


「ごめん、皆。臭いよね、ごめん、ごめんね・・・」


そうして、杏は施設職員の方を見て哀願した。


「ねぇ、吐いたよ!!お願い、掻いて、掻いてぇ~!!」


しかし施設職員は冷たく言い放った。


「ダメだ。お前はこれからもう身体を掻く事は出来ない。」


「え”-----!!!!!??????

 何で、何でよ”おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」


杏はとうとう壊れてしまった。


その様子を見届けて、施設職員は杏の脇腹を掻いてやった。

それが丁度良い力の強さであった為、杏は快感を感じてしまう。


「あ・・・あっ、気持ち・・・良い♥

 ちょ、ヤバ・・・イク!!」


杏はあろう事か、施設職員の手で脇腹を掻かれてイッてしまった。


ビクンビクンと身体を震わせて、杏は気絶した。

施設職員はようやく全員の拘束を解いた。


すぐに杏以外の三人は自らの身体を掻きむしった。

そしてあまりの快感に絶頂しながら涙を流した。


「あ”-、気持ち良いーーーー!!!!!」


もはやそこにはマゾである以上に正気を失った女の姿があった。


「終わったな、コイツら。

 もう快感の虜だ。こうなってはもう自分にプライドを持てない。」


三人は狂ったように身体を掻きむしり、その度に絶頂を続ける。

知性のカケラも感じさせないその行為には野生が感じられた。


精神的にも身体的にもあまりに限界を迎えてしまい、

四人はそのまま絶頂と共に気絶してしまった。

施設職員はバケツで水をかけるか迷ったが、放置する事にした。

四人は精神的・肉体的な疲れから昼頃にも関わらず眠ってしまった。


~研究室~


目を覚ました四人は何らかの研究施設にいた。

身体を拘束され、しかし今回は痒い所を掻く事は出来るようだ。


「あれ、ここは・・・?」


「ふ、目が覚めたか?マゾ女、マゾメスめ。」


最初に四人に対応した施設職員の女性だった。

四人の身体には何らかの電極が取り付けられており、

四人が起き出した途端、そこに電気を流した。


「あ”あ”ぁぁぁぁぁぁ-----!!!!!」


電気を流された後、四人は放心状態になった。


「おい、お前はマゾか?」


女性が手直にいた杏に尋ねた。


「あ”-、ハイ、私はマゾですぅ・・・・」


もはやそこに杏の自我は感じられなかった。

こうして施設側は四人を調教完了として、

そのまま四人を施設外へと放り出した。


四人が起き出した時、森の中に乱雑に放置されてしまっていた。


「アタシ達・・・もう終わりだね。」


杏が弱気な発言をした。

しかしそれは自らの心と他の三人の状況を理解しているからだ。

もはやマゾを狩ろうなどとは思えず、むしろ自分がマゾとして

他者にいたぶられたり辱められたりしたいと感じていた。


「マゾだよ、私達は、もう・・・」


こうして四人はマゾに堕ちた。

そのままトボトボと帰路に着いた。


帰りの電車や新幹線、道端で彼女達は卑屈だった。


人と肩がぶつかればすぐに卑屈な笑いで謝り、

強面の男性にナンパされれば言い返す事も無く付いて行き、

本番には至らないまでも身体を弄ばれてしまった。


マゾの気持ちを理解する、までがミッションだったはずが、

彼女達自身が完全にマゾ化してしまっていたのだった。


そうしてやっと元のターミナル駅に戻った四人。

自分達がマゾになってしまった以上、

今度はマゾ狩りをしてくれる男性を募集するしかない。


しかし、マゾ狩りをしてくれる男性募集等、

応募が殺到するに決まっていた。

それでも彼女達は日銭を稼ぐ為に、募集をかけようとした。


その時、彼女達の前に一人の人物が立ちはだかった。


「アンタ達、随分とやられちゃったみたいね。

 今やもう過去のアンタ達の覇気が感じられないじゃない。

 完全にマゾ化させられちゃったわね。」


それは四人の師匠、黒木綾だった。


「大方、マゾ体験施設にでも行ったんでしょ。

 アタシも忠告するべきだったわね。

 あそこはね、表向きはマゾの理解を得るためだとか言ってるけど、

 実際にはマゾを増やしたいだけの連中よ。

 アンタ達、見事にその術中にハマったんだわ。」


四人は突然に自分達の替えられたこの被虐岩頭と言う性癖が

悔しくてたまらなかった。


そして、玲奈が涙ながらに最後に僅か残ったプライドで、綾に言った。


「綾さん、私達を元に戻して下さい。

 マゾなんてもう嫌なんです・・・。

 助けて、お願い、綾さん・・・」


彼女の切実な願いは綾の元に聞き入れられた。

そして綾が言った。


よし、マゾ治療院に行こうかしら。

四人合計で58万円・・・相当な出費ね。


こうしていよいよ今度は綾による四人の救済、

マゾ治療院でのマゾ治療というフェーズに入ったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ