やきうの時間だー!
赤葉忍の一度はやってみたかったのコーナー。
パロディネタ多目注意。全文会話のみでお送りしております。百パーセントギャグ。
晴明「というわけで、野球をしようと思う。」
響也「何がというわけなのか分かりませんが、何でいきなり野球をするんですか?」
晴明「よく聞いてくれたな!古典から温泉回、野球回のあるアニメや漫画は売れると言われている。そこで、野球をすることでこの作品の人気を上げようと思ってな。」
舞「予想以上に打算まみれの理由でドン引きやな。」
"ご隠居"「しかし、野球をするには最低でも十八人は必要じゃろ?この作品にそんなにキャラがおるとは思えんのじゃが・・」
舞「二人ともこれがSSなのを良いことにメタ発言ぶっこむな。」
晴明「その点に関しては問題ない。ちゃんと助っ人も呼んである。さあ、時間もないことだし、さっさと野球場に行くぞ!」
~一時間後~
晴明「さあ、着いたぞ、野球場!早速チームメンバーの発表だ!」
舞「本編の展開の遅さが嘘のようなサクサクっぷりは流石SSやな。」
《チーム百鬼夜行》
一番・ショート…安倍晴明
二番・センター…河村童児
三番・セカンド…アリス・ペトロリーナ
四番・ファースト…"ご隠居"
五番・レフト…ぬい
六番・ライト…ごん
七番・キャッチャー…山田太郎
八番・サード…岩鬼
九番・ピッチャー…サトリ
舞「いやいやいや、色々可笑しいやろ!まず、うちら何でチームメンバーちゃうねん!」
晴明「ああ、実は響也と舞には監督兼実況を担当してもらおうと思ってたんだ。言うの忘れてたな。メンゴ☆」
響也「それは正直嬉しいですね。俺、野球経験ないんで・・。」
舞「・・まあ、響也さんがそう言うなら監督の件はいいとしてもや。」
七番・キャッチャー…山田太郎
八番・サード…岩鬼
舞「こいつらいったい誰やねん!いや、某野球漫画で見たことある名前やけども!」
晴明「何を勘違いしているか知らないが・・この人たちは、『おとぎの国の太郎』という別作品に登場している方たちだ。今回は、わざわざ助っ人に来てくれたんだぞ。」
太郎「根は優しくて力持ち、山田太郎です。」
舞「やっぱりドカ○ンやないか!それに岩鬼なんてキャラその作品に出てこんやろ!」
太郎「い、いや、この人岩鬼じゃなくて鬼ヶ島から呼んできた岩鬼だし。くわえている葉っぱもバジルだし。」
舞「嘘つけ!めっちゃ悪球打ちそうな顔しとるぞ!?」
舞(あかん!皆SSやからってボケ倒しとる!このままじゃツッコミが追い付かへん!響也さんはツッコミそんな得意やないし、誰かツッコミできる人が来てくれんと・・)
???《・・助けに来たよ。》
舞「そ、その声はいったい誰や?うちのツッコミを助けてくれるんか?」
ルビィ「血よりなお赤き深紅の殺戮者・・ルビィちゃん参上!しゃきーん。」
舞(あかん。こいつボケ属性や。)
ルビィ「・・ハニーに頼まれてツッコミ役をすることになった。舞さん、私に・・任せて?」
舞「いや、任せられるか!第一、アンタツッコミできるんか?」
ルビィ「ん。もちろん。いくよ・・ナンデヤ・ネーン!」
舞「何フビライ・ハーンみたいな感じで言うとるねん!アンタのツッコミはモンゴル仕込みか!」
???「やれやれ。試合開始前に無駄話とは、随分余裕があるみたいですね。」
舞「そ、その声はまさか!?」
鏡夜「そう、対戦相手の監督を務めることになった、鏡夜響です。久しぶりですね、舞さん。」
舞「響ちゃん!?アンタ何で対戦相手の監督やっとるねん!地獄におるはずちゃうんか!?」
晴明「その問いには俺が答えよう!今回野球をするに辺り、対戦相手も必要ということで鏡夜に対戦相手の監督をするよう頼んだのだ!ちなみに、審判役として閻魔大王にも来てもらっている。」
閻魔「うむ。何やら面白そうなことをすると言うので、地獄の蓋を開けてやって来てやったぞ!」
舞「アンタ本当は結構暇やろ。」
鏡夜「そうですね。この豚は基本何もしていません。ただの粗大ごみ同然です。」
閻魔「くはっ!い、今のはなかなか良い罵倒である。余は幸せだ・・。」
舞(ヤバイな閻魔ちゃん。)
舞「そうや!響ちゃんも本編では割とツッコミ属性やったやろ?うちのツッコミ手伝ってくれへんか?」
ルビィ「いや、ツッコミなら私が・・」
舞「アンタにツッコミは無理や。」
鏡夜「そうですね・・丁重にお断りさせて頂きます。(ニッコリ)」
舞「なんでや!?うちと響ちゃんの仲やろ?手伝ってくれえな!」
鏡夜「・・舞は、死んだ後変なキャラ付けされてドSキャラと化した私にこの期に及んでさらにツッコミという苦行をしろと?」
舞「あ、はい。なんかすんません・・」
鏡夜「とりあえず、私はもうツッコミはしませんから。さあ、私のチームメンバーを発表させて貰いますよ。」
《チーム黒の女王》
一番・ピッチャー…イチロー
二番・キャッチャー…ジローラモ
三番・レフト…サブロー
四番・ファースト…伊藤四郎
五番・サード…五郎丸
六番・センター…ろくろっくび
七番・セカンド…なろう君
八番・ライト…八郎
九番・ショート…クロウ
舞「いや、メンバー適当過ぎやろぉぉ!!しかも二人くらいモノホンの野球選手おるやないか!」
鏡夜「えー、野球選手なんて居ませんよ?ねえ、イチローさん?」
イチロー「ほぼイキかけました。」
舞「それWBCの時イチローが言った台詞!やっぱこいつイチローやないか!どうするんや!ユ○ケルに怒られるで!」
晴明「はわわわ!どうしよう!ユ○ケルさんに怒られたら鹿島ポスターが買えなくなってしまう・・。」
舞「そのキャンペーンもうとっくの昔に終わっとるわ!」
"ご隠居"「ちなみに、作者は残り一個あった江風のポスターを買うか買わまいかで数分悩んだ末、家に飾るスペースがないことに気づき泣く泣く諦めたそうじゃ。」
舞「それ何の話!?」
響也「というか、なろう君とかよく分からない人も響のチームにいますよね・・。」
鏡夜「ああ、なろう君は小説家になろうでお馴染みのトラックに牽かれて異世界転生した系の主人公君です。」
なろう君「俺Tueeee!」
舞「もうどこからツッコめばいいか分からんくなってきた・・。」
ルビィ「・・とりあえず、試合始めちゃえばいいと思うよ。」
~というわけで、試合開始~
舞「えー、何か釈然とせえへんけれど、時間の関係上試合をはじめていきます。解説の道頓堀舞と、」
響也「同じく解説の烏丸響也です。」
ルビィ「そして、マスコットキャラクターのルビィです。」
舞「アンタも解説やろうが!とにかく、うちらで試合の解説していくで。」
響也「一回表、百鬼夜行チームの攻撃。バッターは晴明さんです。」
舞「相手側のピッチャーはイチローやな。でも、うちの知ってる限りイチローは外野手やった気がするんやが・・」
鏡夜「彼はメジャーリーガーのイチローではない。(無言の腹パン)」
響也「ぐはっ!?」
舞「響也さーん!?響ちゃん、何で響也さんに腹パンしたんや!」
鏡夜「・・何となく?」
舞「理由がひでえ!」
ルビィ「・・そんなこと言ってる間に、晴明三振してるよ。」
晴明「ちくしょうめぇぇぇ!!!」
舞「ええ!?陰陽師カッコ悪!!てか、打席の描写あっさりし過ぎてへん?」
鏡夜「これくらいでないといつまでも書き終わりませんから。」
舞「これまた随分メタいな・・。あ、カワちゃんヒット打った。」
カワちゃん「ヒットエンドラーンっスー!!」
ルビィ「・・そのまま一塁。おお、せーふだね。」
鏡夜「次はアリスですか。嫌な予感しかしませんね。」
アリス「"ご隠居"たん!私がヒット打ったら結婚してぇぇぇ!!」
舞「おい、自分からフラグ建てていくのやめえや。」
‐グアラゴアガッキーン!
アリス「メルヘーン、ゲッター!」
鏡夜「おお、でも流石真性のロリコン。フラグを物ともせず打ちましたね。」
舞「・・あの打撃音と台詞に何か聞き覚えあるのはうちだけかいな?」
‐ダイヤモンドから夢を放つペールーセーウースー♪
舞「あれ鳥○ひとみの『ペルセウス』やないか!やっぱ確信犯やろアイツ!ほら、『乙女は強くなくっちゃね!』って言いおった!」
ルビィ「・・ホームラン、凄いねー。」
舞「アンタは相変わらず呑気やな・・。」
鏡夜「これで百鬼夜行チーム二点ですか。幸先悪いですね・・。チッ、あの豚共ちゃんと仕事しろよ。」
舞「・・響ちゃん?何か今めっちゃ寒気がしたんやけど。あと、アンタのチームなんか急に震えだしたんやけど。」
鏡夜「気のせいじゃないですか?あ、次"ご隠居"の打席ですよ。」
"ご隠居"「めるへーん、げったーなのじゃあ!」
舞「アンタもかーい!」
ルビィ「またホームラン・・凄い。」
舞「でも次のぬいさんはゴロになってしもうたな。」
鏡夜「流石ぬいさん。安定のかませ犬ポジです。」
ぬい「誰がかませ犬ポジなのかな~?(無言の腹パン)」
響也「ドビュッシー!?」
舞「響也さーん!?アンタら何で何かあったら響也さん殴るんや!止めたげてえな!響也さんのライフはもうゼロやで!?」
鏡夜「それはそこに響也兄がいるからさ。」
舞「響也さん一応語り手ポジなんやからこの雑な扱いはやめてあげてーな・・。」
ルビィ「次のごんさん?は、ヒット・・。あ、次ハニーの番だ。がんばれ♡がんばれ♡」
太郎「ぐはっ!?ルビィさんそれは反則ですぜ・・。ガクッ」
鏡夜「あ、太郎さん倒れましたね。やったぜ。」
舞「可愛さは時に凶器になるんやなぁ・・。」
鏡夜「ふふふ、次はようやく私のチームの打席。三点なんてすぐ取り返してみせますよ。」
ルビィ「すてんばーい、すてんばーい・・。ゴー!」
‐バキュン!
イチロー「はうわ!!」バタン
舞「・・あれ、可笑しいなー。うちにはイチローが打席に立った瞬間脳天ぶち抜かれて倒れたように見えたんやけれど。」
ルビィ「・・サア、ドウシタンダロウネ?」
舞「誤魔化すの下手くそか!100パーアンタのせいやろうが!何やっとんねんこのアホ!」
ルビィ「いや、あの人野球上手そうだから今のうちに排除しとこうかなーって。」
舞「何無邪気な顔でとんでもないこと言っとるねん!ほら見てみい!響ちゃんカンカンやぞ!?」
鏡夜「頭打たれたくらいで倒れてるんじゃねー!すぐ『イエス、アイアム!』と言って立ち上がれやこのボケ!」
舞「怒りのベクトルそっちぃ!?絶対ここはルビィさんに怒るべきやろ!」
鏡夜「いや、こんな可愛い子に怒るのはちょっと・・。」
舞「アンタの基準が分からんわ。」
ルビィ「・・ねえ、いつのまにか二番のジローラモさん空振りしてるよ?」
鏡夜「は!じゃあ次はサブローね。三番、バッター、サブロォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
舞「なっげぇぇ!!どんだけ伸ばしとるねん!一分くらい伸ばしたんちゃうか!?」
ルビィ「・・あ、サブロー空振りした。」
舞「しかもあんだけ時間かけといて空振りかい!」
鏡夜「くそ、三者凡退か・・。百鬼夜行チームのピッチャー誰でしたっけ?」
サトリ『「私だ。今、お前たちの脳内に直接話しかけている・・。」』
舞「おお、そう言えばサトリちゃんピッチャーやったな。何でこんなピッチャー上手いんや?」
サトリ『「ファミチキください。」』
舞「いや、質問に答えろや。」
ルビィ『いいえ、ここはロー○ンです。』
舞「アンタも何でテレパシーできるねん!」
鏡夜『じゃあLチキください。』
舞「アンタら近くにいるんやからテレパシー使う必要ないやろ!」
"ご隠居"『儂は小豆バーが食べたいのじゃ。』
舞「"ご隠居"まで悪ノリするなや!てか、テレパシー使える人多すぎやろ!」
サトリ『「私にかかれば、打者の気持ちを読んで打たれにくいコースに投げることが可能なのだ。」サトリはどや顔でそう言った。』
舞「いきなり話元に戻した!?てか、それめっちゃチートやないか!」
‐その後も、野球勝負は百鬼夜行チーム有利のまま進んでいき・・
岩鬼「イワオニー!」グアラゴアガッキーン!
舞「やっぱアイツ悪球打ちよった!つーかイワオニーって何やねん!鳴き声か!?」
五郎丸「スッスッ。」
舞「いや、野球でそのルーティンやっても意味ないから。」
なろう君「ドリャアアア!」ブン!
舞「三振かーい!」
ルビィ「めるへーん、げったー!」
舞「何でアンタが打っとるんや!解説席戻れや!」
鏡夜「メルヘーン・・」
舞「させねえよ!?」
‐そして、数時間に及ぶ激闘の末・・
チーム百鬼夜行…13点。
チーム黒の女王…(鏡夜、ルビィの活躍により)7点。
となり、野球勝負はチーム百鬼夜行の勝利で終わったのであった。
晴明「いやー、面白かった!またやりたいな!」
"ご隠居"「そうじゃな!こんなにえきさいとしたのは久方ぶりじゃ!」
ルビィ「楽しかった・・ねえ、ハニー?」
太郎「ああ。俺もあの後ヒット打ててよかったわ。岩鬼も頑張ったな。」
岩鬼「イワオニー!」
鏡夜「今回は負けてしまいましたが・・次は負けませんよ。その時はまた、よろしくお願いします。舞。」
舞「・・・・。」
鏡夜「?舞、どうしたんですか?」
舞「燃え尽きたで・・真っ白にな・・。」
"ご隠居"「大変じゃ!舞が息をしておらん!」
晴明「信じられるか?これ、死んでるんだぜ・・?」
舞「死んどらんわー!最後までネタはさむんやないわこの・・アホンダラーーー!!!」
おわり。
やりきった!後悔はない!
???「本当にそうなのかしら?」
そ、その声は・・紅薔薇忍子!?
紅薔薇忍子「おーほっほっほ!貴方の時代はもう終わりよ!これからは・・この私、紅薔薇忍子の作品を書かせてもらうわ!」
・・嘘です。