危機一髪を逃れたカドモスさん。ダンディになれて、良かったのぅ?
死に掛けちょったハズの太っちょオヤジたるカドモスさん。
小太りでは、ないでな。
それは、もぅ、樽んみたいな腹。
あんこ型体型ちゅうんじゃろか。
力士に居るじゃろ、こんな方が。
ちなみにじゃな。
あんこ型ちゅうんは、餡子じゃないけぇな。
深海魚のアンコウが由来になっとるでなぁ。
アンコウちゅうのはじゃな、腹が膨れちょるじゃろ?
そん膨れてプヨプヨしちょる様に似ちょる、てのぅ。
まぁ、先に述べたトルネ⊇を思い浮かべたら分かろ?
そがな太っちょさんじゃがな。
そん容姿と優しげな風貌での。
コレが人を落ち着かせてなぁ。
親しくし易い、そん容姿は客の警戒心も。
人ちゅうんは、優しげで話し易いモンを。
ほうじゃのぅ。
背が高こうて、スラリとしたダンディなオヤジ。
あんこ型でポッチャリさんな、ニコヤカおやじ。
どっちが、話し掛け易いか、じゃな。
儂んなら、ポッチャリな優しげオヤジじゃてな。
つまり、そん容姿も商売の武器にしちょった訳じゃて。
ちゅうてもの、細マッチョでダンディなオヤジ。
コレはコレで、別の需要が生まれそうでは、あるがな。
辺りは、騒然とは、しちょらん。
逆に鎮まりかえっちょるでのぅ。
ちゅうかじゃ、完全に固まっておるわい。
そらそうじゃろて。
人の体型や様相が、数分にて激変じゃて。
そがぁなコトは、普通は起こりはせんぞぃ。
コッチの世界、ちゅうか地球でも無理じゃ。
『本国でも不可能でしょうね。
物理法則など諸々を無視していますよ、あれ。
ですが、私はモット酷い例を知っていますが』
なぬ?
アレよりかえ?
そがぁなん、あるんじゃのぅ。
宇宙の神秘かえ?
「ご主人様?」
ん?
なんじゃな?
「ご主人様のコトかと」
あー、なんじゃあ。
そのな。
人がキョトンちゅうのは、見たら分かる。
じゃが、自分がキョトンとなったんを、自覚したんはのぅ。
「えーっとぉ。
儂が、なんじゃて?」
思わず声が。
「ですから、ご主人様の事例よりマシかと」
はい?
聞き間違えじゃ無かったんかえ?
儂ぃっ!?
『マスター?
病気で身体がボロボロで死に掛けていた老人が、ですよ。
病が全て癒えて、筋肉質な身体に変化し若返ったのです。
さらに、身長も伸びて、顔の形も美形に変化しています。
ハッキリ言って、カドモスさんより、酷い変化かと』
酷い、ちゅうなやぁっ!
って、確かに儂に起こった変化は、のぅ。
じゃが、じゃがじゃ!
儂ん変化は、幻想機と次元エネルギーが原因なんじゃろ?
ダリルさんは、そがぁな力を、じゃな。
『それなのですが』
ん?
『コチラからアチラを観ているコトが、原因かと』
いや、意味が分からんのじゃが?
『コレは推論レベルであり、確証はありません。
ですが、それ以外に、ですね』
あー
何が言いたいんじゃ?
『マスターは、微電流にて辺りを探られていますよね?』
ふむ。
まぁ、既に癖になっちょるけぇ、無意識に、じゃな。
それが、どがぁしたんなら?
『ダリル様も、当然ながら微電流探索しておられます』
ま、そうじゃろな。
何が起こるか分からん世界じゃけぇ、用心に越したことはないからのぅ。
ほんで?
『つまり、互いの微電流探知が干渉している可能性が、ですね。
それにて、マスター経由にて次元エネルギーが、ダリル様側へと流れているとしたら。
この現象も説明できるのでは?
まぁ、推論の粋をでませんが』
あー
不思議エネルギーたる次元エネルギーかえ?
ほんに、なんなんじゃ、あれ?
『分かりません。
今も調べてはいるみたいですか、手に負えないみたいですね。
ただ、万物の源であり、全ては次元エネルギーにて構成されている、らしいのです。
コチラも、恐らくとしか』
分からんコトだらけじゃわい。
しかし、皆さん、ボーゼン自失状態から戻らんのぅ。
いや!
カリンちゃんと、ポックルにジェムは、仲良く遊んじょるわいな。
アソコだけ、ほのぼの空間かえ?
まぁ、やらかしたダリルさんが、辺りを見て苦笑いしちょるがの。
いや、アンタのせいやがなぁっ!




