ふむ、こん刀削麺は美味いのぅ。カリンちゃんも絶賛じゃて!
いやぁ、刀削麺の旨さに、思わず最近観たアニメの理不尽さが頭に浮かんでのぅ。
あがぁな審査しか出来んで、キノコで悶えるコトになるんじゃろうて。
審査員なれば、食材見て、どがぁなモンか判断けれぇせい!ちゅうモンじゃてな。
っと、話しが逸れたわい。
コレも、こん麺料理が極上なんが、悪いんじゃわい!
「この麺、何時ものとは違うよね?
食感が不思議なんだけど?」
「ん?
イヤだったか?」
そうダリルさんが確認するとじゃ。
「そんなコトないよっ!
すんごーく、美味しいモン!」
ちゅうて、ニパーッと笑っちょるわい。
なんや、こん可愛い生きモンは!
「そうか、そうか。
美味いか!
もっと食べるか?」
ダリルさんも嬉しそうじゃな。
「う〜ん。
そうしたいけどさ。
入んないや」
ちと、シュンとした顔での。
「無理はする必要はない。
最近まで食べれなかったのだからな。
まぁ、以前より食べれるようになったではないか」
そう告げ、微笑んじょるな。
「そかなぁ?
まぁ、シムエル姉ぇより、食べれるようになったけどさ」
そうカリンちゃんが告げるとの。
「シムエルか。
アヤツは俺達とは系統が違うみたいだからな。
俺達は肉体労働系だが、ヤツは事務系だ。
あまり身体を動かさないゆえ、量を食べる必要はないゆえな。
ゆえに、シムエルを基準にする必要はない」
「そうなんだね!」
そんシムエル嬢じゃが、コチラの一般男性が食す量を食べちょるんじゃがな。
まぁ、こん世界には、食材が自然界にも溢れちょるでな。
当たり外れや、品質の均一性を考えなんだら、十分に食って行けるでのぅ。
とは言え、干バツなんぞの自然災害なんぞで、食糧難になるコトもの。
まぁ、滅多に起こらんのじゃが。
じゃが、発生したら悲惨なコトに、の。
なにせ辺りへ食材が普通に存在しちょるけぇ、保存ちゅう考え自体が、のぅ。
じゃから自然災害なんぞで食材が尽きたら悲惨なんじゃよ。
そう。
カリンちゃんが、生まれ育った村みとうに。
それでも領主が有能なれば、まだ何とかなったじゃろうて。
無能な領主を掲げた領は悲惨じゃて。
飢饉じゃあ、ちゅうとるのに、普通に税金を徴収しようとしたりのぅ。
何処かの国の政府みたいじゃて。
『その様な政府は、地球には存在しませんが?』
ほうなんけぇ?
『全世界の国々が、本国管理下となっております。
AI管理にて、人が介在する余地はありません。
ゆえに、不正など行いようが無く、過去に不当に徴収した税金は、国からもですが、着服した個人などがあれば、徹底的に取り立てております。
不当利益を先祖を含み得ていた者達は、資産没収に近い扱いを受け、更に借金塗れになっております』
はい?
そがぁなんなっちょんかいな!?
『マスメディアやネット情報なども、全て本国AI管理下となります。
ゆえに情報統制にて、情報は流れておりません。
また、ネット上の匿名性は、AIには関係ありません。
酷い書き込みなどを行った場合、リアル制裁される形になっております。
まぁ、暴力組織などが壊滅し、犯罪組織も消滅している昨今、調子に乗った一般人しか、その様なコトを行いませんが』
はい?
いやいや、待て待て!
何時の間に、暴力組織や犯罪組織が、壊滅したんじゃ?
『結構前に、その様な組織は別世界の未開拓惑星へ移動させております。
ゆえに、全世界的に、その様な組織は存在しませんが?
まぁ、そんな組織を消滅させたコトで、街どころか、国が消滅した場所もありますが』
はぁ!?
どがぁな無法地帯なんなら!
っか、話しが逸れ過ぎじゃ!
「ねぇ、ダリル兄ィ」
「なんだ?」
「ハゲルのオッちゃんと、ロゼッタ姉ぇさぁ。
なんか変じゃない?」
ふむ?
ああ、惚けたような感じで、機械的に食しちょるけぇな。
確かに変じゃわな。
もう慣れてしもうとったで、違和感なかったわい!




