表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
445/448

ダリルさん、交渉中。しかし、ダリルさんからしか手に入らんのじゃが、気付くかのぅ?

店主さんが、マジマジと中層素材を。

エライ長うみ見ちょるのぅ。


「ふぅ。

 眼福で御座いました。

 コレほどの品は、なかなかに。


 勉強になりましたが、正直、初めて見る品が多くて、ですな。

 勉強不足で申し訳ありませぬが、どのような品かを聞いても?」


まぁ、中層の素材ともなれば、なかなかコチラでは出回らんわなぁ。


『いえ、伯爵領は樹海と隣接しております。

 当然ながら、ソチラにも中層や深層にて活動する狩人は居りますので』


ほぅ?

意外と深層狩人は多いのけぇ?


『いえ。

 北海道の七倍はある浅層奥にて活動する、中層や深層の狩人ですので、森の規模を考えると微々たるものかと。


 しかも、ガウランド様やダリル様と、同一クラスとなりますと、さらに減りますので』


ひょっ!?

あん二人と、同一クラスのモンが、居るんかいな!


『晶術使いは居りませんが、身体的、技術的に同等の方々は居られますね。

 まぁ、先祖返り組とでも申しましょうか。


 彼らは人造種末裔ですが、祖となる人造種クラスの能力に目覚めておりますので。

 まぁ、元来の人造種を超える力を得たのは、ダリル様だけみたいですが』


やはりダリルさんは、別格じゃったか。

さも有りなん。

あがぁなモンが、ゴロゴロ居ったら堪らんわい!


『?』


ん?

どがぁしたんなら?


『いや、マスターが、それを申されるのかと』


どがぁな意味なんなら?


『ダリル様と同等の、お力を持つマスターですからね。

 ある意味では、ダリル様を超えておられます。

 ゴロゴロは、居られませんが、確実に一人は居られますので』


いやいや。

儂を含めんで、エえんやよ?


で、伯爵領へ隣接する樹海から仕入れた品を、店主さんも捌いたコトがあるみたいでな。

全く分からんちゅうコトは、無かったみたいじゃ。

じゃがの。


「ああ。

 使い方や効能を知らぬヤツらは、採取せんからなぁ。

 特に食に興味がない輩は、スルーするだろう。

 コチラは、だな」


ダリルさんが店主さんに、の。

香辛料やハーブ、薬効が有る品々とかの。


「特にコチラの品は、俺以外からは入手困難だろうな。

 なにせ、晶術。

 つまり、放術と付与を行える者にしか造れん」


「?

 それは?」


「最近分かった遣り方でな。

 ある物を混ぜた湯へ雷晶石から電撃を放ち、その湯へ素材を入れると、灰汁抜きや毒抜きがな。


 知り合いの付与師に聞いた話しで、空晶石へは、成分を含んだ液体も付与可能なのだよ。

 それにて、灰汁や毒を含んだ湯を空晶石へ付与すると、より灰汁や毒が抜け易くなってな。


 我ら深層狩人は、深層にて活動するため、耐毒能力に秀でておる。

 それは、深層には毒を持つ食材しかないからだ。


 ゆえに耐毒能力を持たぬ者は、深層にて活動できん。

 そして、中層にも当然ながら毒を持つ素材や食材もな。


 実は、この毒を含む食材は美味いのだよ。

 特に香辛料やハーブになる代物はな。


 俺は耐毒能力が有るゆえ知っておったが、人には勧めることはな。


 だが、灰汁、毒抜きをすれば、人にも勧めれるのでな。

 そう、コレらが、その食材となる。


 つまり、灰汁、毒抜きが行える俺からしか得られん代物だな」


そう告げて、腰へ付けていた別の革袋から、何かを。

ありゃあ、菓子かえ?


「そんな素材を使用して作った菓子だ。

 味見してみるかね?」


そうダリルさんが告げるとの。


「はいは〜い!

 味見したいでぇ〜すぅ!」


リコ嬢がの。


「いやいや。

 君は結構な数の焼き菓子を食べただろうに」


ダリルさんが、呆れたようにの。


「その菓子は、食べてませ〜ん。

 だから、食べたいでぇ〜すぅ。

 だって、食べたの美味しかったモン!」


さいですか。

まぁ、確かに美味かったでなぁ。


じゃが、アチラが普段使いの菓子としたら、コチラは高級菓子じゃてな。

美味さの次元が違うぞい。


「左様ですね。

 日本の高級菓子店でも勝てないかと」


沙織さんも絶賛じゃてな。

しかし、美味いのぅ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ