表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
431/449

あー、ダリルさんや。森人の常識で、告げるのは、のぅ。ふぅ。

ハゲルさんが告げるとの。


「はぁっ!?

 何故に、侯爵家御用達の鍛治師様が!」


などとのぅ。

ほじゃけぇな。


「だぁ〜らぁ、御用達じゃぬぇい!

 まぁ、頻繁に卸してんだがぬぁっ」


いや、それを御用達と言うのでは?


「そ、そうで御座いましたか。

 それで、何故、ココへ?」


まぁ、己が治安維持しちょる場へ来ちょるでな。

しかも、部下を幼児誘拐の一味と。

由々しき事態である。


「ん?

 いやぁ、よぅい。

 あん鉱山へ、鉱石仕入れに行ったんでぇい。


 したら、訳分からん役人が、貴族面して絡んで来るわ。

 フォアハンド・レッドグリズリーなんてぇのが、現れやらがるわ、でなぁ。


 まぁ、ダリルが両方とも殺ったがぬぇい」


ハゲルさんが、シレッとな。


「いやいや。

 えっ!?

 あの悪徳役人を、ですかな?

 貴族の末席にて、誰も取り締まれなかったヤツですが?


 っと言うか、フォアハンド・レッドグリズリー?

 いやいや。

 厄災級ではないですか!

 鉱山は、無事なので?」


慌てておるな。

したらの。


「?

 あの熊が、厄災級?

 単なる熊であろうに。

 大袈裟な」


呆れたように、の。

それへハゲルさんがな。


「いやいや。

 オメェさんなら、そうだろうよぉい。

 実際に両目をから脳まで射抜いて、瞬殺してっし」


呆れたように告げるとの。


「当然だ。

 せめて鎧熊クラスでないとな。

 まぁ、相手として物足りぬが、手応えあり、っとするなれば、アーマードベアのクラスはないと。


 あの程度なれば、見習いでも徒党を組めば倒せる。

 厄災級などと、トンデモない」


そがぁなコトを、のぅ。


「カァァッ!

 コレだから、深層狩人、って、ヤツぁよぅい。

 良いけぇ、ダリルさんよぅい。


 コッチのモンは、森人と違って貧相なんでぇい。

 こがな俺やロゼッタでも、強者の部類だかんぬぇい」


そうハゲルさんが告げるとの。


「ん?

 ハゲルなれば、浅層にて活動できよう?

 別に弱いとは思わんが??」


ダリルさんに、そがぁなん言われて、二人が照れちょるな。


「って、違ぇっ!

 そうじゃ、ぬぅぇいよぅい!

 だぁーらぁ、オメェさんが熊扱いしてっよぅい、あんフォアハンド・レッドグリズリー。


 あんでもなぁ、コッチじゃよぉい。

 十分に脅威ぬぁんでぇい。

 森人と同じに、すんじゃぬぇい」


ハゲルさんが、困ったようにの。

したらな。


「ふむ?

 そんな物かね?

 あの様な弱き生き物が、なぁ」


二人の話しを聞いていた役人、メッサームが戦慄しちょるわい。

明らかに、厄災級と伝え聞くフォアハンド・レッドグリズリーを雑魚あつかいしちょるでなぁ。


それに実際、ソヤツを瞬殺しちょるんじゃしなぁ。


「そ、それで、アヤツとゴロツキ連中を斬る、っと、申されておりましたが。

 本当に斬りなさるので?」


そがぁなコト聞くでな。


「ん?

 斬るか?かな?

 意なことを。

 既に斬り棄てておるが?」


ダリルさんが、不思議そうに。

したらハゲルさんがの。


「いやいや。

 俺ん目にも止まらぬ速さで斬り棄てんからよぅい。

 周りは斬り棄てたんを知らぬぇいぜぇい。


 通り過ぎた、ってぇ、思ってんじゃぬぇいけぇ?」


そう告げられ。


「なるほどなぁ。

 身体を雷撃にて麻痺させておるから、身動き出来ず切り口もズレておらぬか。

 あれは、本人達も、斬られたコトに気付いておらぬな」


そう告げると、雷撃による拘束を解いたのぅ。

とは言え、身体が麻痺しちょるけぇ、即座に動く、ちゅうコトは、できんようじゃがな。


じゃが、身動きくらいは、のぅ。


「キサマぁ!

 役人たる我にぃ!

 っ!

 あだっ!

 なっ!

 は、腹が!?

 な、なんだぁ!

 いだだっぁ、いぎぃ!

 がぁぁっ!

 いでぇ!

 いでぇえ、よぉー」


うみ、役人だけでなく、ゴロツキ達も。

まだ麻痺しちょるけぇ、盛大に動くコトは、のぅ。


じゃが、身動ぎしたコトで、切り口の接地面がズレたみたいじゃ。

そらぁ、のぅ。

胴体が、真一文字に切断されちょるんじゃけぇ、痛かろぅて。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ