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どうやら着いたみたいじゃな。いや、速過ぎんけぇ?

そうこうしちょる内に、坑道入り口付近へと。

坑道前は広場になっちょるみたいじゃな。


そこへ風で減速しつつ降りておる。

っか、最後にはフワァちゅう感じで。


こん着陸は見事なれど、こがぁに簡単な着地が可能なんかや?

ヤケに減速が速かったみたいなんじゃが?


『馬車もですが、荷車内部やダリル様、ギーゼットへも風を纏わせ減速しておりました。

 しかも後方へ風を滞留させており、それが帯びる磁力にて、各々を引き寄せており、それを使用しての減速もですね』


はい?

いやに高度なコトをしちょらんかえ?

それは、意識してかのぅ?


『いえ、完全に無意識みたいですね。

 おそらくですが、ダリル様は磁場や磁力などを知らないかと。


 ただ無意識に風道と風繭が反発したコトを感じており、逆に引き付けるコトも可能では?っと。

 まぁ、無意識レベルではありますが、感覚的に悟ったみたいです』


いやいや。

悟ったみたい、って、アータ。

そんレベルで、あがぁなコトが可能なんかえ?


するとの。

『出来ているから、出来ているとしか』


それでエエんかい!


『いやいや、科学万能と宣う輩が居ますが、それは単なるバカです。

 我々の文明であっても解明できないコトは無数に存在するのですが?

 たかが地球レベルにて万能と宣うなど、度し難いですね。


 そして相手が、あの、ダリル様ですよ?

 晶石を得る前でも、いくら人造種と言われる存在だとしても人外過ぎる存在でした。

 それが晶石を得てから加速的に人外化しております。


 あんなの、どう解説しろと?』


いや、逆ギレ的に言われても、のぅ。

しかしじゃ。


『なんでしょ?』


あの晶石ちゅうんも、不思議じゃわい。

亜空間へ力を溜め込むちゅうとるがの。

そがぁな技術を持つ文明が滅ぶんかえ?


ん?

なんかジェミアさんが、急に黙ったんじゃが?


『ふぅ。

 そこに気付かれますか。


 あれ、本国の研究者が、あの惑星へ赴き色々と研究開発と実験を行った結果ですね。


 数多の文明が興り滅んでいるため、様々な遺物がですね。

 それらを解析しつつ、コチラの技術と融合させたりしたみたいです。


 むろん、無許可で非合法な実験であり、取り締まりにて捕縛され、強制送還されております。

 まぁ、彼らに依存した文明だったため、滅びるのも速かったみたいですね』


あー

なるほど、のぅ。


亜空間やら時空を操る術が混じっちょると、思っちょったんじゃが、本国研究者が関わっちょったんかいな。


っか、儂へのアプローチもじゃがの。

少々、暴走が激しゅうないけぇ?


『まぁ、そのお陰で、文明が発展しているキライがありますので。

 そうですねぇ。

 地球では、戦争が技術革新を齎すと言われますが、本国では、研究者の暴走が技術革新を齎しています』


なんか嫌な技術革新の方式じゃな。

まぁ、戦争よりは、万倍マシじゃが。


『ただ最近は、本国で過ぎた研究は是正対象となります。

 従って、本国圏内で無闇に実験は行えません』


ほうなんじゃな。

ん?

本国圏内、では?


『はい、本国が管理している地も含みますので、地球でも行われませんね』


いやいや、誤魔化されんからのっ!

つまり、本国が関与しちょらんかったら、ソコで研究開発しちょるんじゃろ?

つまり、実験もじゃ。


ダリルさんの惑星。

アソコでは、そがぁな研究者が、様々な実験をしちょったんじゃネェんけぇ?


『まぁ、そのような痕跡は有りますね。

 ですが、管理外の次元や惑星を全て把握できる訳ではありません。


 流石に先住民に害をなしていた場合、厳罰となるため、そのようなケースは皆無です』


厳罰けぇ?


『はい。

 脳を摘出し、保存維持装置へ収監。

 雑務処理のみを行うシステム端末化とされます。


 むろん、休息などなく、システム的に維持される為に、永遠に労働に勤しむコトてなります』


はい?

エグ過ぎぬか?


『数多の命を奪い、文明を滅ぼしたモノに慈悲は不用とのコトです』


なら、仕方ない、のけ?

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