↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
377/471

朝食が出来たようじゃな。ん?出来上がりを、嗅ぎ付けよったかっ!

どうやら今朝はシンプルに行くみたいじゃな。


ラグラクス薄切り肉ソテーエッグと野菜サラダ、パンにスープとミルクじゃ。

コレにフルーツがの。


ちゅうてもの、量は十分に、いや、多過ぎるくらいかや?

何せ、トカゲの卵は、ソフトボールを2個ほど、横に並べたよりもデカいでな。


ラグラクスの薄切り肉も、薄いステーキ肉じゃて。

パンは焼きたて。

バケットタイプをスライスしての。

それへ香味野菜を摩り下ろしたヤツを、バターみたいなんへ混ぜ合わせ塗り、更に焼き上げちょる。


こん香ばしい香りが、堪らんわい!


で、足りん輩用じゃろか?

芋を蒸してから潰し、乱切りにした野菜と、焼き上げてから適度に切ったソーセージを混ぜて、マヨネーズみたいなモンで和えておるな。


いやいや。

アレだけで、立派な一品料理なんじゃが?


「ふむ?

 カリンとシムエルには、量が多いか?

 まぁ、余ればハゲルが食うだろう。


 しかしギーゼットとポックルもだが、ジェムも、俺らが食うのと同じ物で済むのは助かるな。


 やはり、中層以降の生き物は、手間が掛からぬ。

 確か、コチラ側の生き物には、人と同じ物を食べさせたらダメなのだったか?


 先日にロゼッタから指摘されて、初めて知った訳だが。

 逆に、中層以降の生き物が、人と変わらぬ物を食べても、問題ないと知って驚いておったな」


ふむふむ。

どうやらココら辺では地球の生き物と同様に、人と同じモンを動物へ与えてはならんみたいじゃな。


だが、森の奥ともなれば、毒を含むようなモンが食いモンになるでな。

そがぁな環境へ住み暮らす生きモンが、人が食す程度のモンを食って、身体に害が出るハズも、のぅ。


っと、食事の支度が終わったタイミングを、見計らった訳ではあるまいが、ちょうど皆が食堂へと。


ちゅうてもの。

朝六時前なんじゃが?

早過ぎぬかや?


『今日は特に早いみたいてすね。

 プラティオン鉱石を取りに行くみたいですので』


結構な距離があるんじゃったかえ?


『本来ならば、何泊かしつつ往復する距離となります。

 日帰り出来る距離ではありませんね』


ん?

確か、ダリルさんは、日帰りする、ちゅうとらんかったかや?


『そうですね。

 荷車を牽く生き物を牧場で借り受け、それへ荷車を牽かせての移動だと、色々と時間が掛かります。

 ですが、ギーゼットが牽くなれば、カナリの時短となるでしょうですから。


 っと、マスター?

 私が説明しているのに、勝手に食べないで貰えます?

 沙織もですか?

 はぁ〜』


溜め息吐くと、幸せが逃げるぞい?


『誰のせいですかぁっ!』


ん?

いやいや。

目の前での、あがぁに美味そうに食われたらのぅ。

しかもじゃ。

こん香りがなぁ。


これを目の前で見せられ、嗅がされちょるんじゃぞ。

我慢なんぞ、出来るかぁ!


『開き直らないでください!』


いやいや。

ジェミアさんは、香りを嗅げんし、料理を食えんけぇな。

儂らにとって、この状態での御預けは、拷問に等しいでな。


じゃがらの。

誰が悪いか?ちゅうたらの。

食テロなダリル飯じゃ!

むろん、異論は認めるぞえ。


『ソコは認めるんですね。

 まぁ、ダリル飯は人どころか生き物でさえありませんが?』


ソコへ突っ込むかぁ!

一本取られたわい。


っと、カツンカツンな儀式が始まっておるな。

まぁ、あらかじめ察しておったメンバーは、芋サラダを自分の皿へ盛っておったで、余った料理はないみたいじゃ。


っか、皆、よう食べたのぅ。


「ほぅ?

 カリンとシムエルも、完食したようだな。

 しかし、カリンが成長して来たのは、分かるが、シムエルも成長しとらんか?

 確か、成長期は過ぎたと、言っておったハズだが?」


ふむ?

ダリルさんの呟きにて、改めてシムエル嬢を見るとじゃ。

確かに背が伸びたような。


胸も前よりは。

ん?

そう言えば、ガンレート嬢もかぇ?

っか、なんか以前より、ふっくら、しちょらんか?


『筋肉量は変わっておりませんが、より女性的な肉体になったみたいですね。

 コレもダリル様の料理が原因かと』


マジかぁっ!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。