↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
376/473

ギーゼットさん、驚愕!ロゼッタ嬢、愕然!

ロゼッタ嬢の言葉を、フフーンちゅう顔で聞いておったギーゼットが、ん?ちゅう感じでの。

で、驚愕顔でカリンちゃんを。


マジマジと見られるカリンちゃんがさ。


「そんなに見詰められると、テレるんだけど?」ちゅうて、モジモジしちょるな。


いや、そう言う問題か?

しかし、ホンマに微電流探索が封じられたようじゃな。


最初ビックリしちょったが、ギーゼットはニヤリっと。


「どうなってんでぇい?

 さっきより、動きが良くぬぇいけぇい?」


「微電流探索は封じたんだよねぇ?」


ハゲルさんとロゼッタ嬢が、困惑顔で。


「多分だけどさ。

 気配や空気の流れに、匂いなんかも察して動いてるかな?

 微電流探索は、察知能力の一つかもね」


カリンちゃんが、のほほーん、っとの。


「これ、さっきよりキツくないです?

 明らかに手加減してくれてましたよね。

 っか、微電流探索を止めたから、精度が落ちて、ギリギリになった感じ?」


ファマル嬢が必死で避けつつ、そがぁなコトをの。


「つまり、なんけぇ?

 手加減するために、微電流探索してた、て、かぁ?」


「カリン!

 妨害止め!

 キツ過ぎるよ、コレっ!」


とうとうロゼッタ嬢が、根を上げたわい。


「うん、分かったよ〜」


ポックルを撫でながら、カリンちゃんが応える。


したらギーゼットの動きが滑らかに。

適切な手加減が、行えるようになったようじゃな。


さて、模擬戦ちゅう戯れをしちょる間に、ダリルさんは厨房じゃな。

何時ものように、マル芋粉を溶かし入れた湯にて、食材を湯掻いたり、湯へ潜らせたりしとる。


コレだけで、食材から余分な灰汁が抜けるでな。

じゃが、茹で過ぎると、食材によっては旨味まで抜けるようでの。


ほじゃけぇ、ダリルさんは食材に応じて、茹で時間を変えちょるようじゃ。


『何度かマル芋湯を使って、食材に適した茹で時間を知ったみたいですね。

 湯に潜らせている食材は、あらかじめ薄切りにしてますし』


なるほどのぅ。

色々と考えるもんじゃてな。


で、今朝はパンに目玉焼き、いや、肉ソテーエッグかや?

ベーコンなれば、ベーコンエッグじゃが、なんじゃろ、あん肉は?


『ラグラクスの肉ですね。

 冷凍保存していた物を薄切りにし、軽く湯へ潜らせた後に焼いたみたいです。

 卵はトカゲの卵となります。


 近辺に生息する大人し目な生き物で、人に害を及ぼしません。

 ただ、繁殖力は高めなので、放置すると増え過ぎるキライがあります。


 そのため、食用に狩られるコトが多い生き物と言えるでしょう。

 卵も日々に数個ほどを、アチコチへ産み付けておりますが、産んだ後は放置ですね。

 っと言うか、産んだコトを忘れてしまうようです』


んじゃ、そん生き物は?

しかも、毎日数個って、増え過ぎんかえ?


『無精卵も混ざっておりますが、大半は森の生き物に捕食されています。

 ダリル様も、軽く森から得て来たみたいですね』


はー

卵が気楽に手に入るのかや?

便利じゃのぅ。


『まぁ、鶏の卵よりは、味が落ちるみたいですが。

 単独の卵焼きだと味が薄くて物足りないかと』


ふむ。

一長一短じゃな。

じゃが、そがぁな卵を、わざわざ?


『ラグラクスの肉と合わせるためかと。

 ラグラクスの肉をソテーした物は、味が濃厚です。

 コレと通常の卵を合わせると、少々クドクなるかと。


 そう考えるなれば、この組み合わせは最適だと思われます』


そがぁなモンかえ?

ふむ。

なれば、試してみるかや。


『マスター?』


うむ。

確かに、鶏卵とラグラクス薄切り肉のソテーエッグは、ちと、クドイかのぅ。

濃厚とも言えるが、ムツコイわい。


じゃが、トカゲ卵と合わせると、程良い感じじゃて。

うーむぅ。

美味いモン同士を合わせれば良い、ちゅう訳でも、ないんじゃなぁ。


『っと言うか、シレっと食べないでください!

 て言うか、なんで沙織も食べているんですか!』


「美味しゅうございました」


『そう言う問題では、ありません!』


まぁま、ジェミアさんや。

続きを観ようでは、ないかえ。


『もぅ!』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。