金は出しても口出すな!無理?なれば、儂が版権を奪うまでじゃ!
儂が思わず語るとの。
「あー、そのですね。
マスターの思い入れは、分かりました。
確かに、企業は金を出すかもしれませんが、作品に口出しするのはダメですね。
まぁ、金出すから、口出しするのでしょうが」
「まぁ、難しいトコじゃな。
売れぬと企業としては、困る。
金が無いと、アニメなんぞの作品はできん。
ゆえに、売る手段として企業が口出すのを、クリエイターが容認しちょるんじゃろ。
まぁ、金稼ぐには、仕方ないのやもしれん。
じゃが、観る側からしたら関係ないでな。
企業がチャチャ入れしてクオリティ下がるなれば、断固拒否じゃて。
金出してクオリティが上がる作品なれば、儂が出資して版権奪いたいくらいじゃて」
儂が、そがぁに言うとの。
「では、そのように」っと。
へっ?
いや、どう言うコト?
「だからぁ。
マスター?
迂闊なコトは、言わない方が良いかと」
いや、どがぁしたんなら?
「出資者が、クリエイターを押さえ付けている現場は、多々存在します。
まぁ、お金が掛かりますから、好き勝手にさせれませんし、ある意味では、ブレーキ役ですね」
まぁ、金は無尽蔵には出んからのぅ。
「ですがマスターの一言で、そんな現場に対してマザーが介入をですね」
「待て待てぇい、ちょっと、待てぇい!
頭ごなしにクリエイターを押さえ付けちょる現場は構わんが、クオリティに関わる制限を掛けちょる現場もあるでな。
そがぁな現場は、逆にクオリティが下がる。
ほじゃけぇ、キチンと見極めての介入なれば、良かろうて」
「容認してしまいましたよっ!
この人ぉ!?」
ふん。
良い作品を生み出すのに邪魔な輩はゴミじゃ。
儂は、良い作品が観たいでな。
邪魔するなれば、切れば良いのじゃ!
「欲望ダダ漏れですね!
我儘ですかぁ!」
ん?
マトモに現場を回しておれば、問題あるまいて。
スタッフへ無体なコトをしたヤツらが悪い。
「分かりました。
過去に、その様なコトをしたり、指示した物にも制裁を施しましょう。
それよりも観るのは、やはりガ○ダムなのですか?」
?
そんつもりなんじゃが?
「あー
あのですね」
なんじゃ?
「観るの。
黄金バットに、しません?」
はい?
いや、なんでじゃ?
「いえ、そのですね。
あんな不審人物?がヒーローな作品が、どの様な作品か気になりまして」
「ジェミアさんや」
「なんでしょ?」
「ヤハリ、黄金バットを気に入っちょろうが?」
「え?
いや、違いますぅ!
気に入ったのでは無く、気になったんです!
だって、あんな不審者がヒーローな物語りって、普通は破綻しますよね。
どの様にして成立させているのです?
それに、ブラックバットとの絡みも気になるトコロですね」
いや、絡みちゅうて、アータ。
「変な意味では、無いですからね!」
変な意味?
「マスター?」
コホン。
あー、なんじゃ。
儂も、実は詳しくないでな。
実は、ブラックバットちゅうか、黒バットの方が、黄金バットより先じゃてな。
当時は紙芝居じゃったそうな。
で、怪盗黒バットが強うなり過ぎてのぅ。
ソレを倒すのに生まれたのが、黄金バットらしいぞい。
まぁ、昔は著作権や版権がないに等しゅうてな。
黄金バットがパクられ捲ってのぅ。
で、漫画の黄金バットも、そん流れで生まれたらしいわえ。
あくまでも、らしい、じゃ。
実際は分からんでな。
っか、些細な類似をパクリちゅうとったら、世の中から作品の大半が消えるでなぁ。
「そうなんです?」
ほうじゃぞ。
異世界への転移や転生などは、最初に書かれた作品のパクリの様なもんじゃ。
ダンジョン系もじゃし、SFどころか、恋愛や青春系も、過去作品を探れば類似作品は有るじゃろうて。
まぁ、肌の色を黒にしただけのパクリは、ありゃ泥棒じゃけぇ、論外じゃが、何処かが似た内容が混ざるなんちゅうコトは、有り得るでな。
まぁ、丸写し的なんは、流石に盗作じゃがな。
ソレを鑑みるに、黄金バットはキャラを真似ちょるが、独自設定じゃてな。
問題なかろうて。




