色々とカミングアウトした後なんじゃがの、元は、何の話しじゃったかえ?
まぁ、色々とカミングアウトしてしもうた訳じゃがな。
して。
「何の話しから、こうなったんじゃったかぇ?」
思わずの。
したら皆がズッ転ける感じでな。
うむ、良いリアクションじゃて。
「AIさんを、アドバイザー呼びは酷くないですか?って言う話しと、多羅様の年齢の話しなどから、でしたが。
話しが大きくなり過ぎて、ちょっとツイて行けておりません」
花咲さんが、溜め息を吐いて告げちょるわい。
「ふむ。
アドバイザーさんと呼び続けておるでなぁ。
別の名前かえ?
アド子とかナビ子、とかかや?」
「拒否いたします。
なんですか、その酷いネーミングは!」
「儂にネーミングセンスを求めるで無いわ!
流石に、ポチやタマに、花子は避けたんじゃぞ!」
なんじゃ?
皆が、うわー、ちゅう感じで見るんじゃが?
そがぁに変かえ?
「儂らが子供ん頃は、そがぁに違和感無かったんじゃがの?」
「五十年近く前の話しをされましても」
う〜むぅ。
現代風なんぞ、儂にぁ思い付かんでなぁ。
ええい、どがぁなんでもなれやっ!
「ほんじゃ、のぅ。
ジェミア、ちゅんは、どがぁなじゃ?」
そう告げたらの、皆が驚くんじゃか?
なんじゃろかい?
「マスター」
「なんじゃい?」
「凄く良いです!」
良いんかい!
テッキリ駄目だしされる、ちゅうと思っておったんじゃが?
「ほ、ほうかえ?
え?
ホンマに?」
「はい!
ジェミア。
良いです!
しかし、どの様な意味が?」
意味、意味のぅ。
「無いっ!」
「はい?」
「思い付いたけえ告げただけじゃ!
語呂が良い感じじゃけぇ、思い付きが口に出ただけじゃ!」
だから、儂にネーミングセンスを求めるで無いわっ!
「仕方ないですね。
でも響きはよろしいかと。
では、今日から私はジェミアと名乗りましょう」
マジかぁ!
「いや、ホンマにエエんか?
後悔せんよのぅ?
キチンと本国から名付けて貰うた方が良くないけぇ?」
思わず動揺してしもうたわえ。
したらの。
「本国ですか?
No.KZB-850047a3とかになりますが?」
はい?
「ソレは、名前じゃのぅて型番では?」
「そうですね。
ですから、AI管理番号が、名前あつかいなのです」
それって、酷くね?
ん?
っか。
「じゃぁ、マザーは?」
「アチラは通称であり、正式名称ではありません。
しかも複数AIの集合体であるため、AI管理番号も適用されておりませんね」
なるほど、そがぁなっちよんじゃのぅ。
ふぅ、なれば。
「分かったわえ。
コレからは、アドバイザーさん改めジェミアさんじゃて。
改めて、よろしくのぅ」
そう告げるとの。
「なんか、良い感じで纏まりましたが、スタジオの使用時間が来たみたいですね」
花咲さんが、困ったように。
したら沙織さんがの。
「ああ、このスタジオは、本日はギター講座にて貸切となりました」
「はい?
次の講座は?」
「別スタジオを割り振りましたから、大丈夫です。
この施設は、他にも多くのスタジオが存在しております。
一般解放して無いだけですね。
ソチラを使用した頂いておりますから、問題ないです。
まぁ、皆さんのご都合次第ですが、講習を続けて頂けたらと」
沙織さんが、そがぁなコトをの。
まぁ、本国が作った施設じゃしのぅ。
ソレに、解放層なんぞ、全施設の内からしたら芥子粒にもミタんでなぁ。
で、皆さんの都合も良いらしゅうてな。
そん侭、講習をの。
儂も基本をマスターした後、皆さんが弾くギター演奏を眺めてのぅ。
そん後は、ソレを真似る訳じゃ。
全く同じ弾き方じゃてな。
ミスする箇所も同じじゃて。
そがぁな感じで真似ておると、生徒さん達から笑い声が。
「もぅ、タラさん!
止めてくださいよー
あー、お腹いたっ!」
ふむ?
完コピしちょるとな、弾き方や姿勢だけでのうてシグサや顔の表情まで真似てしまうでなぁ。
別に物真似芸人ではないんじゃが?
そうなるんじゃけぇ、仕方ないじゃろっ!




