面倒になったで、色々とカミングアウトをの。いや、花咲さん?ソコへ食い付きなさるかえ?
アドバイザーさんが納得してくれたでな、脳内加速を解いて貰う。
時を実際には止めれんが、コチラの思考加速にて、時が止まったように思考できるのが良いわい。
で、周りが動き出すとじゃな。
「いやいや、タラさん?
冗談ですよね?
明らかに私より若く見えますが。
高校起業家みたいな感じなのでは?」
ふむ?
ベンチャー企業には、その様な会社も、のぅ。
じゃがな。
「ドリームステージは、ベンチャーでは無いぞえ?
それに儂ぁ、$○○○ゑ夢の子会社へ勤めとったモンじゃてな。
ドリームステージから送られて来た機械に適合したけぇ、スカウトされた感じなんじゃよ」
花咲さんが驚いておるなぁ。
そして、恐る恐るなんじゃがの。
「もしかしたら、ですが。
前は、今の姿では無かったとか?
ははは、まさか、ですよね」
乾いた笑いでの。
じゃからの。
「ふむ。
完全にジジイな姿でしたのぅ。
持病も有り、いつ死んでもオカしゅうない状態でしたわい。
まぁ、その機械では若返りはせんのんじゃが、適合率と、ある現象に巻き込まれたコトが、原因らしいですわい。
今迄は騒ぎになるけぇ、黙っておりましたがの。
本国が、地球上の国々の政府関連や行政を全て管理し始めましたでな。
儂に悪さをするモンは皆無になりましたからのぅ。
しかも、あらゆる武器や暴力が行使不能になっとりますで。
まぁ、それも本国が介入しちょるみたいですがの」
「追加で補足いたします。
マスターは幻想機にて幻影のような映像を視聴可能ですが、リアル映像を視聴した際、視聴対象者の人生を追体験可能となります。
そのため過去の剣士である剣聖や剣豪を含めた、数多な剣士の人生を追体験しております。
さらに、世界各地の達人や軍人の人生もです。
つまり、暴力が振るえる状態の場合でも、マスターを傷付けるコトが可能な者は、存在いたしません」
アドバイザーさんの声が、この部屋へ設置されたスピーカーからの。
っか、イキナリ何をブッ込んで来ちょんじゃ。
「はい?
今の声は?」
「済みませんのぅ。
さっきアドバイザーさんが告げちょった幻想機。
ああ、儂が適合した機械なんですがの。
そん幻想機をコントロールしちょるAIですじゃ。
こん施設は本国管理でしてな。
幻想機から館内システムへアクセスしちょるんですわ」
そう教えたらの。
「アドバイザーが名前なんですか?」
そがぁなことをの。
いや、変なトコに食い付いたもんじゃて。
「ほうですが、どがぁしましたかの?」
「いや、いくら何でも、アドバイザー呼びは酷くないです?
声からして女性ですよね?
せめて苗字で呼ばれては?」
そがぁな風にの。
アリャ。
完全にAIじゃと、信じちょらんようじゃて。
「いやいや。
本名がアドバイザーさん、じゃてな。
元々AIに名前は無かったでのぅ」
困って告げるとの。
「そう言う設定なんですよね?」じゃと。
あー
完全に、信じちょらんようじゃ。
「だいたい、最近のAIが高性能になったとは言え、ここまで人のように話せるハズが無いではないですか」
完全に決め付けちょるわい。
まぁ、自分の常識で考えると、そうなるわなぁ。
儂も最近まで、AIに対する考えが、地球AI基準から抜けちょらんかったでな。
アドバイザーさんには、悲しい思いをさせた、もんじゃて。
さて、どう花咲さんを納得させる、かのぅ。
で、そんコトを考えちょるとな。
《コンコン》ちゅうて、ドアがノックされたんじゃが。
はて、誰じゃろか?
「ドナタでしょうか?」
そう花咲さんがの。
したらな。
「紫柳と申します。
コチラへ我が家の主人である多羅様が、伺っていると聞きまして。
護衛として派遣されました。
入室してよろしいでしょうか?」
あや?
屋敷内じゃから、ガード不用なんじゎないんけぇ?
『マスター
ココは公共エリアです。
定義的には、外と見做されます』
はぁ?
なれば、ガード得てから来んにゃならんかったのでは?
『講習の時間的に間に合わなかったのです。
ゆえに来る様に段取りを後からしました』
マジかぁ!




