40話
今日は創世学院の入学試験の日だ。
レーカイの中心にある創世学院に来ていた。沢山の人がいる。
自分に絶対の自信を持つ目を持つ者もいれば親を楽させてやろうという優しい目を持つ者もいる。
そして幸村達もいる。
ちなみに雪代先生や他のクラスメイトは城で訓練を受けている。
ここに来ているのは幸村、水樹、山川の三人だけだ。
「ねぇしんくん、どうなるのかな?」
マナミが不安そうな表情で聞いてきた。
ラウレス自身は邪神の手先にならないといっていた。
だが他の奴らはわからない。
まぁ、考えていても仕方ないか。
そんなことを思っていると学院の教師が前に出た。
「入学試験を開始する。戦士として登録した者はこっち。魔法使いはこっち。補助、回復魔法はがこっち。どれにも属さない者はこっちだ。」
これは得意なことをできるだけ伸ばすためだ。
僕は一応魔法剣士なのでどれにも属さない者になる。
そうして試験が始まった。
僕と同じ場所に来たのは僕を含めて三人しかいなかった。
「君達にはまず自分がなんの職業かをきかせてもらう。」
まず隣の赤い髪の少年が口を開いた。
「俺は補助魔法を自分にかけて剣を振るう補助剣士です。」
次に口を開いたのは白い髪の少女だった。
「えっと、私は回復攻撃魔法師です。回復魔法と攻撃魔法が使えます。」
そして最後に僕に視線が集中する。
「僕は魔法剣士です。その名の通り攻撃魔法と剣を使って戦います。」
そういい終わると試験官が
「そうか。ありがとう。ではこの冒険者達と戦ってもらおう。」
そういって出てきた人たちは皆顔見知りだった。
「シンヤ、、、俺帰りたい。」
その人達は僕がドラゴンと戦ったのを知っている人だ。
「お知り合いですか?」
試験官がそう聞くとプルプル震えながら頷いた。
「えぇ同じ冒険者です。」
そういうと試験官は何かを察した様な顔で僕に聞いてきた。
「君、冒険者ランクは?」
そう言われたので青銀色つまりSランクの冒険者証を見せた。
すると冒険者たち以外の顔が驚愕に染まった。
「君は試験を受けなくていい。帰りなさい。」
そう言われたので「では僕はかえります。お二人とも試験頑張ってください。」と僕以外の受験生にエールを送り家に帰った。
多分マナミ達も同じ様な状況だろう。
大変だなぁ。
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