34話
ラウレスの存在に気づいたのは僕だけだろう。
ユタカもマナミも気づいてないだろう。
「じゃあ、行ってくるよユタカ。」
僕はそう言い残して空間転移した。
空間転移した先には海があった。
釣り場ではない。
そしてそこにはラウレスがいた。
「何しにきたんだい?ラウレス?」
僕がそう問うとラウレスは真面目で子供のように
「少し、お主と遊びに来ただけだ。去年の戦い、楽しかった。久しぶりに血湧き肉躍るようだった。我以外の魔族は知らんが我は人間を襲わないと約束しよう。その代わりお主が我の遊び相手となれ!」
といった。
「さあ、剣をとれ。シンヤ!」
その一言で激戦が始まった。
神斬流 炎
狙うは心臓。
受け流される。
ラウレスの神速の一撃
軌道は右斜め上。
神斬流 水
ラウレスの左からの攻撃。
神斬流 水
!?いやちがう!これは一刀流と見せかけた、、、
「さすがだな。そうだ我はあの後さらに強くなった。その答えがこのナイフだ!」
そういってナイフとロングソードを構える姿はまさに魔王であった。
だが目は違う。
少年のような瞳だ。
ロングソードをさらに引き立たせるためにナイフを使う。
手数が多いだけじゃないということか。
「では、最後の一撃だ!いくぞ!」
「魔神殺・真」
ナイフを一撃目に首を狙ってきた。
それを避けるとロングソードが心臓を狙って刺突してきた。
真剣白刃取り
それを両手で挟むように捕まえる。
そしてすぐにはなす。
その一瞬の隙に
神斬流 雷
その一撃でラウレスは倒れてしまった。
「、、、大丈夫かい?ラウレス?」
「あぁ、我は時期に動けるようになる。我は約束は守る。さっさといけ!」
そういってラウレスはポーションを口にしていた。
「じゃあ。僕は武闘大会に戻るから。またいつでも戦おう!」
僕はそう言い残して武闘大会の会場に転移した。




