閑話3
前世のお話です)
僕がまだ5歳だった時のこと。
僕は父さんと公園に来ていた。
すると悲しげな瞳の可愛い女の子が座っていた。
「ねぇ、何かあったの?」
僕がそう聞くと彼女は
「昨日ここに引っ越してきたんだけど、大事な友達と離れ離れになっちゃったの。」
もその子は言っていた。
その時確かに彼女は泣いていた。
「そうなんだ。それは残念だね。」
と僕がいうと
「うん。でもわたしは寂しくなんかないよ?」
彼女は泣きそうな瞳でそういう。
「、、、嘘。」
僕がそういうと彼女は怒った。
「嘘じゃないもん!ほんとだもん!」
「嘘だよ。人は嘘をつく時の反応、例えば視線や体の向きが自分の逆を向ける。それを君は満たしている。」
僕がそうしっかりと彼女を見ると
「ねぇ、君はわたしと友達になってくれる?」
彼女はそう聞いてきた。
「もちろんだよ!」
僕が満面の笑みで返すと
「うん!よろしくね!」
とその子は言っていた。
その日はその時彼女は親に呼ばれて名前も聞けずに帰ってしまった。
翌日
ピンポーン チャイムの音が家に広がる。
「はーい。」
母さんがそういいながら玄関にいくと
「隣に引っ越してきた神崎と言います。よろしくお願いしますね。」
「ご丁寧にどうもありがとうございます!沖田と言います。よろしくお願いしますね!それでそちらのお嬢さんは娘さんですか?」
と母さんが言った方向に目を向けると昨日の子が挨拶にきた女の人と手を繋いで背中にかくれていた。
「君は昨日の、、、」
と僕がいうと彼女も思い出したようで
「確か昨日、公園で、、、」
「愛美?知ってるの?」
と女の人が聞くと
「昨日公園でお話ししたんだ。」
と微笑んでいた。
「改めて、神崎愛美です。よろしくね!」
「うん!僕は沖田真矢!こちらこそよろしく。」
こらが僕と愛美との出会いで僕の初恋だった。
今回は閑話で前世のお話です!
読んでくれてありがとうございます!




