30話
「いくよ!」
神斬流 雷
高速の技だ。
だがドラゴンの真髄は攻撃力でも素早さでもない。
防御力だ。
硬い皮膚の上にはさらに硬い鱗がある。
これは唯一ラウレスを上回っているだろう。
「なんだ、この程度か。」
尻尾に当たった雷はすぐ皮膚を貫通してしまった。
古代魔法 絶対高温
フェンから絶対高温を流してドラゴンの体内に炎をつける。
「ギイィィィ」
ドラゴンの悲鳴が当たりに響く。
「ドラゴンをあんなに簡単に!?」や「あの新人、すげぇ、、、」と言った声が聞こえてきた。
だがこれだけでは終わらない。
さすがドラゴンと言ったところか。
この攻撃を受けてなお立つとは。
「へぇ、ならこれはどう?」
古代魔法 物質構成
物質構成にて作り出した大量のミスリルの槍を一気に全て解き放った。
だが半分は叩き落とされてしまう。
でもたった僕の魔力が尽きるまで槍はいくらでも生み出せる。
100本、200本とどんどん刺さっていく。
それが500本になった時すでにドラゴンは動けなくなっていた。
「これで終わりだ!」
古代魔法 絶対零度
その一撃でドラゴンは約−273度で凍りついたのだった。
「おしまい、だな。」
凍りついたドラゴンを見てライドさんはそう言った。
ライドさんは呆れたという目で僕を見ている。
セーヌさんも僕を信じられないものを見ているようだ。
周りの冒険者も騎士も学生も唖然としている。
「魔物が逃げちゃいますよ!」
僕がそう叫ぶと周りが思い出したかのように再び剣を振り呪文を唱え始めた。
しかしそれも上位の実力者のみ。
そこまで強くない者達は依然として唖然としている。
そこでライドさんが
「いい加減にしろ!戦うぞ!」
と言って自ら前線にでて剣を振り始めた。
その姿を見て残りの者達もまた戦い始めた。
いつのまにかマナミ、ユタカ、シンシアの三人が戦闘していた。
「清雷流・日 炎剣」
「雷帝!」
「剣舞武 256連!」
とすごい勢いで敵を倒している。
僕も行かなきゃ!
神斬流 風
対大人数用の技、風を使い敵を片付ける。
僕の方にどんどん魔物がやってくる。
古代魔法 絶対零度
そうすること約3時間の攻防の末最後の魔物を倒しドラゴン襲来は僕ら人類の完全勝利で終わった。
その数時間後、冒険者、学生、騎士関係なく宴会をしていた。
「今日はせっかく勝ったんだしここで食べていこうか。」
僕がそういうとシンシアとユタカは嬉しそうに笑った。
マナミは少し嫌そうにこう言った。
「しんくんの料理食べたかった。」
そういうマナミの頭をゆっくりと撫で
「明日から僕がまた作るから。ね?」
と言った。マナミは
「、、、それなら、まあいっか。」
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