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剣魔の英雄 〜最強の僕は幼馴染に甘えたいです。そのためにいじめっ子勇者や邪神を倒します〜  作者: かず


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28話



僕は帰りの途中、市場にいた。

「今日は生姜焼きにしようかな。」 

そんなことを考えつつ豚肉や調味料を買っていると気になる物を見つけた。

「ハーブの種ですか?」

それはハーブの種だった。

「あぁ、そうだよ。植えてから3ヶ月くらいでできるよ。」

3ヶ月かぁ、悪くないなぁ。

「じゃあこれとこれをください。あと肥料と土も。」

僕がそういうと店主のおじさんは「毎度あり!」と言って作り方の書かれてメモをくれた。

「ありがとうございます!」

そういって僕は帰路に着いた。

家に着くとまだみんな帰ってなかった。

時計を見ると6時だったのでもうそろそろ帰ってくるだろう。

僕は一旦自室に戻り着替えたら白い無地のエプロンをつけた。

そして僕は生姜焼きを作りながら親友の帰りを待つのであった。


3時間後


これ完全に忘れられてるよね、、、

その時、ガチャっと音がなった。

そこには眠っているユタカとそれを支えるが泥酔しているシンシア、そしてお腹すいた表情のマナミだった。

「ごめんね、しんくん。シンシアとユタカくん、しんくんが作ってたのを忘れてたみたいで。」

と申し訳なさそうにいっていた。

「わたしは食べてないから2人でこれ食べよ。」

そういってニコッと微笑んだ。

「じゃあ手を洗って着替えておいで。」

僕がそういうと「はーい」と言って洗面所に向かった。

マナミがバタバタと向かったのを確認して僕はシンシアとユタカに視線を向けた。

「君たちの分は明日の昼にしようか。」

そういって2人をソファに寝かせて毛布をかける。

するとマナミが着替えて降りて来た。

「それじゃ食べようか。」

「「いただきます。」」

マナミは真っ先に生姜焼きとお米を口に入れた。

「今日ね、ハーブを買って来たから明日、庭に植えようか。」

「うん、そうだね。わたし楽しみ!」

「それにしてもしんくん、初日でSランクかぁ。すごいね。」

「マナミだってAランクじゃないか。」

そんな他愛のない会話を続けながらその日は終わった。


そして僕は今自室でマナミと話をしていた。

さっきの食堂での会話の続きだ。

「まさかユタカが婚約するなんてね。前世の時からしたら考えられないね。」

僕がそういうとマナミは悲しい顔になった。

きっと前世のことを思い出したのだろう。

そう思っているとマナミはポロポロ泣き出してしまった。

「ねぇしんくん、もうどこにも行かないよね?わたしから離れないよね?」

そう聞かれた。

「うん。君が嫌いになっても僕は君のそばにいるよ。」

きっとマナミは前世で僕が死んでから情緒が不安定なのだろう。

僕は手を広げて

「おいで。」

と言った。

するとマナミが近づいたのでしっかりと抱きしめる。

すると安心したのか寝てしまった。

僕はこのまま部屋に連れていくこともできず

「おやすみ。マナミ。」

そういってベッドに入るしかなかった。


翌日


「う、うん?マナミ?あ、そうだ昨日、、、」

昨日のことを思い出すとどうしても恥ずかしくなってしまう。

ちなみにマナミは僕の腕の中にいる。

その頭を撫でていると

「おーい、起きろ、シンヤー!ってな!?」

ユタカが入ってきた。

その大きな声にマナミが起きてしまった。

「ん、うーん、しんくん?えへへ、しんくんだぁ!」

そういって僕を押し倒してしまった。

「!?」

まさに不意打ちだった。

そのままベッドから落ちた僕の唇に直接キスされた。

「えへへ、しんくんのお口いい匂いがするぅ。」

そのままディープキスをすること約1分、するとマナミが自分が何をしたのか気付いたのか

「うわぁぁ!わたし、わたし!こうなったら、しんくんの初めてを、、、じゃなくて!」

元から赤かったマナミの顔がさらに赤くなる。

ちなみに僕も真っ赤だ。

そしてこの状況をユタカとシンシアがみている。

「、、、とりあえず朝ご飯食べようか。」

僕がそういってもマナミは僕の胸に顔を埋めて照れている。

それのせいでお互いの心音が聞こえてどちらもうるさいくらいトクトクなっている。

するとシンシアが

「もう今日は私が作るわ。」

と言った。

しかしユタカが

「じゃあ俺も手伝うわ!」

と言った。

「「「絶対にやめなさい。」」」

、、、珍しく意見が揃った。

何を隠そうとユタカは料理の腕が壊滅できなのだ。

マナミはスイーツが作れる。

僕は肉じゃがや唐揚げなどの家庭的な料理が作れる。

シンシアはお店で出るような良い料理が作れる。

ただユタカは何も作れない。

ユタカが作ったスープを飲んだ前世のユタカの母が一週間寝込んだほどだ。

「というわけで今日も僕が作るよ。」

ユタカのご飯を食べるくらいなら恥ずかしい方がマシだ!

読んで頂きありがとうございます!

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