27話
「誰が戦う?」
シンシアがそう聞くとユタカが嬉しそうに
「俺、やりたい。」
と言った。
しかし
「シンヤ、お前が戦え。」
とレゼンがいってきた。
「わかりました。受けて立ちます。」
「おいで、フェン。」
その瞬間僕の蒼いペンダントが光の粒子と共に刀に変わった。
「いいねえ。わかってるじゃねぇか。いいだろう、俺も本気で行くぞ。」
とレゼンさんがいうと。
さっきのお姉さんが
「では、ルールは殺さなければなんでもよし。戦闘不能もしくは降参で負けです。それでは戦闘開始!」
その言葉で戦闘が始まった。
神斬流 雷
僕の神斬流はまさに『神速』sランク冒険者程度では反応すらできない。
「なんだ、いまの速さは!?」
首筋にフェンの峰を当てて僕は言った。
「これで終わりですね。」
そうすると彼は言った
「あぁ、俺の負けだ。」
そういって金色のカードを三枚出した。
「これがaランクギルドカードだ。無くすんじゃねぇぞ。」
そういってユタカ、シンシア、マナミに渡した。
「あの、僕の分は?」
僕がそう聞くと彼は
「お前の分はこれだ。」
と言って透き通った青銀色のカードを渡された。
「それはsランクのカードだ。実はお前のsランクは決定していたんだ。戦ったのは俺がやりたかったからだ。すまねぇな。」
「ちなみにsランクはいるだけで金が入ってくる。もしもの時の戦力となるからだ。当分は金には困らないだろうよ」
そういってガハハと笑っていた。
「それでお前ら4人でパーテ組むんだろう。 パーティ名はどうする。」
パーティ名なんているんだ。
すると真面目なシンシアが
「どうする?」
と聞いてきた。
「俺らが世界を照らす。みたいな意味にしたいなぁ。」
ユタカらしく単純な案だなぁ。
「いいとおもう。」
「私もそう思うわ。」
「なら蒼龍皇明なんてどう?」
「いいね!さすが私のしんくん!」
「私もいいと思うわ。」
「俺も。」
するとレガンさんが
「決まりだな。あとはやっといてやるから好きにしな。」
「ありがとうございます。今朝の皆さんもありがとうございます。」
僕がそういうと僕らの戦いを見ていたギルドの人たちが「いいじゃねえか。気に入ったぜ坊主!」や「今日は飲むぞ!」と盛り上がっていた。
するとおそらく最年長であろう人が
「よし、今日は俺の奢りだ!好きなだけ飲め!」
というと
「「「うおおぉぉぉ」」」と皆喜んでいた。
「僕は晩御飯の準備があるから帰ってるね。」
と僕がいうと冒険者の方々は
「帰っちまうのか?」や「俺らと飲もうぜ」といってくれた。
「申し訳ないですが、もう4時なので。晩御飯を作らないと。」
僕が断ると
「そうか、残念だ。でもまた今度飲もうな!」
と気前よく言ってくれた。
「では僕はこれで。」
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