16話
裁き対魔神殺
魔神殺の方がやや優勢かのように見えたが全ての剣を避けながら一撃を撃つのは不可能だ。
それが功を奏したようで裁きが押し勝った。
つまり倒れたのは魔王ラウレスだった。
そう思った矢先、禍々しい羽と血のようなナイフを持った魔族であろう天使のようななにかが現れた。
「ヒィ 何よこれ ラウレスを連れて帰りに来たのに、なんで頂上決戦が行われているのよ。」
「何をしに来た、フル。 我は今、シンヤとの戦いで負けた。 敗北者の未来は死のみ。」
「今、あなたに死なれると私たちも困るのよ。」
「まて、逃すか!」
ここでラウレスを逃すわけにはいかない。
そこで物質構成で作った弓を放つが
「ヒィ なんなのよ!」
といって、フルと呼ばれた女はラウレスを連れて逃げてしまった。
「逃したか、、、」
あれは危険だ。
あんな強大な力を持つ者が敵なのだから。
「シンヤ、大丈夫か?」
父さんがすごい形相で走って来た。
「まったく いつの間にあんな力をつけたのか。」
周囲の貴族たちはまだ唖然としている。
当然だろう。まだ12歳の少年が魔王を追い払ったのだから。
「大丈夫ですよ。 かなりの魔力を使い過ぎてしまいましたけど。亅
「そういう問題ではないのだが まあいい。」
それにしてもあれが魔王ラウレス、、、
強くならなければいけないなぁ。
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