14話
セイルドの夜は星がよく見える。
今夜もたくさんの星が見えた。
親友の婚約パーティじゃなきゃ広場で星を見てたところだ。
ちなみにジークさんと父さんもいる。
星を眺めているいる間に馬車はパーティ会場に着いた。
パーティ会場は煌びやかな装飾や大きな大理石をたくさん使った豪華な場所だった。
知り合いの貴族に一通り挨拶をしたがやはりパーティの雰囲気は苦手なので端の窓から星を見ていると教皇が
「今夜の主役の入場です。」というと今日の主役であるシンシアとユタカが入ってきた。
その時黒い魔力が辺りにながれこんできた。
「この魔力は、、、」
父さんはこの魔力が何かわかっているようだ。
周りが混乱してる中、僕は魔力の波長を読み取り発生源を見つけた。
その数秒後黒い鎧と禍々しいロングソードを持った人型の何かが現れた
「、、、魔王」
誰かが囁く
「奥義 完全空間」
歴代最高と呼ばれる聖女、シンシア。そのオリジナル魔法であり世界最高の補助、回復魔法である『奥義 完全空間』
シンシアが認めたものしか入れずその中に入ると全ての補助や回復が施される結界だ。
「フハハ、さすが聖女だ。これほどの結界を難なく張るとは。だがこんな物、我の前では無力に等しい!」
そういって威圧のみでシンシアの結界を破ってしまった。
その威圧のせいで貴族たちはもちろんシンシアやユタカ、マナミまで動けなくなっていた。
だが僕は動けた。
理由は単純、奴と僕の実力が近いからだ。
奴はシンシアに気を取られていて僕には気づいてはいない。
今は絶好のチャンスだ
神斬流 雷
その攻撃に奴が気づいたのは刃が浅くだが入ってからだった
「っ、小僧」
「あーあ、やっぱり浅かったか。次は仕留めるよ」
そう言って僕と奴は距離を取り
「僕の名前はシンヤ、シンヤ=ウェント 君の名は?」
「我の名はラウレス 魔王ラウレスだ」
お互い名乗るとラウレスは
「シンヤ、久しぶりに楽しい戦いができそうだ。 いざ参る!」
といってそのロングソードで切り掛かってきた。
「本当は戦いたくないんだけどなぁ。」
僕はそう言ってラウレスに向かっていった。
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