11話
「さすがじゃ、特にシンヤお主は強くなった じゃが傲慢になるでないぞ。」
「はい、わかっています。」
きっとマナミもユタカもシンシアも同じ気持ちだろう。
「うむ よろしい では元の世界へ戻すぞ。」
その次に目が覚めると僕はウェント侯爵家の自室のベットにいた。
僕は自分の部屋を出て食堂にいく。
「おはようございます。 父様、母様、
兄様」
「おはよう、シンヤ。」
「ところでシンヤ、今日の予定なんだがアレル伯爵家に行くことになった シンヤとも関わりがあるがいくか?」
アレル伯爵家といえばマナミの実家だ。
マナミやジークさんがいるだろう。
「はい わかりました、行きます」
「そうか、わかった」
そうしてご飯を食べ終わった僕らはアレル伯爵領に向かった
アレル伯爵領は馬車で大体1時間くらいで着く
馬車の旅では何事もなく終わりアレル伯爵家に着いた
「こんにちは アレル伯爵、マナミさん、ジークさん」
「こんにちは シンヤさん」
「よくきてくれた シンヤくん」
伯爵たちは歓迎してくれるようだ
「さて、カザル殿はこちらへ、シンヤ君はマナミとお茶でもしててくれ マナミ、案内を」
「わかりました。シンヤさん、こちらです」
そう言われたのでついていくと
最初に話した庭園に案内された
庭園は相変わらず綺麗でいつも見入ってしまう
「ねえ しんくん」
マナミはトロンとした甘い瞳をこちらに向けてきた
そして僕の方に持たれて甘えてきた
ちなみに幻影魔法を使っているから周囲には仲良く話してるように見えるだろう
そんなマナミが愛おしい
「なぁに? マナミ?」
「あのね わたし、今とっても幸せなの。優しい家族に出会えて、何よりしんくんと一緒に入れてわたし幸せなの。」
マナミの家族は優しいらしい、ここまで慕われているのは妬けるなぁ
「僕もだよ、マナミ。それにしてもマナミの髪は綺麗だね」
マナミの蒼い髪色は彼女の可愛らしい見た目も合わさってとてもかわいい
そんなマナミの髪を僕は櫛で整えてている
マナミは僕が髪を整える度にくすぐったそうに、それ以上に嬉しそうに首をふる
「しんくん、くすぐったいよ」
「そんな甘い目で言われてもなぁ」
「だって、しんくんが撫でてくれるんだもん、嬉しいんだもん。それともしんくんはわたしのこと嫌い?」
「マナミは僕が君のこと嫌いだとおもう?」
「もし、そうならわたしがこの世界から消えるよ」
そういって涙目になったマナミはとても可愛い。
「例え世界が滅んでも僕は君の味方だよ。」
そういうとマナミは泣き出して抱きついてきた。
昔からマナミは泣き虫で特に僕の事となると自分のことを後回しにして僕に抱きついてくる。
そんところもまた彼女の魅力なのだけど
しばらくして泣き止んだマナミは顔を赤くしていた
「ねえ ほんとに味方でいてくれる?」
僕らは恋人ではない。だが特別な存在であることは事実だ
「もちろんだよ。マナミ、いつまでも君の味方だよ。だって君は僕にとって特別な存在なんだから」
「ほんとに?わたし、しんくんがいないと泣いちゃうよ?」
そう悪戯っぽく微笑んだ彼女との時間を大事にしたい。
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