閑話1
前世のお話です!
高校一年生の冬にそれは起こった。
事の発端は豊が福引で北海道旅行を引いたのは始まりだった。
それが僕と愛美の家族がなぜかついていくことになった。
曰く「冬休みもどうせ暇でしょ?」「人数がちょっと多いから来なさい」という事らしい。
そして今、僕らは函館山にいた。
そんな中僕は愛美を誰もいないところまで引っ張ってきた。
「ねぇ 寒くない?」
そういうと愛美は僕に抱きついてきて
「ちょっと寒いかな でもこうしていれば寒くないよ。」
そういった。
彼女を僕は優しく抱きしめて
「ねぇ 愛美? 僕は君のことがす」
「あ! いたいた。 真矢、こんなところで何してんだ?」
そういって僕らの邪魔をしたのは豊だった。
「うぅぅ 豊くんのバカ!なんで今なの!せっかくしんくんが、しんくんが!」
「何やってるの? 豊、あたし達の実質の息子と娘の告白を!」
そういって乱入してきたのは僕らの両親だった。
「なんでお母さんも見てるの? せっかく2人きりだと思ったのに!」
そういって地団駄を踏んでいる愛美を僕はゆっくりと再び抱きしめた。
「し、しんくん?」
愛美は驚いていたようだが徐々に顔を赤く染めて行った。
「ねぇ 愛美? 大丈夫、大丈夫だから。」
そうやって愛美の頭を撫でていると愛美は寝てしまったようだ。
そうやって僕が彼女を愛でている日々は幸せだった。
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