EP91 日本の兵器
「ギャハハハハハ!死ね!死ねやJL!この地球諸共!」
それさ軍事転用可能なまで仕上げられていた兵器、アメリカのある組織の技術をカルロスが洗脳を用いて奪い去ったのだ。
しかも絶対零度を奪い去り自分の力にし、彼らも、国も喰らい、さらにパワーアップしていた。
「脱出寸前にJLが再出動して、俺を宇宙船に括り付け宇宙空間に放り出されてから少しして、アメリカに着いたのだ」
これは米国の地下施設で作られた星を破壊する陽電子砲起爆型反陽子爆弾(Positron Cannon-Triggered Antiproton Bomb)対惑星破壊兵器に分類されるもので所謂ところの終末兵器、あの爆炎砲ですら終末兵器未満と言うことを考えると末恐ろしい称号と言えるだろう。
他惑星間戦争を想定して作られたもので有り、あくまでもアメリカの軍事的シナリオでは、最終手段で投入されるものと考えられている。
「遠隔起爆する反陽子爆弾、地球を滅ぼしてやる」
それは反陽子とは陽子と衝突すると対消滅し、エネルギーに転換される物質、その爆弾、陽電子砲を着火剤として、反陽子に満たされた
反陽子が容器の壁(物質)に触れないよう、容器内部は完全真空に保たれている容器に引火、爆発させるもの。
、、、ソレは歪んでいた、そのものはこの場所から隔絶したが如くその者の身が映像制作の世界で言う”Masking”と言う技法を使ったようになり、コンマ数秒単位に様々な異なる風景、画風の記録?多分だが奴の記憶が再生されていた。
「おっと済まなかったね、振り返っていたのだよ、過去を、今は現在を観ているよ」
今はやつの肉体が、空間が、変に歪な幻影に見える事は無くなり普通の実像に見えた。
「な、なんなんだ貴様は!」
黒を基調とした和服、装束をし、豪華で荘厳、目の前に現れた???には、畏怖や尊敬すら抱けない、カルロスからしたら余りにも偉大過ぎる存在はもはやそう言った付属品すら否定するべきと直感した。
「僕?僕かい?僕はね、日本って国から派遣された始末屋さ、まぁ始末屋とは言っても特別だけどね、カルロス」
「な、なぜそれを、、、まぁいい!死ね!」
ドガァーン!、、、地球は終わりを告げた、はずだった、チュインチュインチュイン!時間が、空間が捩れ始める。
「な!?有り得ない!」
街や人々が次々に瞬時に再生・蘇生していく、物理法則や生死の概念すら超越したやつは地球を再構築する。
「有り得ない」
「君は具象の力は使わないのかい?」
強く想うこと、血すら乾き切るほどの状況で、砂漠の中で安らぎの場所を、否、雨を、否、水を、途轍もなく洗練した目的を、真理を渇望するが如し、膨大なる集中力、思い込み耽る、入り込む余地のない自信を持つことで。
それを当たり前とする、その想い、イメージを現実へと具象と化し、実在を伴った込んだ思いで可能性を引き上げる、内在性の体内、顕在性の体外と二つのものがある。
「そんなもの有り得るものか!だって言ってしまえばそれは!」
そう、その通り。
「想像、そしてその事柄を具現するなんて、まるで!」
「いいや、そんな高尚なものじゃないさ、さぁ、計画は失敗した、君はどうする?」
「覚えていろよ!」
カルロスは遥か遠くに飛び去って行った、、、。
「戦国の世の中国、三国志の戦乱の遺物を取り寄せた、それは戦乱時代より繰り返し血を浴びた遺物には元から4000万以上の霊が巣食っていた」
「は、な、なんだよそりゃ」
「それに我は着目した、我が昔に作り出した意志ありし禁忌呪法を用いて、それをハンバーグ状に纏めて一つの器に注いだ、血を満たした縫いぐるみに追いマヨネーズ成らぬ追い霊魂、1人隠れん坊やら悪魔召喚の儀式などあらゆるやってはならぬを禁じ手を犯させて約5000万体、それだけじゃない」
太平洋戦争にて軍人・軍属約230万人、民間人約80万人以上の合計310万人以上、加えて餓死や病死を含め約376万人、アジア諸国にて2000万人以上の死者。
安土桃山の戦国時代で戦争から亡くなった約1500万人、日本各国の心霊スポットから1000万人弱、第一次2200万人、第二次世界大戦8500万人、そして細々と時代事の地層から地道に拾い上げた魂の断片、海など盆の日に帰って来た霊、墓場の霊、今まで上げた全ての戦没者の怨念や幽霊の集合体、合計約100億の霊を掻き集めて作られて大切に育て上げた。
「そして最後に全てが蠱毒を終えて、自律行動する呪法で催眠状態のソレに魂の断片を入れて霊体をハッキング、全てを喰らいつくしてから誕生させたのがこのホムンクルスの体内に居る魂、いわゆる蠱毒を霊的存在に行わせて作って喰わせまくって作られた大霊的蟲虫!」
禁忌呪法から縛られるそれはチャーシュー状態だった。
「彼等はまた復活する、名誉を持ちし彼等はより強くなり魂の国から現世に肉を持ち一つに纏まり帰って来たのだよ、素晴らしい事だよこれは、倫理を超えて復活したのだよ!」
そのものには、霊呪堂王と、そのような名前が与えられた。
10京を遥かに超える呪術を、ボソン理論上、物理的に有り得ない幽霊が発生せず、異常化にならない臨界次元、二十六個の次元で運用していた。
それはまるで遠近法、遠くにある木星付近に重力に負ける隕石を指に摘み、なんと軽々動かし潰した、念力の類いの非常に高度な芸当を最も容易く行ってしまった。
彼は言うには念力って感じじゃ無くて箱に入った一つの引き出しに過ぎなくて、遠近法でこのように出来るのは勿論、目に見える範囲に限定するが背景の人間を巨大化や縮小みたいな物理法則をガン無視でパソコンみたいに編集ができるようで。
まぁこれは呪術の直接的な干渉ではなく、呪術を使い高位次元にアクセス、ハッキングして高次元体のハイアバターを製作、それに意識を書き換えて下位次元の現実を歪曲、言い方を変えれば現実改変を行なっているとのことだった。
またこの力をやろうと思えばモンスター群196,883次元、グライス代数196,884次元などの領域にすら足を踏み入れて制御が可能であり、そのような次元を細かく全て制御・運用もまた呪術が支えるおかげで可能、そこから更に上位次元から下位次元を一方的に偶然と必然の経路の操作が可能で有りより巨大な多次元的に無限分岐する多世界には干渉が出来ないが3次元範囲に限定した無限分岐する世界ならまるでパズルや迷路のような量子力学的な干渉が行えてしまった、、、。
「JLの皆様、ご苦労様です」
「あんたもな」
「いえいえ無限次元すら大陸の超局所的な空間領域に過ぎないと言うのに、我はまだまだ未熟に過ぎる、だがこの未熟さこそ素晴らしい」
「(こいつには何見えて、何を認識してるんだ)君は何故、この超弦理論やらボソン理論やら一旦抜きに四次元時空間量子離散体、またブロック宇宙論的に相対性連続体のどちら状態の物理世界の依代の中に滞留してるんだ?」
「じゃあ君に逆に聞くけど、わざわざそんな次元行ったたってなんかある訳?高次元の種族や無限次元に居る君ら物理世界から見たら遥かに高度な全能の住人の居る場所に行ったって、余りにも僕の魂の視座では、抽象化され過ぎててつまんないっつ〜の、情報の海でバカンスってか?そんなんするくらいなら罰ゲームでフルチンのまま世界一周する方がマシだっつ〜の、俺はこの世界、日本列島の中を渡り歩いて美味い飯やらいい景色やら素晴らしいものを沢山見て来たしまだまだ新たな発見や発展、未知がある、未知がある事は素晴らしいぞ!意識を拡散し、偏在し、下位次元のすべての情報を取得してそれらの次元の全知者になったら、何も楽しめないんだよ、無いものねだりは人間の基本だが、あるものにとって要らないものもあるんだよ」
「なるほどな、確かに最初は贅沢な悩みだと思って聞いてたが、お前もお前なりに苦悩してるんだな」
「俺は楽しみながら強く、賢くなりたいんだ」
、、、。
その力は抑制しているが、無限に増殖し続けるウイルス的な存在、対象解析開始から終了までに規定値まで自身を増大、相手を吸い込み、力を奪い殺せてしまうものだ。
四次元時空に於いてソレは無数に存在しており、理論上は無限に増え、徐々に次元に侵蝕を繰り返しており四次元時空間連続体から、、、10次元、M理論11次元、F理論12次元、ボゾン弦理論上の26次元と現在では大体500次元までエレベーターに乗ってるんかってくらい順調に侵蝕を繰り返している。
そいつが階段を飛び越える度に、下の影で有るそれらは、高い次元の奴の思考から投影される概念的なアバターで有り、思想なそれらは勿論大きい思考を流れる度に強くなり続ける、勿論解析や吸引力もまた無制限に強くなり続ける。
そして500階までの時空間に於いてソレは、《時空の抜道》を原理を利用した情報共有システムを持ち、常時彼らは同期、呪術を最高効率と化しタイムラグ無しで情報を同期させており、また宇宙的景観10の500乗通りの取り得る設計の領域に侵蝕していた。
「本来ならば俺は怪物で、下にいる思想などただの撒き餌に過ぎないんだろうな」
本体は時空から自身を切り離したり戻ったりと言った、まぁつまりは超越しており、距離や時間を無視して行動可能で有り、全てとは言わないがある程度の法則性や理などの系統には所属を持たない存在な為に基本的に時間や空間、果ては因果までも存在しなくても存在理由、つまりは自身の投影者が死なない限り、供給源が絶たれない限り行動可能。
この地球・世界の人類が未発見の数学の定理を全て理解、他の世界の違う法則性がある中の人類が知らないまた未知の定理までくまなく全て取得、体得している。
「ふ〜」
火・水・土・風と言う源流・主には四大元素を操り、ここから愛を用いてそれらを結合、憎悪により分解、乾冷湿温の四大属性を通じてさまざまな複合属性(氷・電・非独立(他律)元素)に変換されていく、配合手順から配合比率、時間、さまざまな要因を加味することによってそれぞれ混ざり複雑化する。
「は!」
耐性も弱点もひったくれも無い属性の力、幅広く取り揃えた力は万能そのものだった、、、。
「ぐは!?」
そんな彼堂王すら。
「まだまだ未熟だな、遅い」
「おばあさま、流石です!」
彼女はアンナのお婆ちゃん、アスオールに所属して住み込みで働いて多次元で活躍中のお婆ちゃんだ。
「久々に帰ってきてやったんだ」
ドゴァン!宇宙空間に堂王は出ると天体望遠鏡から一瞬で消える、軽く光も物理の呪縛からも逸脱し、光の数億倍、数兆倍、数京倍以上っとどこまでも加速し続けられた。
「はぁ!」
「遅いねぇ、たかが光速の無量大数倍、それで加速なんて言うたいそうな名前付けて、改名しな」
ドガァーン!
「何にですか!早小走りですか!」
「馬鹿言うな、大股歩きだよ」
堂王は破壊されたと同時に再構築が開始するが故に勿論反応とかも無い、エネルギーがパワーに変化するような感じ、破壊されること自体は有る、だがその破壊が持つ力、破壊した際に発したものから再構築される。例えばの話パンチを放ったらそれに拳が飲み込まれるし拳は利用されてるからもう存在しない、筈が。
「ぐは!?(何故私の概念が通用しない?変換が成されないんだ、破壊は起きているはず)私は創造してるんだ、貴様はその創造を破壊として受け取っている、甘い、概念系での領域での戦い、非物理的なまでに分割された粒子系、言うなれば数学的領域で二元と概念で戦う訳だが、貴様はそれら錬成術がまるでなってない、ただ集めて固めただけの土の山だよ」
「なるほど、私は師匠のように砂の城ではなくただ強く、硬く、デカくとした単純なものでは足りない、と」
「そうさ」
彼ほどの男でもまだまだなので在る。




