EP89 誘き出し作戦
御前の間にて、ゲーム製作ゲームと言う呼ぶにメタゲームとでも呼ぶべきベクトルの世界、御前が敷いたルールがあった、これがクエストルール一覧。
第一条項・参加既成事実、御前の間に認識された時点で参加は成立、侵入・観測・記録、そのいずれも参加拒否の理由とはならない。
第二条項・存在猶予、参加者は“停滞”を許されない、成果が発生しない状態は敗北と同義とみなされ、存在権は段階的に削減される。
第三条項・闘争変換、暴力・殺傷・略奪は直接行使できない、ただし、それらはゲーム結果として間接的に実行される。
第四条項・遊戯定義権、ゲームとは御前、または参加者によって定義された瞬間に成立、挑まれた側は形式を決定できるが、定義そのものは覆せない。
第五条項・公平性、対等性は保証されない、対等であると認識した事実のみが成立条件となる。
第六条項・誓約拘束、誓いは契約より優先される、明文化されない合意であっても、御前が認めた場合それは絶対となる。
第七条項・虚偽正当、嘘・偽装・裏切りは行為として完全に許可される、ただし、それが看破された瞬間、評価は逆転する。
第八条項・契約の不完全性、契約は完全を保証しない、記述の欠落・解釈の揺らぎ・形式的正当性は、全て攻略対象となる。
第九条項・不正流動、不正は固定されない、遊戯内で“不正と定義された行為”のみが敗北条件となる。
第十条項・価値変動、ポイント・報酬・負債は固定値を持たない、それらの価値は状況・関係・御前の裁量によって再定義される。
第十一条項・規則侵食、参加者はルールに干渉できるが追加されたルールは既存ルールを侵食・上書き・歪曲し得る。
第十二条項・負債帰結、負債は数値ではなく“結果”として回収される、回収方法は限定されず、回避も保証されない。
第十三条項・離脱否定、離脱は選択できるが、完了は保証されない、離脱という行為そのものが、新たなゲームの開始条件となる。
第十四条項・代理責任、代理者の決定は絶対であるがその責任は代理者個人ではなく“選出した側”に帰属する。
第十五条項・観測支配、観測された事実のみが成立する、未観測の行為は、存在していても無効とされる。
第十六条項・結果遡及、結果は原因を書き換える、勝敗が確定した時点で、それに至る過程は再構築される。
第十七条項・最適解否定、最も合理的な選択は、必ずしも最良の結果を生まない、最適解は固定されず、常に変動する。
第十八条項・均衡破壊、ゲームは均衡状態に到達した場合、強制的に崩壊する、停滞は許容されない。
第十九条項・意味剥奪、勝利・敗北・報酬・負債の意味は固定されない、それらは御前の定義によってのみ成立する。
第二十条項・絶対権限、全ての条項は御前の意思によって再解釈され、そこに例外は一切合切存在しない。
これら20個の条項がクエストルールである。
科学力は日本でもトップクラス、それにより設計された仮想現実空間で無限にも等しい設定を付け加えたり管理・配布が可能。
過去の事例を挙げると10京にも登る才能や超才能を与えた人工知能を指揮する戦争遊戯だがしかしこれも駒を1体を御前が直接操作することで10京の人工知能を倒されて居る。
「やっば、なんて我儘な世界なんだ(てか、これで弱体化ってかルール減らしてるのマジ?御後はそれに勝つって、全知なんじゃないのか)おい、御前!」
「やぁ、よく参ったな、紙束も積んである、数は揃ってるようだ、ならば我に参加する権利をやる、拒否権もやる」
「もし御後が居ると言ったら?」
「御後兄さんが!?おい!連れて行け!」
「(そりゃあすげぇ期間空いて居なかった奴らしいからな、天才でも好物には食いつくよな)あぁ、着いてくると良い」
、、、。
だがしかし、だがしかし、だか!しかぁぁぁし!!!
「嘘だろ!?」
全員の個々の一番強い部分を同じ土俵で戦っても強い、確かにそうだ、日本の支配圏の殆どは奴自身がその実力で勝ち取ったんだから、クエストだってこれほど巨大なのは奴に絶対的なカリスマ性や実力を感じだからな訳だ。
知力も。
「ん」
じじいが前に立ち戦い、始めは御前劣勢、勝負の目が見えて居た、だがしかし。
「(世界に背く独立の実感、、、)」
第一原因を単一の木だとして、因果律はその木から生える枝としよう、その枝に生えるのが生まれた時点で完璧に熟れていて決して腐敗しない完全な果物、万物で有る。
枝には必ず永遠と伸びるもの、そしてそれは根本が決して見えない、届かない、無限後退しても枝から木は決して見えず、枝という因果律もまた実と同様に初めから永遠なるもので有る。
第一原因たる木はその枝を永遠に話し続け、伸び続けます、流出の為に伸びます、そして移り変わります、というように外側からは見えますがそれらを永遠と作るそれ自体を超えて既に木は成長して在るものです。
「な!?(あやつの背後に映るは、森羅、、、万象!?まさか、ワシとの戦闘で至ったと言うのか!?)」
「俺は、コンピューター、そこに本質があるのか?将又現実だと思っているこの自分の主観的世界が、実は高度な文明や知的な生命体によって作られたコンピュータ上の仮想的なシミュレーションであるのか?、、、俺は”第四の壁を認識”した、そこには俺が居た、、、」
それは、至る、第一原因たる自己に、心の司令塔たるセルフ、個性化した、自立した、そう考えていた自身すらあくまでもキャラクターなんだと。
「はぁ〜」
バゴーン!ジジイすら相手にはならなかった、、、日本の全勢力ですら一切合切相手にならない、人間・科学・軍事・固有結界・錬成術と集合論、日本列島内のすべてが最終決戦にて敗れ去る寸前、かの覇王が現れた。謎の学生
「我が名は、王凱聡汰、貴様を破壊するものだ」
王凱聡汰による物理戦・心理戦・知略戦の蹂躙が始まる。
「その程度かよ、塵芥が」
「ぐふ!?舐めるなぁ!」
その時間は、00:00:00,00,00,01、漢字に変換したならば0時間0分0.000001秒、100万分の一秒、工学的に表すなら(1マイクロ秒)っと非常に短い秒間での打撃と蹴り。
やつは更に加速する!!!
0時間 0分0.00000000000000000001秒そんだけ短い秒間に打撃と蹴り、バトルが白熱、更に更に更に更に更に加速!!!
「ほらほら、遅いぞ、御前とやら」
「ウボァ!?殺す!」
2人は過去と未来が入り混じり、時間、因果すら外れつつあった、徐々に、徐々に。
0.000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000001秒間に打撃と蹴りのラッシュ!!!
その攻撃、防御、移動、反応速度は遂にして無限(0秒)にまで到達っし、時間を。
「ウボァ!?(当たって無い筈のパンチが、何故!?)」
「その疑問の顔、答えてやるよ!パンチが空振りに成ったと言う結果!当たらなかった原因!その事象!過程自体!扱いきれてないんだよそれがぁ!因果など無視すれば良い!ただ力!ただ当たる!それだけの道理だ!」
「意味が分からん!答えになってな!うぼぁ!」
ドガァーン!そうして御前も適応、自身の身から流れる因果律を一挙手一投足で利用、だがしかし。
「無駄ぁ!覚醒したからって付け焼き刃の新技が俺に効くとでも?」
「はぁ!」
「固有結界やら錬成術、数多の公理を使った心理戦や知略戦はもう飽きた、退かせよゴミが」
「(兄様、だけじゃあ無い、なんてこの世は広いのか、最高だ、攻略出来ぬ、怪ぶ)ふご!?」
ドガァーン!、、、。
ペシ!ペシ!ペシ!
「はぁ!、、、あれ?ここは、お前は誰だ?」
「俺は宇木壮一、ほんで横に居るんが灰嶋氏、この計画の立役者や」
「我すら眼中に無き世界に出る御方の視座!(我も臥蛇島の既得権益者と同じ、、、だったのかな)」
御前が灰嶋に跪く。
「新たなる王、灰嶋様、この日本国の100の権利を貴方に、つまらぬ我が世、今より貴方様が注ぐ君が代、新世界の永遠をここに誓いましょう」
日本列島VS御前、結果として???の私情により日本列島側の勝利に終わり幕を閉じた。
「いやはや、私が勝っていたら壊してましたよ、日本列島」
「いや怖いな!」
「おい、あいつら制作部のものらに告げ、日本国民の記憶改竄及び洗脳解除、他のものは治療やその応援としてテキパキ動け!」
「はは!」
こうして日本は無事に平穏が訪れ始めた、この際灰嶋とクエストが日本列島制覇を成し遂げて表裏社会全勢力同盟が成された際に立てられた盟約の内容は以下の通りで有る。
無駄な争い例えば戦争、無闇矢鱈に他人を意味もなく傷つける行為例えば殺傷や蹂躙や殺戮など、略奪行為なども禁じられている、まぁ簡単に言うならお前ら協力しろよって両者合致盟約。
「裏の支配者達、灰嶋さんをこの日本のトップにするぞ」
「宇木さんの為に喜んで!」
過去の話だが、三権分立の逆利用してその頃一部裏の支配者は政界でも権力を手にしている。
奴ら裏の者達は議会を動かすのではなく、あえて機能不全に陥らせるのが第一歩、ネット工作やスキャンダル流布で与野党を激しく対立させ、議論を不可能にする。
議会が何も決められない決められない政治への国民の不満が頂点に達した時、私なら即断即決できると超法規的な解決策を提示し、支持を集める。
正規の手続きでトップに座った後、三権分立の例外を突く、サイバーテロや偽の経済危機を演出し、平時の法律では対処できないという空気を作る。
一時的なはずの緊急権限を、巧妙な法解釈(司法への圧力)によって何度も延長し、事実上の独裁権を手に入れる。
力ずくで従わせるのではなく、法的に正しいという形を整える。
裁判官や検察トップを自分の息のかかった人間に挿げ替えたり、敵対勢力の過去の些細な不正を捜査機関に暴かせ、自分は浄化を行っている正義の味方だと喧伝します。
国内の不満を外に向けさせ、自らの地位を盤石にします。
隣国との緊張をわざと高め、今リーダーを交代させるのは危険だという心理を植え付ける。
我が国の主権を守るという名目で、国際的な批判を内政干渉として切り捨て、国内のナショナリズムを煽ったりしていた、、、。
「黒歴史を書き換える勢いで政治を盛り上げろ!」
「うぉぉぉ!!!」
、、、。
「おおがい、、、?聞いたことないが、まだ覚醒してすぐで本領発揮、つまり全力までなって無いとは言えその域の御前を圧倒したってのか?たかが学生が?はぁ〜?あってみてぇな」
「宇木よ、もしやそのものも至ってるやもしれぬ、もし見つけたら我々の味方に勧誘しても良いかも知れぬ」




