EP64 巨邪悪
「兄者、、、貴方に会いたいよ」
何者か、大きな宮殿の中央に座して居た、真っ黒な影、見えぬ男が、、、。
クエスト管理地区たる日本の無人島全域を政府公認の遊戯島、そこは御前と呼ばれる日本のあらゆる取り立て屋を支配下に置き、日本最強の取り立て屋と名だたるものが居た。
彼は契約と言う形式にて、各島達、13000以上約13704の島々の管理者と交わして居り、その全てが彼等特有の遊戯にて勝利して居る、臥蛇島壊滅が発生する以前の話。
富豪は既得権益者だ、それ故に新しいルールを常に排斥して今あるルールで集金しまくってるあいつらを叩き潰した、だがしかし島での死亡遊戯を楽しませてくれた褒美に臥蛇島の権利者になることを許したのだ、つまるところ全ての島の命を天秤に賭け当たり前に死を刻み続け、記憶や死を超えた苦痛すら対価とした壮絶にして絶望なる賭博を全て余裕綽々でクリア後に権利証を発行し契約すると言う攻略を成せる次元に居る存在と言う訳だ。
「ふふふふ、計画は順調なようだ、日本各地で育成した彼ら、人生を歩ませて、成長させて、私を貫き得る可能性を投影するに成功したならば俺の計画は成功、負けてもまた繰り返したら良い、ぐふふ」
我々が知らぬところで巨悪が蠢いて居た、、、。
結構な昔の話、核戦争なんてものが可愛く思えてしまうくらい、第三次世界大戦は苛烈を極めた。
「ふん!」
人間同士の殴り合い、だがしかしそれはえげつない、アメリカとアメリカに破れて滅びた国同士の戦闘では様々な兵器が開発されて陽電子砲の元となるものも開発されて居た。
「喰らいやがれ!」
ドバァーン!第三次世界大戦時に使用された一国にすら手に余る戦術・戦略・軍略・政略、そのどれもと違う、大陸をも破壊する兵器。
「貴様は知ってるかね、一国にすら管理の仕切れない対大陸破壊兵器大戦に使用された兵器を、軽々と一国を滅ぼした、それも一晩?否、一夜?否、一時間?否、1秒すら掛けずに屠去った絶望を、余波が広がり草原に連鎖的に火がついて燃え広がり1分で大陸全域が燃焼するまで影響を及ぼしたこの兵器の名は、国防大戦略兵器爆炎砲!」
しかも戦時中の軍隊の一部に残る記録に従えば、1%の出力にも満たなかったと言う、最大出力ならば1万km程、地球の表面を一部消し飛し、雲を割り、太平洋一つ蒸発させるのに十分な破壊力を持つとされる。
あのツァーリ・ボンバーでも爆心地付近(極超音速)爆発直後の衝撃波は数千度〜数百万度の高熱ガスを伴い、マッハ20〜30を超える圧倒的な速度で広がり、地球を3周する程だが。
第三次世界大戦時に使用された対大陸破壊兵器、爆炎砲が放たれて被害が波及するその速度はマッハ150〜250で全域に波及している。
、、、。
「やはり”GOZEN”が今発生してる日本すべての問題の原因かならば総理任せよ、アメリカは君の仲間だ」
「ありがとう、ウィリアムさん」
総理大臣を経由して爆炎砲が奴の居場所に放たれた!だがしかし。
バゴォォォン!
「銀閣よ、まだまだ甘いな、この程度、けし潰せば良いものを」
「金閣殿、我は貴方ほど強くはありませんよ」
なんと不意打ちで仕掛けられた米国の旧戦争兵器が零距離で!更には最大出力を受けて、銀閣と呼ばれる男は、空にビームを蹴り上げて惑星にも劣らぬ質量の隕石一つを穿ったのだった、、、。
「波の領域と放射の領域の中間に属するのは高エネルギー物理学のマッハ107〜1,000の速度域の断熱圧縮とプラズマの領域、次にマッハ1,000〜100,000の速度域の核燃焼の領域だ」
シャラカルは物理学にも手を伸ばす、当たり前だ、座学だ。
「確かその速度域に達しているもの達が居ると結構昔からいい伝わってますよね」
「あぁ、奴らは御前防衛隊、銀閣と金閣だな、彼等は途轍もない人体実験と修行をして居る、その構造は明らかに人体構造を逸脱して居ると言えるな、だが我々に比べたら」
そう、彼等は裏社会の住人、どこまでも果てがない、、、。
「御前様に近寄らせないよ〜」
奴は銅閣、銀閣より弱い、だがしかし彼の狙撃技術は人の域を超えている。
「うぎゃ!?」
「何処から来た!?」
彼から放たれる弾丸は回避が殆どできない、どれだけ遠くとも。
多段跳弾射程拡張、弾同士を弾き合わせて片方を跳弾、対象に弾丸をヒットさせて軌道を延長する、だけじゃない。
「暗殺計画なんか立てちゃってさ、皆殺しだよね、うん、うん」
予測射撃の精度は殆ど命中率100%、唯一外す弾丸は多段跳弾射程拡張の際に、他の球を見送る跳弾のサブ弾丸くらいである
砂嵐の中でも約3km先の缶に乗っかった蟻ん子を仕留めたり、目隠し状態でも精度は変わらず的の真ん中に全弾命中と、その射撃精度は
磯島白斗式狙撃術により伝えられる磯島の銃撃の伝説は広く伝わっている、スコープなしでも射程距離10kmに達する、双眼鏡装備、スナイパーの出力と火薬量調整や口径拡張など完了後なら、80km、より拡張及び人工衛星利用で国家間、日本の東京のビルの屋上からアメリカのニューヨーク州にあるハンバーガーショップ店内に居る標的の顳顬を撃ち抜いた事もあると言うものである。
それだけではない、3マイクロ秒の早撃伝説もあり、僅か0.000.003秒で8つの標的を撃ち抜いたという早業の銃技すら兼ね備えている、あくまで理論上の話でしか無いが今まで通過した銃火器類系からミサイル級、核兵器級とスナイパーを拡張しているがもし仮に宇宙戦艦砲級まで拡張及び天体望遠鏡利用で、彼の狙撃術があれば星間距離の射撃すら可能になるとまで言われている。
「視力良いんだぁ〜僕ちゃん」
、、、。
そんな銅閣が居た、だが。
「我、侍なり」
侍が刀を構える。
「!?(なんだこりゃ、空間が歪んで見える、凄まじいオーラだ)」
一閃、光の線となった斬撃が、雲を突き抜け、数秒で大気圏外の衛星を両断、人工衛星を飛ぶ斬撃を飛ばして切断したのだ。
「五月蝿いっ!って、な!?はぁ!?」
その余波は凄まじく、斬撃が通った後には、分子レベルの摩擦によるプラズマが残り、地上には轟音(超振動)が響き渡るがそうじゃない。
「2個の、、、塊、片方500kg程ありそうだな、ありゃあ1000kgの大型人工衛星じゃあねぇか」
なんと銅閣の目の一つを奪ってしまう侍が居た、彼の名は古日本国にて処刑執行人を担った山田浅右衛門の一族の末裔、今も裏社会に栄えている部類、その血には宮本武蔵や数々の剣豪の血筋が取り入れられている、シャラカルに所属して居る。
「我が名は貴様になら名乗る価値が有るだろう、死ぬ間際の礼節よ、我が名は山田浅右衛門阿久津、阿久津翔成り!」
「まずっ(逃げるしか無いっしょ〜こいつ御前様狙ってるってよりただぶった斬りたいだけっぽいし)」
銅閣を撃退することに成功して居る実力者も居るのだから、、、。




