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プロヴィデンス  作者: 藍
60/96

EP60 ロボット

「罪悪感?罪の意識?有る訳無いだろバカが、悪いことをして、誰かに死んで欲しいと思われてる時点でそれはもう人間と言うよりは動物だろう」


それは人間性を失って居た。


「狩人気取りか?たかが暗殺ギルドの人殺し程度が、化け物退治の逸話の英雄様にでもなったおつもりか?」


「犯罪を犯す程度の雑魚が」


ビュン!二人とも引き、途轍もない距離を離れた、瞬間、ロボットはエリア全域をスキャン、対象の座標を特定、個人へのサーチを開始。


「我はシャラカル様の技術を借りている!負けられ無いのだ!」


シャラカルの技術部門に頼み込みロボット、つまり彼は自身を改造手術をしてもらい強化人間にして貰ったのだ。


その他にも、武の記憶を圧縮学習装置を使って過去の記憶、五関を100%追体験するビデオを扱い獲得、超早送ながら脊髄の神経信号をブーストすることで思考・反射速度を何倍にも加速。


思考速度の加速、脳内の神経細胞における電気信号の伝達スピードを上げ、情報処理能力や判断、記憶想起を高速化、そして繰り返し視聴させることで超短時間で数千年の歴史をインプットする。


常なる史上最強、歴代の猛者、強者達を抱え込み、それを好きな時に出せるコピーの集合体を好きなだけ作り出せるわけである。


「(機械化で人間性を脳の一部を除いて排斥、ハイスペック化した人間か、どうやって勝てば良いのか)ん!?ぶねぇ!?」


それはロボットが予測していた戦闘時に通るであろう経路に予め分子レベルの細いワイヤーを使う、鋼鉄くらいなら軽く触れるだけでバターのように細切れに出来るものを設置していたのだ。


「ふぃ〜、、、殺す」


ビュン!一気にB級NFGが推進!ドガァァァン!ロボットに攻撃を入れた、だが。


「(防がれただと!?今の不意打ちを!森の中だぞここ!?慣れてなきゃ環境のせいで死ぬくらいの場所だぞ!?)」


奴は速かった、神経伝達物質調整機器を使用、適宜調節している、そして本来なら脳への超過負荷で演算回路が焼き切れるが身体のごちゃごちゃとしたパイプや線はと言うとそれを防ぐ為の機械、加速と同時並行で薬物投入及び冷却を実施し、本来より物凄く安全にやっているのだ。


「さぁ、死ね!」


ドガァン!数千tの衝撃を何百個も産み出す!


「おが!?(こんな重いのに弱点を狙った精密な攻撃だと!?)」


重圧粉砕アームを搭載!こいつの滅茶滅茶な重武装は多機能を得る為のもの、言わずもがな、強い!人間として、強い!でも体を動かすには血がいるよね?切られたら減るよね?どうするだろうか?


答えは!足りない部分は人工血液を活用、これを循環して冷却、動力伝達を行うのだ!それを利用して。


「プー!」


ツノトカゲが目なら彼は口、血を噴出して目隠しだ!敵が最後に目にした光景は、地域特有の鉄分を豊富に含む赤い土や埃が大量に巻き上げられている時のよう、言い表すならば。


「真紅の空ッッッ」


ジャギン!拘束してから挟み切るギロチンハサミ!余りにも凶悪、、、。


「おい!あいつがやられた!」


グループの犯罪組織は案外多い、彼らは森林という簡単な場所に隠れているが本来はもっと見つけ出すのは難しい、C級をロボットが蹂躙する。


「オラァ!砲台!」


「ウガァァァ!?」


C級の身体に巨大な穴を開ける。


「機銃乱射!」


ドババババババ!人間を蜂の巣を超えて赤い霧と化すほどの連射能力を兼ね備えた機銃!そして分厚いコンクリの壁や戦車の装甲すら軽く貫き、精密射撃を主軸に貫通力を両立するライフルも乱射!的確に心臓、脳味噌、肝臓を貫く。


「ふん!」


ミサイルポッドが展開!自動追尾式の複数の小型ミサイルを全方位の敵を殲滅するため噴出する!


「ウギャァァァ!」


「チッ(ゴキブリだな、何人いるんだ、ボスは倒した筈)」


いつもならもっと速く終わる、のはアレらがみんな頭いかれた強さだからだ、こんなロボットすら別に犯罪者グループを、しかもこんな低級を瞬殺は難しい。


「視界共有」


空中にある複数のドローン、アレらを視界に入った相手の脳味噌つまり精密機器なら意識の有る部分を乗っ取り遠隔操作可能なハッキングする、そんなゲーム的な技術を使う、機械だから許されたハッキング。


「追加でセンサー」


左目はドローン、右目はセンサーで壁越しに対象の内臓、全神経すら丸見えだ!そうして。


「まずはこれだな」


誘導弾を敵が固まってるところに射出、ある程度制御できるからそれらバラバラに散らばった奴らをある一箇所に集めて。


「加速!」


ドガァァァン!全員を爆破する、、、だがしかし耐久力は中々ある。


「ふざ、くぇ、、、るな!」


ジャギン!ビリ、ビリリ。


「これはライディーンソード!プラズマ化するレベルの超高温を兼ね備えた刃を持つ刀!」


思考を加速、さらに流線型に変形、空気抵抗や関節の負荷なしに音速を超えて機動!


「自分のパーツを状況に応じて組み換え自己修復及び改造を繰り返し、どんどん強くなるナノマシン構成なんだよクソゴミ(シャラカルの技術力ぱねぇ)」


状況に応じてパーツが変形トランスフォームしてショットガン、レールガン、ブレードに変わる可変機構、人型、恐竜や獣、車や戦車と殆ど何にでも成れる優れもの。


多脚戦車、飛行ドローン、背中から腕を生やして銃弾をばら撒いたり、本来人間には不可な動きが全て可能。


追加で物理的に回路を組み換えることであらゆるウイルスを遮断、ハッキングはほぼ不可能なのだ。


「ふぅ〜、皆殺し完了」


そうして彼は全員の死体を詰めて、暗殺ギルドに帰還した、、、。


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