EP42 ケツアゴ
「うっふ〜ん、私良い女でしょ〜ん♪」
香水?ラベンダー?よく分からないがあんまり好きじゃない花の香りが空間に満ちる。
「あらま?一吸いでもしちゃったかしらん?」
バタン。
「(何だあのケツアゴの長髪のオカマ!?ってあれ?俺今倒れてる?体に力入らな、神経系、くそが思考も次第に巡らなk)」
「私はジョンヌ・アシュス、みんなからは激毒の女と呼ばれているは、何せ私は私の肉体や臓器系を改造して肉体の循環系を少しいじって肌から毒を撒ける体質になったんですから」
やつの分泌・放出するのは一つ目は睡眠系、これはジュンヌ自身体液を元に精製される、強烈な甘い悪質な香水の良いな匂いがする、それは汗腺から放出される、その香を吸った相手を一瞬で眠らせられる。
「子猫ちゃん、うふん♪何して遊んであげようかしらん♪」
分泌と同時に空気中に蒸発して、毒ガスの散布が行われる、見えなくなる、ただ香りだけが充満する、そこに香りが有ると嗅覚が感じ取れば最後、既に術中に嵌まっているわけだ。
「貴方は一体どんな夢を見てるの!」
グジャン!生きたまま心臓を軽々と取り出す!
「むにゃむにゃ、お母さん」
一切の苦痛を感じないで寝ている、神経が睡眠と同時に麻痺するのだ、その上に薬効が強すぎて脳に異常をきたし、精神、思考回路が幼児退行を引き起こして赤ん坊同然、否、さらに時間経過で精子に帰り、無数に意識が分裂、そのまま植物の状態になるほどだ。
「濃度調整」
「どうした〜雄也?なんか奥の部屋からクセェ香水の匂いすんな、、、!!?ゆう、、、やぁ?」
二つ目は、濃度を意図的に制限することにより、幻覚を誘発、対象の心を操作すると言うもの、これにより幻覚作用が訪れる、これを利用して。
「貴方はどこから来て、何の用事があるの?」
「はい、私は広島の綾街と言う裏通りに有るラブホテルから派遣されました、そこの用心棒をしていて一応殺し屋組織に所属しています、貴方はやり過ぎた、だから殺しにきた」
二つ目は、薬効を通じた精神操作で有る。
「そう、通達ご苦労様、因みに何人出来た?」
「三十七人の殺し屋が潜伏中です」
ドシャ!頭を握り潰す。
「久々に一般汗かいちゃうわよん!」
バゴーン!コンクリの床を両足で打ち抜き、そのまま床まで服が着くほど深い高速スクワットを開始。
「う〜ん!はい!」
バゴーン!有効射程距離は火炎やガス攻撃をぶっ飛ばすほどの高速×怪力を使い大気中をある程度操作、風の流れに乗せることで規模を拡張する、施設内にいる奴らは皆。
「ん?なんか臭zzZ」
「奴を殺zzZ」
「任務報酬で何を買おうかzzZ」
「zzZ」
一瞬にして制圧してしまった、、、ジョンヌは福山市に帰還する。
「あら?いや〜ん神谷君」
「やぁジョンヌ!会いたかったよ」
ズキューン!
「辞めてよ!切ったアソコが疼く!あれ?ガスマスクはしないの?」
「いや、牙山にどんな睡眠攻撃でも無意味化する、夢遊状態時に無意識で動ける技術を学んだんだ、睡眠学習で記憶する、寝言でいま喋ってるだけで実際は寝てるんだ」
「寝てるの!?それで!?まぁ良いわ」
「出稼ぎ上手く行った?」
「やり過ぎちゃって、ヒットマンに狙われたから一年間は自粛しようかと」
「なるほどね、確かに危ないからね」
「牙山ちゃんに迷惑かけられないし」
「まぁ、牙山からしたら迷惑じゃないだろうね、たかだが1個の組織が狙ったくらい、いつも通りシガー吸いながら蹂躙だろうね」
「確かに」
「あ、噂をしたら」
そこに牙山が現れた。
「やぁみんな、袱紗君目見える?」
「はい!見えます!それに脳の可塑性について、なんか分かりました、やり方を掴むと言うか、感覚を絞る感覚を」
「僕も知りたいから後でじっくり聞かせて、あと親御さんの居なかった子供についてだが」
そこには可愛らしい子供が居た。
「あ!ジョンヌじゃないか!久しぶり!あ待て!目を見るな!」
「目?、、、」
「え、何?牙山、子供の目を見ちゃいけないかんじか、何でだ?」
「この子の目、特殊なんだ」
魅惑の眼(澄んだ白目と輝く瞳、潤い、上向きのまつ毛、涙袋の立体感、バランスの取れた形、そして表情豊かな視線が特徴で、見る人に惹きつけられるような印象を与える)そして一番重要なのは散瞳薬を摂取してハートのシンボルを瞳孔を調整すること、この眼、危険状態だが一応治療方法は確立して大丈夫、この眼を活用して恋的洗脳をする、想像を絶し種族間でも効果を発する一目で百年も恋させ惚れさせる美貌と一人前以上の洗脳技能がなくては扱えない代物。
「この子、奪還リストに無い子供だからあそこで育てられたんだろうね、あの遊園地にくる顧客を増やすために非人道的に人体改造されたらしい、洗脳技術だけを徹底的に叩き込まれてこの通り、目があった時点で洗脳されちゃう訳」
相手の下心、いわゆる邪心を利用する、これにより対象者を想いのまま操ったり、心酔からまるで女王様のように単なる言葉が絶対の命令に等しく、暗示になり、命令すればそれを成し遂げるために如何なる手段をも厭わなくなる、まるで輝夜姫と結婚するために架空の産物を取ってくるがために努力するが如し。
かわいいとか美しいとか、その感情の油断を突くのがこの技の極意、適用範囲は広く、少しでもその美貌に魅力を感じたら既に術中に嵌ってると言える、ただし獰猛な獣や盲目の人のようにその美貌に惑わされないものや痛みで邪心をもみ消して技を耐え切るとか、強い精神力・強い意志力などで洗脳を逃れることもできないことはない。
※因みにより強い格上にもオーラレベルの制御、神々しさを発揮(具体的には巨大な光の翼や光輪など)と巧みな話術さえ有れば通用することもあるぞ、幻術を仕掛けることができる眼は非常に強い、計算し尽くされた努力の可愛さが有れば、一応美貌がそこそこでもこれができる。
「普段からは視界が確保可能なこのアイマスクをして生活してもらう」
「わ、分かりました」
、、、。
遊園地施設にて、元々天才幼女と呼ばれる子供が居た、この世に産まれて直様に助産師は死んだ、その原因は致命的なまでに魅力的過ぎる美貌により、感情を爆発的に昂らせ、心臓が爆破させたのだ。
先天的なアルビノであり、透き通る白いその御姿は、人を超えたと言えてしまうだろう、だがしかし彼女は虚弱ではなかった、とある複数の体質によるものが理由である。
「な、なんなんだ、これは」
誰もが肯定する存在は存在しないと言う、必ずアンチが居ると、だが彼女にはそれはない、誰にでも愛されてしまう、神々しいとまで言えてしまう雰囲気に圧倒されて、理解不能、尊敬に強制的に誘導されるレベルだからだ。
どれだけ着飾った服ですら、彼女を着ることはできない、美し過ぎると評判のドレスですら彼女に着てもらってることに感謝し、無機物が自身を無機物であることを忘れてしまうほどだ。
「貴方様は、世界中に産まれる何千年に一人の絶世の美女だの、三大美女だのと言うが、彼女の顔は、時代を超え本来は産まれないレベルの次元にあります」
「、、、」
彼女は徐々に心を閉ざした、自分を見れば魅力される、そんな彼女は、神の悪戯とでも言うべきか、彼女の血すら美しい、Rh式血液型の40種以上の抗原を一切持たない《Rh null》血液型であり、彼女には黄金の血と呼ばれる、いわゆる誰にでも輸血可能な万能の血が備わっていた。
「ありがとうございます、女神様」
「(私は神様じゃない)」
それだけじゃない、彼女が分泌する体液には特別な力があった、含まれる特殊な細胞活性化効果を齎し、生物の傷を癒す効果を持ち、不治の部分すら再生することが可能だった、それ故に産まれてこの方傷や病気になったことがなかった、その体液は人々に幸福をもたらした、彼女の近くにいると蒸発する神水の影響(恩恵)を受けて肉体が元気になるのだ。
※旧福山市内三つ巴が一つ暴力団のリーダーで有るあいつが使っていたポーションと同成分。
「綺麗な汗ですね」
「いや!いやぁ!辞めて!」
驚いたことに寿命を磨耗したり癌化リスクはなかったことから神の水と呼ばれ出した、彼女には、ゲーム的に言うなら常時全体完全回復呪文が発動してる女僧侶とか言う女神じゃねぇかと言いたくなるようなもんだ。
彼女の細胞は無限増殖していた、所謂《HeLa細胞》の持ち主なのであるが、彼女が持つ神水が癌化を抑制することにより完全に細胞的な制御可能な《HeLa細胞》と言う幻や夢物語の様な体質になっているのだ、それ故に彼女はエントロピーを克服し、《永久の美》を手に入れた。
ガン抑制遺伝子ではなく、彼女の体内にはミクロなガン制御共生生物が住んでいた、それは設計図で有りながら遺伝子に非ず細胞を規則的に制御する、まるでナノマシン、まさに。
「産まれながらにして選ばれし者!」
そんな地獄から救い出してくれたのは。
「みんな寝てる、あれ?君は起きてるんだ」
「私の目を見ても、どうにもならないの?」
「へ?何の話?兎に角、皆んなで逃げるよ!」
「うわぁ」
「皆んなおぶって行くよ〜!」
彼(袱紗)だった、、、。
「袱紗様」
「、、、様?」
初めてだった、変えられない運命を捻じ曲げた肉体を持つ彼女は恋をした。
またその理由も明白、一時的に少し失明していたから?違う、彼女程強力な洗脳が喰らわない理由にしては薄い、袱紗自身の圧倒的な芯、彼の人生経験、牙山への恩義、全てが彼の中で芯を作り出した。
「それじゃあ行きますか!毎年恒例!」
「来ましたか!ボーナス!」
「三銃士の皆さんには、それぞれ5000万ずつ渡します、部下皆んなは1000万!三銃士にも部下にも休暇を与えます!君ら優秀過ぎて穴埋めるの大変だったがなんとか代替えは用意しました、1ヶ月!夏休みデス!」
「やった!」
「やっぱり牙山!」
「ひゃっふー!」




