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プロヴィデンス  作者: 藍
33/96

EP33 蛇野郎

甲竜組の傘下、網浜組が取り仕切る一区画の城に等しき広さを持つ家、その中の人間全てを殺戮、攻撃で建物が軽々しく崩壊、攻撃の余波で構成員の人体を粉々に、蹴りにより放たれた飛ぶ斬撃は一撃で数百人を屠り去る、癇癪を起こして暴れて一個の組みを潰した曼巴マンバ栄輔、その圧倒的な見えないほどの速度で肉骨を断つことから黒曼巴ブラックマンバとか言うまんま本名に黒付いただけの異名を持つ。


実際にその頃の映像が、網浜組の敷地内の監視カメラから確認されている。


「はぁ〜めんどくせぇなぁ!」


バゴーン!栄輔が暴れ始める。


「これで良いや」


パン!パ!パン!曼巴が50口径のマグナムを発砲する、普段から鍛え込んでいる分、一般構成員もダテではない、頭部や腹部への弾丸が来たが、包帯の腹巻きで腹部への弾丸を数十発耐え、致命的な傷を負ったが耐えた、脳味噌は脳に届いたが脳の機能の重要な部分は当たらず耐え抜いた、だがしかし。


「とっととくたばれや」


バゴーン!まるで列車の衝突事故を彷彿とさせる衝撃が構成員を襲う、暴力的な闘い方、タイミングも何もなっちゃいないムエタイのテンカオ擬きで、膝で腹を打ち抜いたのだ、まさかの。


「うぞ、だろ?人間に可能なのか?」


上半身と下半身、切断を膝でやってのけた。


「俺が武器を使うってのはあくまで楽したいから、スタミナ温存の意味もあるがお前ら蟻相手じゃ逆に非合理的だ、つまるとこお前らへの気遣いでも有るんだ、人間相手にわざわざ熊が木の枝を咥えて引っかかずタックルもせず、噛み付けず、棒で叩くでけに収めているんだ、この意味が分かるか?」


今は組織に拾われて改善してるが過去彼は、傍若無人の化身とすら言われるほど身勝手だった、自己中心的、言葉や常識の通じない、人間から逸脱したこいつ、己の快楽のためなら殺人すら厭わないのは当然、強盗、強姦、凶悪犯罪を面白半分気まぐれ半分で楽しむ頭のネジの外れたドが付く外道。


また機嫌が悪くなると癇癪を起こして赤の他人、友人、家族、警察すら無差別に粉砕する、知能は低いのだが悪知恵は良く働き狡猾、無遠慮かつ無軌道であり、何をしでかすのかさっぱり予測が付かない、知り合えば皆口を揃えて”頭オ可“と呼ぶ、こいつの近くにいると不幸しかないと、今はまだ良い方だが。


次の瞬間。


「うごぁ!」


「がは!」


雑魚は蹂躙、ヒグマを投げ殺し、象にも等しい、肉体増強剤を打たれ、さらにミオスタチンが欠乏した10tのムキムキ闘牛の突進を受け流し、ぶん投げちまうような柔道を得手とする構成員は。


「ふん!(嘘だろ!?まるで大木、否、大岩!)うぐ!?」


「服が伸びちまうだろうが、慰謝料百億万円寄越せドブカス!」


バゴン!逆に投げ潰してしまった。


「ホワチョ!」


バゴーン!蹴りで大木を幾つも薙ぎ倒す奴の蹴りを首に受けても。


「なんだぁ?きったねぇなぁ!」


ドザ!大腿四頭筋を貫通、そのまま蹴り野郎の脚を引きちぎりぶん投げる。


「うぎゃ!」


「あごぁ!」


高い投擲能力を持ち、2〜3人がそれで逝った、続け様に握力で引っこ抜いき引きちぎった庭d一際大きな大木を時速3000km程でぶん投げ、7〜8人を瞬殺、標的が視界内以外のやつにもノールックで枝を飛ばし脳に貫通させ一人を即死させる。


「どうした?これでヤクザか?これで極道か?あぁ?身内と思いたくねぇなか俺の癇癪くらいで潰れてるような虫はよぉ」


ポン、ポン、大木を抜き、持つ。


「カスタネットどぉん!」


「うぎゃ!」


30人ばかし圧死させる。


ぐしゃぐしゃ!ばぎ!ぐにょ!素手で軽々しく人間の体の部位を引きちぎったり握りつぶして遊んでいた。


「なんて酷い」


「あれが同じ人間なのか?」


地獄絵図、凄惨な光景に慣れている極道すら震え上がり、腰が抜け、失禁また気絶するとほどの光景であった。


「まるで子鹿だな、ほらほらどうしちまったんだ固まって、あ、もう死んでんのか?ぎゃははは!おい」


ガシグシャ、軽く握った拍子に骨が逝く。


「ぎゃぁぁぁあが」


「口くせぇから喋んな唾が飛ぶだろ」


バン!まるで手榴弾並みの軽いグー打ち、軽く一撃で手足腕脚が一気に粉砕骨折し絶命する。


「へ、てめぇもなかなかやんじゃねぇか」


「あぁ?誰に舐めた口聞いてやがる」


奴は網浜組の中でもなかなかに残虐なことが知られている男、素手で人間の体を切り裂き、斧に破られる巻藁が如く下顎と上顎を持ちそのままベロンと行ったり、短刀ドスを0.0001秒間に30回振れるほど攻撃速度があるのだが。


「サイコロステーキにしてや!あれ?」


「俺の動きが追えねぇか?バンビ」


ドザ!背骨を貫通、心臓をそのまま握り潰しやがったんだ、一方下っ端らは時間稼ぎ中に準備する。


「武器もってこい武器!」


奥の倉庫から出された刀、槍など大量の武器を近づけず投擲、ヤクザどもが雨の如く降らせやがった。


「あぁ?」


それは名工の研いだもの、一般のダイヤモンドコーティングされたダマスカス鋼製の肉切り包丁をも軽々凌駕する!故にして。


「おぉ、久々に痛みだ!良いぞもっとだ!」


グサグサグサグサ!数百人の構成員が投げたうち数十本が肉体に命中、貫通した、床に落ちたものは軽々とコンクリの床をスルッと、まるで幽霊のように入り込んだ、否、まるで綿菓子を水につけるが如し速度で切れたのだ。


「よし、これで討伐完り」


ガシ。


「なに終わらせてんだ?」


「f」


バゴーン!、、、時間稼ぎにすらならない、皮膚や肉、臓物に届く、骨には一切のダメージ無し、心臓、首、脊髄、延髄、三半規管、脳等々重要器官に大きな攻撃を受けてもなお、奴は当たり前のように笑いながら立っていた、そして。


「おーらよ!」


地面が大規模陥没、物質が圧縮され地震が発生、付近の数百人のヤクザが宙を舞った瞬間のことであった。


「うがぁ!」


「あがぁ!」


蹴りにより放たれた飛ぶ斬撃は一撃で数百人を屠り去り、地面には薙刀で抉られたような溝の深い線が刻まれていた。


「(出血多量による死を狙えばあるいは!)」


構成員は考えた、だがしかし無駄である、規格外の骨密度による並外れた頑強さ、骨髄の造血幹細胞も並外れた造血能力を誇り、致死量など届くはずもない、続け様に刀を持った男が前へ出る。


「雑魚どもが」


「(バカが!このままあの世行きじゃぼけ!)」


ブォン!ガキーン!不意打ちの全力スイングの刀を小指一本で受け止め、そして。


「なんだそりゃ、鈍か?カスの剣だな」


バゴーン!デコピンで即死させる。


「貴様をいまこの場で切り伏せてやろう」


甲冑を見に待とう男が刀を振るう!ここまでの威力、名刀でなければ振るうだけで木っ端微塵になるレベルだ!グウィン!


「は?名刀のウチバリ、、、壊れるだと?タイミングも、場所も良かったと言うのに、鎖骨すら、あるいはあぶみ骨ですら断てそうに無いn」


バゴーン?壊れた名刀と共に甲冑ごと侍風の男をぶっ潰し殺す。


「なんかの時代劇か?、まぁいい、んで?いつまで手加減したら良い?こんな玩具で本当の俺を刺せるとでも?」


「は?」


ビシ!筋肉が張る、筋繊維一本一本芋虫の行進の如く、血管は蚯蚓がのたうち回るが如く、そして奴はこう言い放つ。


「神経系、関節、筋肉を制御、緩め衰えさせ態々固めて可動域を狭め、ホルモンを制御してできるだけ弱めていた、なのに腕の一般も持っていけないのか?数千人がかりで、はぁ〜落ちたもんだな網浜組みゃあよぉ、甲竜の威を借りる狐じゃないか!」


バゴン!刀を投げて、銃の銃口に突き刺しそのまま持ち主に頭に貫通。


「暗殺しようとしてるのに殺気はダダ漏れ」


感情を感じるという超能力染みた五感の鋭さも持つ。


「オラァ!」


ピィン!金属音が鳴り響いた、ナイフで刺そうとしたがなんと刃が折れてしまった。


「不意打ちで決死の覚悟でナイフ特効かっこいいこったなぁガキ、手首がはずれるほどの勢いで打ってもそれなら武器が悪りぃ、お疲れさん」


ごりゅ!首を360度回す。


「つ、つ、つ、あと大体3000弱だな」


視野が広く、どこに人がいるか見ないでも分かる(実際3000弱ほどであり精度は高い)。


「うぉぉぉ!」


元警察官のやつがポリカーボネットと警棒を携帯して特効するが、グニャン。


「うほ!」


まるで空気、盾など無意味、そのまま頭蓋骨を握り潰しやがったんだ。


「ラッキー、こいつ拳銃とか警棒以外に爆弾持ってんじゃん」


ピン。


「おいゴラ、勇木に何しやがばぁ!?あば!」


ゴキュ。


「や、お前何を飲ませやが!うっ」


バゴーン!曼巴が敵の体内に手榴弾をぶち込む、そして破裂した、だがしかし。


「げほ、げほ、じぬがあが!」


延髄を引きちぎられて。


「うてぇー!」


「丁度良いとこに盾が」


ババババババババ!アサルトやらなんやらの銃弾を数百発喰らっても。


ガシ。


「バイバ〜あれ?」


「クソが」


耐える耐久力、耐性、タフネス、それでも立ち歩く精神力!だが、遠くから、バリーンという音がした。


「え!?まさか防弾仕様の強化ガラス製の壁をぶち破ったのか!?」


網浜組の地下の独房に収容されていた男が檻をへし曲げ、面会室のガラス、分厚いコンクリートの壁を軽々と歩きながら壊し出てきたのだ。


「え?脱走しようとしてたのに戦場付近に来ちまった」


「捕えろ!」


奴は公道に、そしてマンホールを目にする。


「お、フリスビー発見!」


マンホールをぶん投げる!回転の掛かったそれは竜巻を引き起こす!


「うぎゃ!」


直撃すれば切れる!壁や床と同時にやつは切られてヤラレた、風圧に巻き込まれるマンホールはそのまま地面を貫通、地下六階の牢屋にまで届いていた。


元々日本プロレス団体出身のアーガスト、メキシコへ行きルチャリブレに転向してからファンが激増した、その戦いは全てを受け切り、相手を圧倒、なんなら相手の手首が負けたりダメージが跳ね返されて崩れてしまうほど、連打は通じず、また衝撃が全くと言って良いほど伝わらない程硬く強靭で有る。


「オラァ!あが!?俺の腕が砕けやがった!」


彼は最初は真っ向から相手の攻撃を先に受ける癖がある、強張らせた筋肉を盾代わりにし、相手の攻撃を身体で直に受け止め耐える、ピカイチの肉体の頑強さをアピールする魅せ技で有るが、仕掛けた相手が筋肉の防御を崩せなかった場合にはレスラーの優勢圏内である懐で立ち往生する羽目になるため、応用次第では十分に実践的となり得るのだ。


彼にはその肉体の硬さを示す物語が幾つも存在していた、メキシコ行きの便にて、飛行機ジャックに巻き込まれて、大掛かりな自殺に巻き込まれ飛行機の墜落の衝撃、機体の爆発に巻き込まれても無傷だったと言うのだ、海のど真ん中に落とされた後、水上を走ってメキシコに向かい、走るのもおもろくないと言うことで水中生物とバタフライして競走したりなど三日三晩して到着した。


その後もメキシコシティーを離れた場所で夜中のランニング中に武装マフィア数百人、アサルトライフルやマジンガン、ミニガンやライトマシンガン、他には刀やナイフ等携帯していた400人ちょっとを息切れせずに銃撃にノーダメージ、そんで怖がってアジトに逃げた奴らを追いかけて武器ごと天井や床や壁にめり込ませ、コブラツイストで軽く首を引きちぎるなどして、無傷で一組織を殲滅したこともあった。


「へ、どうだい俺の硬さぁよぉ、牢屋でずっと筋トレしてたからなぁ、片手小指の爪先倒立腕立て伏せ1万回?いやすまん回数は1万回から先は数えてねぇや、まぁ詰まりゃあ、技は鈍っても肉体美は輝きを失ってねぇぞ!」


持ち前の鋼にも匹敵する肉体、そして。


「速!うごはぁ!」


スパ、バゴーン!テッキョン使いの韓国人選手が繰り出す手技の速度すらも凌駕する、派手な技をいくつも決めるのが観客を喜ばせる。


「クロスチョップ!」


「うぎゃ!」


それはまるで鋏、人間を軽々しくバラバラにしてしまうチョップ!


「増援が到着したぞ!皆んな!」


「突っ込め!10tトラックじゃあ!」


ぷっぷー!バゴーン!激しい衝突音が響いた、、、しかしその光景は。


「は?止まった?、、、!!?なっなんなんだ!この揺れ!鉄が物凄く軋んでいる音がする!窓外からひしゃげた車体の一部が見えって!浮いてる!?」


フルアクセルのトラックを片手で真っ向から握り車の頭を握り潰すとそのまま。


「ショーの邪魔なんだよ、吹き飛んどけや!」


単純な力技だけでトラックを吹き飛ばしたんだ、そして後続の車両はボーリングのピンのように弾ける。


「増援が、一瞬で」


「いや、あいつらは倒れちゃあいねぇ、なんとか外に出れたミテェだ!」


ゾロゾロ、すると約3000名の完全武装したヤクザが来た。


「おいゴラァ!網浜組で何暴れ飛んじゃいおどれら!」


大型クレーン車、鉄球を携えた車に鉄筋が積まれた車、ダンプカーやら生コン車やら大群で来た!もはや腕すら動かさない、でわざと下敷きになり轢かれる、だがしかし。


「あぁ、良いマッサージやったで」


「嘘だろ!?」


鉄骨を落とされても。


「なんや?木の葉か?」


逆に鉄骨がぐにゃりへし曲がり、鉄球は。


「バランスボールかいな?」


粉砕である。


するとロケランを担ぐヤクザが!


「これで爆散しやがれ!」


どがん!放たれたそれはとてつもない威力を秘める、だが。


「掛かってこ」


バゴーン!直撃!爆風により上空へ、だがしかし。


「良い風を、ありがとう」


なんとそれはトランポリン代わり、服を除いて一切の傷無し、そして奴は後続の車両に落下、ドガーン!余りの衝撃に周辺の車が浮き、コンクリートの床に軽々しく車一台丸ごと陥没させる、ヤクザ数百人も浮かび上がる、そして。


「さぁ、いっざしょーたいむ」


ぴん!熱を発する速度、音速よりはるかに早く振られた平手により燃料タンクに引火!一気に全ての車が爆破を引き起こす!!!


「うぎゃ!」


宙を舞うヤクザは何人か体勢を切り返し生き抜くが爆心地、つまりアーガスト付近にいたものは皆、爆風で圧壊、それに耐えれても焼死は免れなかった、奴を除いて。


「良い熱風だった、少しガソリン臭いがな」


奴は燃える地獄の中から平然と歩いて出てきたのだ、普段から弾き合いをするヤクザ達ですら震え上がる。


「あんな化け物にどう勝てって言うんだ」


「あいつからしたら俺らの防具なんか紙切れ同然でマシンガンすら豆鉄砲じゃないか」


腰が引けたやつらをロケラン持ったヤクザが一喝入れる。


「甘えるな!漢に産まれたのならば戦場で死ねぃ!」


だがしかしどれだけの気概を持ったとしても無力・無意味・無価値の三拍子、否秒死だろう、そこから待ち受けるのは悲劇、鏖殺決定の未来だけである。


「さぁお集まりに皆さん、ここからご覧いただくのは、血に塗れたショーでショーなんちゃって!」


次の瞬間、奴は高く舞い上がった、地に脚を着けた二次元的な戦闘で強力なレスリングを展開する一方で空中、観客にド派手に見える豪快な三次元的な戦闘でも強く、空中を舞い相手を殺法で嵌める、体操選手顔負けの体幹とバランス感覚を持ち、ジャンプの高さと飛距離、そして滞空時間が長い、空を舞う蝶が如し、そして蜂の如し蹴り技を繰り出す。


3秒にして他、2000と何百人かの増援をあの世送りにする、そしてついに猛獣二匹が睨み合う。


「ここで一番盛り上がりそうなのは!貴方だぁ!」


ガシ!


「うぉ」


「さぁ、受け止めてくれよ!」


首を締めた状態からスープレックスを掛ける彼の得意技、技を掛けたときに後方転回飛びをすることによって隙を見せることなく即座に立ち上がれる、このスープレックスでプロレスのリング・会場を完全破壊、ビルの幾つかは地震波の振動を起こしたこともあった、その際に計測された破壊力、推定約250,000 t以上にも至る、そしてなんと言っても高層ビル数十階にも登る高さから落ちても無傷であったと言う。


バゴーン!地震が発生するほどの飛躍スープレックスを放ち曼巴は地中深くに潜り込まされる!だがしかしそうも簡単に終わりはしなかった。


「まさか、この程度で俺がヤレるとでも?」


「いつの間に!背後に!うごぁ!」


バゴーン!たった一撃で強靭なアーガストの大胸筋を筋断裂させる!吹き飛んだアーガストの背後の大倉庫、金庫や武器庫含む貯蔵庫群が全て吹き飛んだ!


「がは!(嘘やろ、右肩、肩甲骨まで衝撃が貫通しよった、そんで右肺、破れたなこりゃ)」


なんとあのアーガストの内臓すら届いてしまったのだ。


「はぁ、はぁ、はぁ〜っつ、俺を舐めんじゃねぇ!」


瞬間、とてつもない爆風が、アーガストが思いっきり走った影響で地が爆ぜたのだ、するとアーガストは曼巴の顎にアッパーを繰り出した。


「んむ」


バゴーン!とてつもない爆音が轟く!そしてアーガスト、思いっきり地を蹴る!音速を遥かに超え地を蹴り上げて2段ジャンプ、3段ジャンプ!そして曼巴の上に。


「押し潰れろ!」


バゴーン!両腕を組み振り上げ、振り下ろす!まるで薪を切るように!落雷のような速度で地面に激突、地面にめり込む!そしてアーガストは、両脚を組み地に落下する。


バゴーン!ストンプ!そして!


「オラァ!」


芋掘りのように引き抜かれ空中殺法の連撃で上空に追い上げて組み付き、相手の体を上下反転させ、そして。


「この拳であの世行き決ってぇぇぇぇぇい!!!」


落下のスピードを加えたパンチを着地寸前で顔面に放つ!威力は普通なら頭部ごと床をぶち抜いて、頭を貫通するのだが。


「は?」


「良いマッサージだな、他に技はないのか?お前のパイルドライバー受けてみたいな」


今までの猛攻全てが無意味であった。


「あぁ、ならお望み通り!」


ガシ!パイルドライバーを放つ、と見せかけて!


「ん〜?」


「その雁首へし折ってやらぁ!」


コブラツイストだ!だがしかし残念ながら、ぶしゃ!ボリボリ!筋肉や血管だけじゃ無い、骨を粉砕する。


「は?」


鋼の腕は、軽々しくも握りつぶされてしまったんだ、肉を破断、骨を破砕、神経を寸断した訳だ。


「うぅ」


「指示通りやってりゃ良いもんをよぉ、有り余ってぶっ壊しちまったじゃねぇかよ」


「ふざけんな!遊び道具じゃねぇぞおりゃ!」


ガシ。


「うぐ」


「今のお前のどこが御人形さんじゃ無いって?“僕ちゃん、遊び道具じゃ無いもん!ぷんぷん!プンスカプンスカ!“っっっくふ!っぷあーっはっはっはっはっは!」


首を捻り上げられながらプライドをズタボロにされる、あまりの実力の差に、絶望すら超えて考えが停止するほどに、しかし。


「俺はそんなものなのか?」


「誰だお前」


「俺はお前だ、最も有名なスターに登ると決めた日に誕生し、今まで共に運命を歩んできたお前の目指したお前そのものだ」


「今更なんだ、死の淵で」


「そこで光を閉ざすのか?たかが腕一本、肺一個持ってかれたぐらいで、俺は負けるのか?」


「まだ負けてなんか!あれ?」


「そう、お前は深層心理にまで不撓不屈が染み込んでいる、意識せずして負けを認めぬ発言を口からこぼしたそれが証拠だろうが、それでどうする?」


「どうするっつったって」


「俺がチャンスをやる」


瞬間、その光の幻影の腕が消える。


「将来的に機能しなくなるだろう、けど今生きれる、戦えるならどうだ?これは取引、お前は代償を支払い戦うか、このまま死ぬかだ」


すると、幻想の如く目の前の光景は現実に引き戻された。


「俺は!」


ガシ!


「む、壊れた腕で?うごほ!?」


バゴーン!とてつもない衝撃を曼巴は味わう。


「さっきと気配が違うな、ボコボコにされてたとは思えない気迫、存在感だ、寧ろ死の淵で脳のリミッターが壊れて存在感はさらに増したと見える」


アーガストは、残像が出るほどの速さで移動、移動中に更に高速攻撃を繰り出し、同時に相手を撹乱させる!刹那!ボディプレスを浴びせる!ボディプレスに繋ぐために手技の連打で相手の反撃を弱らせ、そして!技が決まった!


「ふむ、いいなマッサージからストレッチに昇格してる!」


あとは指を地面に食い込ませそのまま圧迫死させるのだが。


「うぐ!?(メリ込めない)」


すぐさまバックに飛躍!


「もう終わりか?猛攻をもっとこないとなぁ」


瞬間、飛び上がって回転しながらドロップキックを放つ、だが。


「うぐ(足首が!?)」


ゴリュ!目に見えて変形、完全に足の関節が逝った、だがしかし。


「おいおい、俺の筋肉を傷つけれないこたぁないよなぁ!さっきのはマグレか?」


実際マグレでもあった、不意打ち、人中、限界突破したてホヤホヤ三拍子揃って筋肉の緩み、タイミングなど完璧での話しだったからだ、それでも退けぞらすくらいの話だったのだから。


「おい、あれ」


するとまだ残っていた網浜組の構成員が出てきた。


「くそ、あれあるか?」


「最近入荷したあれですか?」


近年、海外から取り寄せられた強い爆弾による爆発事件が増えている、インスポの廃校に仕掛けられた際、学校全体、校庭までも吹き飛ぶ程、そして吹っ飛ばされた衝撃で瓦礫ですら他の建造物の一部を破壊するほどの近隣にも被害が及んだ爆弾で有る。


「ありました、超強化手榴弾、マンローニュークリエイターです」


カチャ、何の躊躇いもなくスイッチを外す。


「えぇぇ!?」


瞬間のこと。


「んむ!?(影が薄すぎて、否、あいつの陰に隠れていたのか!)」


ゴクリ、何と曼巴は、マンローニュークリエイターを飲み込まされてしまう。


「おえ!?何入れやがったクソゴミ!」


ぐじゃ!軽く頭を握り潰し粉砕。


「うっぷ、くそっがぁ」


バゴーン!曼巴の体内でそれが爆ぜた!だがしかし。


「げほ、げほ、くそが、煙てぇなぁ」


何と、内部で爆弾が破裂しても胃袋を爆ぜさせるにも足らず!


「(チャンスだ!)」


何も知らず飛び込んだアーガストは、とてつもない技を目の当たりにする。


「は?(から、ぶり?)」


口から噴き出る煙で物理的に視界は潰れ、爆破で軽く浮いていた、空中で身を躱せるオーガストですら、そんな芸当は不可能だ、当たってると錯覚する、ミリ以上の単位、寸分違わず綺麗に引き寄せ付けて躱す、相手はからぶったことを疑問に感じるほどの回避は、唖然としていた時、きてしまう。


「おい!」


バコーン!アーガストの心臓が爆ぜる。


「がは!?」


「あ、力加減ミスった」


だがアーガスト根性が半端じゃない、いま吐血しながらブラックアウトした、だがそんな気絶しても背中、肩を地に着けず、立ちながら気絶していた、そして。


「お」


肩に手を置こうと接近してくる曼巴に残留思念・執念で曼巴を襲う、道連れ覚悟の全身全霊以上、《殺しのブラジリアン柔術》を仕掛けるが敢えなく完全に落とされ残留思念、本能残らず喪失させられ地に着いた。


「まぁ、良かったんじゃないか?っては?潰した筈、奴の心の臓を間違いなくこの手で」


するとやつは立ち上がる、それは間違いなく命脈のだった屍、だがしかしその気魂は間違いなく生者のものだった、奴の気迫が巨大な幻影を見せた。


「ぐお!?っぐは!」


バゴーン!チョップがクリティカヒット!曼巴の喉仏を粉砕する。


「ゲホゲホッて俺の声ガラガラじゃねぇか!オラァ!ウゴァ!?」


バン!大胸筋に強烈な一撃を放つ。


「クソが、なんで死体がこんな動くんだ!、、、って、は?」


その死肉は死後硬直を開始、立ちながらその死に体は、仁王立ちしたまま、立ち往生するのだった、、、。


「ちっ(大きい組の奴等が厄介だな、ブラブラしながら考えっか)」

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