EP27 底辺からの成り上がり2
福島にて2000年代頃に設立、福祉、防災、観光など多岐にわたる分野で自治体と協力する企業で有る包括連携協定締結企業として参入、その企業は火の鳥。
それから福島の知名度を鰻登りに挙げて県の魅力的ランキングにて1度三位まで登らせて一気に巨大企業に、そこからは火の鳥は余り関わらなくなり37位に下がってしまった。
火の鳥のオーナーで有る瀬戸元は、表沙汰にしない秘密裏な施設を福島に建てていた、それにより彼は企業内最新技術で全身を機械化されて生まれ持ち無い左腕が蘇った。
彼の目的は地域侵略!と一部組織に思われていたがその真相は。
「誰にも傷ついてほしくない、僕が開発したこのサイボーグ化技術を良いことに有効活用したい」
と言う、善人っぷり、思わず笑顔になりますね、自分ならどれだけ苦しんだって良いって信念、と呼ぶべきかもはや執念に近い理念のもとに、自身の体そのものにも改造手術を行って居て、肩甲骨付近より余裕がある安定しやすい背筋部分が開いてジェットパックに成り、また手首から先は追尾と帰還を熟る特化型AI操縦ロケットパンチで、遠隔地点にもパンチを放てる。
彼自身の機体が175cmながら滅茶苦茶重たい理由は素材やらギミックがあるから、ナイフに刺されてもナイフが圧し折れ、小火器(拳銃やマシンガン)の弾丸は歩きながら弾き返す位の強さを持ち並の悪党では太刀打ちできず、重火器、つまりは戦車砲や対物ライフル、強力な電磁波や毒電波などを浴びても一切装甲に傷はつかない、またマグマに浸かっても雷に打たれても日本刀で同じ箇所を一寸も違えず切りまくっても切れない。
また企業の隠し部屋の制御ルーム経由にコンピューター制御による照準補正による壁越しに跳弾させて敵を倒したり、超遠距離から急所を撃ち抜いたりできる、そして鉄格子のドアを素手で引きちぎり、パンチ一撃で人間を頭を物理的に文字通り木っ端微塵にして殺せます。
彼には栄養補給やメンテナンスを受けないと機能が停止するエネルギー切れ問題や指令に逆らえないとか弱点プログラムなんかは無い、一般的な機械やらとは一線を描くし既に彼がハッキングを重ねてる機械だから他者はもうハッキングできないと言う始末、催眠術が既に催眠術に掛かっていたら効かないをコンピューターでやるような奴は、中々居ない。
その才気、もはや”1000年先”とまで称され、海外ではクレイン、つまり鶴って呼ばれ方をしている。
日本列島の情報技術企業、所謂IT企業にも約十個の子会社が存在するアメリカの大手IT企業のニューヨークシティ本社の社長室にアポなしで顔パスで入れるほどだ、だけど元は生真面目だからアポ取るし相手の日程に合わせてお土産を持っていきますし社長つまりCEOのジョンが日本来日時には必ず初めに福島の火の鳥に寄るくらい友好関係はバチバチに築かれていて相談相手にもなって居る。
また彼にはとてつもない軍事力があった、自身の機械の電脳波から他機体に接続することで自在に操り、脳から発する電脳波により、脳味噌で考えるだけで電子機器を思いのののに操作して敵を仕留めるなども行います。
その数は自身周辺に仕事させながら潜ませる自律成長型の業務AIで動く鉄人兵士が100人以上程度、非自律時で元が動かす際は100カ所同時に複雑な動きを電脳波だけで手足の如く行わせている。
因みに潜ませて居るのは更に規模があり、より詳しく話したら電脳波を発する脳にはニューラリンクにより、制御されて、改良から徐々に複数の機体を同時に扱えるようになり、大規模な洪水に見舞われた際には、1000体以上の鉄人とドローンを同時に操りながら、避難誘導などの指揮・調整を並行して行うという驚異的なマルチタスク能力を発揮、今ならやろうとすれば企業内の地下を除いた地上の数百体だけの小規模鉄人軍団を完璧に制御し、言い換えてしまえば指先一つで福島県全体の管理や軍事制圧を一人で行えるレベルだ。
また鉄人兵士は基本的に同じ個体が多いがノーマルだけじゃない、遠隔操作の無人ロボットを裏社会の戦場に送り込み、高火力ホーミング機能動作したミサイルやレーザーを搭載した兵器を使い、建物ごと破壊する圧倒的な火力を持ち、両足からエアブラスターで空中に飛んだり目や口や両手の掌から熱線を放って攻撃したりロケットブースターで最高マッハ8まで加速可能な強心臓のブリキ型。
変形や周辺機体と合体し、状況に応じて形態を使い分け、進化しながら効率的に敵を追い詰めるナノマシン型。
様々な型の個体も居るし、実験でわざと他の機体とリンクが切れてしまっている機体を使って強い人工知能を作る制作も一応している、その個体は型式零と呼ばれており、心や感情や精神を県を跨いだ先に有る横丁にて学習、マスターで有り無機物の鉄屑から我々を作り上げ応対もせぬ我々に愛情を与え喋りかけ続けた元を真のご主人様だとはっきりと認識し、戦争になんかならず彼に命を賭し本来のロボットすら超えた忠誠を誓っている。
ここからは全体的な鉄人兵士のスペックについて、初めて見る攻撃を集団分析から回避でき、二度目以降からその攻撃を恒久的に回避でき、また一撃で集団、同胞が完全消滅して機体の再生すらできず適応できないまま無くなった場合、記録つまり撃破要因が仲間に伝令され解析・模倣するという能力を鉄人兵士全体が保有する、つまりは常に相手の攻撃+Nと言う数式で戦闘を行い、戦闘をするほど+Nが増大していくと言うとんでもない性能で有る。
その特性から裏社会では戦って相手をしないという対策法が周知されて成長性に歯止めが掛けられたが心を得てからは自己学習能力が爆発的に強化、適応や解析による模倣強化ではないオリジナルを手に入れた。
基本的に主房と呼ばれる一体が指揮を取り円状に固まり群体で団体行動をするためあらゆる角度に死角がなく、このリーダーは各個体の取得情報を常時共有、情報処理しているため指揮や戦略発案から指示なども死角が無い。
「助けてください、うぅ、あなたしか頼れないんだ!カクカクシカジカで〜」
「辛かったんだね、よし分かった!条件付きだが鉄人兵士を貸し出すよ!」
流石の演技力に話術で牙山から話を聞いて感情移入、無法地帯化している福山県について悲劇的に語った。
そんな瀬戸さんと牙山は話し合の末に一時的な協力関係になる、できれば全面協力はしたいが、自分のせいで福島県が侵略戦争が始まったりしたくないと言うことから、彼の鉄人兵士の指揮官である個体、ロベルト含めた800体を貸し出して貰い、さっそく無法地帯化している福山県に攻め入った、
「識別番号とかじゃないの?」
「あぁ、我が主人様は皆に愛を注ぐ慈愛に満ちた御方、皆に名前を与えたんだ」
ロベルトは800体の全体の動向決定及び全指揮以外にも権限は非常に広く細かいところまで届く、機体一つ一つが観測と解析など役割を行い、性能し、基礎性能は全員底上げされて居る上に、集団兵装と呼ばれる彼らの編み出したオリジナル技術を使えば裏の支配者にはまだ足りないがそれが指揮する軍団になら匹敵するがそれは物理的な話だけじゃなく知略戦もだ。
「指差してどうしたロベルト?」
「電波を感知した、今から飛ぶ、乗れ」
「うぉ!?」
「全体飛行開始準備!カウント3!2!1!フライト!」
そこらのハッカー顔負けな感知能力、1000年先を行く彼が設計したのだから当たり前だ、そうして。
「は、マジかよ」
なんと物量で勝ってしまった!
「後はお前の好きにしろ、契約書通り我々は福山市制覇にのみ協力するサポーターだ、さらば」
「感謝します、んで肝心のボスよぉ、こんな山ん中でおっきな木々を生やした森林に地下施設をねぇ」
「手下は皆拘束された、罠は攻略された、万策も尽きた、お前が死んでない事は予測していたが、まさかあんな短時間で建て直されるとは、それもあんな鉄屑を連れて、完敗だよ、何が目的だ」
「二十地区制覇が目的かな」
「!?、お前みたいな餓鬼がそんなでかいこと叩いちゃならねぇよ、俺らですら手に負えん奴等がゾロゾロ居るんだ」
「ふん、負けた奴が偉そうに口を叩くなよ」
クイっとボスの顎をあげ、牙山は顔を近づけ目を見せた。
「うっ!?」
「俺が嘘をついてる目に見えるか?ボスなら欺瞞看破技術くらい持ってるだろ?」
事実、福山市の占める地区の一角と言う格ならば確かに皆が標準的に嘘をついた者の特有の目、汗、癖、隠し切れなければそいつが嘘をついてるかどうか真偽が見えると言う、第六感を疑うような読心術は余りにも強い、そんな奴が目を間近で見れば欺瞞など不可能だ。
「嘘なんか一寸分もない純粋な目、マジか(なんと言う、不覚にも惹かれてしまった、こんな若いってのになんて指導者力してやがる)」
生粋のカリスマ性、それは紛れもない、誰しも写し取ることなく彼の中で育まれた天性の魅力だった、、、。
こうして福山市の終わりなき三つ巴の抗争を二つの戦力に追い込み、一つの地区の2分の1を制覇したのだった。




