表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/34

24. 復讐2(クラスメイト)

「弱い奴はいじめられる。当たり前だろ!!」


 弱いやつはいじめていい。

 どれだけ腐った価値観を持っているんだこいつら。

 救いようがないな。


「じゃあつまり、お前らは今俺より弱いんだから、いじめてもいいってことだよな?」

「そいうことを言ってるわけじゃないでしょ?!」


 いやそういうことだろ。


「安心しろ、俺はお前らと違って優しいんだ。だから暴力は振らない」


 アルゲニルの学校のクラス中が、安堵する。

 本当は今すぐ殴ってやりたいんだけどな。


「流石レン優しいなぁ!許してくれるのか!」

「何を勘違いしている? 俺は暴力は振るわないと言っただけだ」


 こいつらはどれほど頭がお花畑なんだ?

 許してやるなんて俺は一言も言ってない。


「俺に心に傷を負わせたという自覚があって、尚且つ俺に申し訳ないと思っている奴は前に出ろ」


 数人が駆け足で前に出てくる。

 申し訳なさそうに俯いている奴もいれば、

 堂々と立っている奴がいる。

 本当に俺に申し訳ないことをしたと思っているのか、

 ちょっと覗かせてもらおう。


 俺は《真実の目》の、嘘を見分ける機能を使った。

 すると、前に出てきたやつの半分以外は、

 俺に申し訳ないと思っていないことが分かった。


「前に出てきたやつらの中で嘘をついている奴」


 俺がそういうと、嘘をついている奴が、

 ビクッと体を震わせ、動揺している。


「それと、俺に心の傷を負わせたのにも関わらず前に出てこなかった奴には、罰を与える」


 その対象の奴らの額には、汗が垂れてきた。

 さぁ、俺の同じ立場を味わってもらおうか。


「ふ、ふざけんな!」

「そうよ、私はちゃんと申し訳ないと思ってるわよ!」


 思って無い奴のセリフだ。

 ま、こんな奴にいちいち反応していても時間の無駄だから、

 とっとと魔法を唱えよう。


「《レベルコントロール》」


 このスキルは、俺のお気に入りの3つのスキルの中の2つ目だ。


 対象のレベルを上げることは不可能だが、

 下げることはいくらでも可能といったやばいスキルだ。


 まぁ、発動にかなりの時間がかかってしまうのが欠点だが……。


「あれ、なんかだんだん力が抜けて……」

「て、てめぇ、なにしやがった!」


 どうやら、自分自身の体の変化に気づいたようだ。

 これで少しは俺の気持ちが理解できるだろう。


「お前らのレベルを1にしといてやった」

「く、くそやろぉぉ!!」


 さてさて、用も済んだしさっさと帰るか。


「ココ、帰るぞ」

「はい!」

「いや待てよ! お願いだ戻してくれ!」


 女たらしが、俺の足に必死にしがみついてくる。

 あぁ、めんどくせぇぇ。


「安心しろ、数週間も立てば元のレベルに戻るさ。別に俺は嫌がらせがしたいわけじゃない。人の気持ちを理解できる奴になってほしいんだ。じゃあな」


 そう言葉を残し、俺らはその場所を後にした。




 宿舎に戻ると俺らはいろんな人に声をかけられた。

 皆、今日はお祝いをしているようだ。

 俺も復讐が出来て気分がいい。


「お、レンとココ帰ってきたようだな! いないから心配したぞ」


 そういえば、もう夜だ。

 だからだろうか、ルナは俺らを探してくれていたようだ。


「悪い悪い、今日は4人でパーティだよな! 早く行こうぜ」


 俺らはクロエとルナの部屋へ行く。

 すると、豪華なディナーが机の上に並べられていた。


「え、おいしそうです!」

「ルナが作ったんだよ」


 元気なクロエが俺らに向かって微笑んでいた。


「もう体の傷は大丈夫なのか?」


 すると、肩を回し始める。


「うん、この通り!」


 といった瞬間お腹が、

 ぐぅぅ、となった。


「……えへ」


 体の傷は大丈夫でも、お腹は大丈夫ではないようだな。


「私もお腹すきましたし、ルナさんの料理をいただきましょう!」

「そうだな!」


 そうして雑談をしながら、俺らは美味しく料理を頂いた。

 ちなみに意外とクロエが食いしん坊だってことが分かった。


 なるほど、だから巨乳なのか。


「そういえば、レン達は何歳なのか?」


 ルナが突然そんなことを言い出す。

 確かに、俺はココ年齢も知らない。

 いい機会だ、聞いておこう。

 

「私は15歳だ!」


 ルナは15歳だったのか……。

 断崖絶壁を卒業するチャンスは、

 まだこの子にもあるってことだ。

 よかったな、ルナ。


「私はルナより3歳上の18歳だよ」


 やたらお姉さん感あるなと思っていたんだよな。

 やっぱり胸の大きさって年によって変わるものなのか?


「俺は17歳だ」

「てことは私より1つしたってこと~?」

「うるさいな、見た目はそんな変わらないだろ」


 これからはクロエになんとなくだが下に見られそうだ。


「それで、ココちゃんは?」

「え、えっと……」


どうしたのだろうか。

もしかして、自分の年齢を教えたくないのか?


「ココ、別に言いたくないなら言わなくてもいいぞ」

「はい……」


ゆっくりと申し訳なさそうに俯く。

やはりそうか。

ココの年齢を知れるいいチャンスだと思ったのだが。


それにしても何故年齢を言いたがらないのだろう?




その後もお祝いが続き、しばらく経って俺らは自室に戻って、寝ようとしていた。


「レン様……起きてますか」

「起きてるよ」


俺にしがみついてくる。

【作品の評価を頂けると嬉しいです♪】


・面白かったら星5

・つまらなかったら星1


『自分の思った通りの評価でいいです✨』


広告下の【☆☆☆☆☆】から

評価をして貰えると、本当に本当に嬉しいです!!


また、ブックマークもして頂けると、作品をより楽しめると思います♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↑の☆から評価いただけると嬉しいです♪
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ