表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
影霞ノ境剣 〜史書に刻まれなかった者たち〜  作者: 鼠凪 紗古晶


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/4

第弐話 本州ノ連中

前回の続き

普通に短い

どれくらいの長さがいいのかわからない

 手合わせが終わり、その事を話しながら馬に乗って散歩をする二人。


 雪影(ゆかげ)は黒のフードが付いた羽織袴――というよりはフーデッドマント――の上に紺色に下の方が白のグラデーションになっていて背中に黒曜家の家紋が染めてある羽織を着て、腰には鍔と柄と鞘が漆黒の刀と脇差を差していた。

 冬霞(ふゆか)は白の羽織袴の上に黒に下の方が赤のグラデーションになっている羽織を着て、腰には鍔と柄と鞘が純白の刀と脇差を差していた。


「最後の⋯あれ、何だっけ?《刻隠(ときがくし)》?強すぎない?」

「《刻隠》?ああ《刻返(ときがえし)》のこと?なんかそれも使えそうだね。あとあれ、放ったら勝てる確率ってめっちゃ低かったよ」

「何?私が弱いって言いたいの?」

「いやそういうわけじゃ」


 二人が言い合っていると、たくさんの人が走ってきた。

 何事かと思った冬霞が、


「何かあったの?」


 と聞いた。

 すると、一人の老人が止まって、


「あぁ、冬霞様。どうかお助けください。本州の連中が攻めてきたのです。」


 と言った。


「本州の連中が!?」

「どこの誰だ?どのくらいいる?」


 雪影と冬霞も驚いているようで動揺しまくっている。


「陸奥の南部晴政だそうです。数は、ざっと見たところで五千人ほどで東瀛(とうえい)港にいます。」

「そんなに⋯」


 実際に五千三百九十二人だったので、この老人の言っていることはほぼ正しい。

 しかし、東倭帝国(とうわていこく)人は四千八百六十二人で、そのうち兵士は五分の三ほどなので、冬霞が多いと思ったのも無理はない。


 やばいと思ったのか雪影が、


「こうしちゃいられない。ちょっと行ってくる。冬霞は城に帰ってこのことを知らせてこい」


 と言った。

 冬霞も事の重大さに気づき、反論をせずに


「わかった」


 と一言だけ言った。

 それを確認すると雪影は、()()()()()()()()()()()()()()()

 それを見送った冬霞は、


「せっかくの雪影との散歩だったのになぁ」


 と悲しそうにしていた。



また見てね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ