037 月に1回の憂鬱と心使い
すみません。ダウンしてまいした・・・
お洒落こそ人生!な琴音と、数か月前までの美月の様なお洒落に見えない様に気を付けてそうな輝だったが二人の気質は似ていて、思ったよりも仲良くなかった飲み会だった。食事とおしゃべりを楽しんで22時頃の解散となった。美月は、琴音に家に送って貰い、輝と颯太は二人で二次会に行った。
帰宅してから、寝る支度をして日付が変わる前に寝たのに、目覚めは重たかった。だるいなぁ〜二日酔いかなぁ~今迄なったことないけどと思いながらトイレに行くと原因が分かった。いつも、近づくと準備をしているので下着を汚すことは無かったが気持ち悪いのでそのままシャワーに入る。
朝ごはんは食パンを1枚、蜂蜜をかけて食べてソファーにゴロンと転がる。前日までは食欲増進するのだが月のモノが始まると食欲は減退する。食べないと、そのまま体調を崩すので何かしらは食べるようにしているがなかなか作る気力は無い。
美月の当番は夕食だけで、平日の朝食や昼食は母が作る。週末は、不在だったり朝が早くなった子供たちはみんな成人してるんだから自分でやると母にご飯作りをしないで貰っている。
夕食をどうしようかなぁ~といつもなら煌星の食べたい物に寄せるが、自分の食欲と作りって置いておけるものにしようと思う。皇帝の少ない豚バラとブロッコリーのグラタンとオニオンスープにしよう。と重い体を叱咤してソファーから起き上がる。
冷凍から豚バラとブロッコリーをだして、豚バラをレンジで解凍する。野菜室から玉ねぎ5個とキノコ2種類とトマトを出す。玉ねぎは3つはオニオンスープ用、2つはグラタン用にせんぎりして、それぞれ鍋と深めのフライパンへと入れてしまう。キノコはエリンギは輪切り、シメジは石突を外してほぐして大きいものはフライパンへ小さく細かいものはまな板の上に残して、トマトはスライスしてよけておく。
レンジから出した半分ほど解凍できた豚バラは、一口大に切る。ブロッコリーは冷凍のままで炒めるので、入れる分だけグラタン用のお皿に出しておく。
両方をIHの中火にかけて、オリーブオイルをかけ両方ともくるくるとまぜながら炒める。グラタン用はしんなりするまで、スープ用は飴色になるまで炒める。だいたいの火が通ってきたらグラタン用には豚バラとニンニクをチューブで3cmほど入れてさらに炒める。
スープ用の玉ねぎが飴色になったら小さいキノコを入れて、水を入れてコンソメスープの素を2つポンポン入れちゃう。沸騰したら弱火でコトコトそのまま煮る。
グラタン用の野菜もしんなりとしたので、水と冷凍のままのブロッコリーも足して炒め合わせ、混ざるとグラタンの素の粉をだまにならない様に混ぜてマカロニと牛乳を足す。煮込みながら時々焦げない様に混ぜる。
時折まぜながら少しの焼き色を付けつつ煮込む。合間、使った道具を洗い、ガラスの耐熱皿にバターを塗る。今日はグラタンがメインなので大き目の1人前用の耐熱皿にした。煮込み終わると耐熱皿にグラタンを入れて上にスライスしたトマトを並べ、その上にチーズをかけてバターを乗せる。パン粉を好みでお願いしよう。スープには胡椒を足して味を調える。
平皿に、スライスしたトマトの残りを並べチーズをかけてく。お昼ご飯は、このトマトを温めてチリソースをかけて、オニオンスープとパンにしようとおいておく。
夕食の心配が無くなったので、いったん部屋に戻りベットにゴロンと転がる。。痛み止め薬は夜の葵ちゃんの家庭教師の時間に効くように15時頃に飲もうとタイマーをかける。ベットに横たわりながらスマホを開くとメッセージが入っていた。
陽葵『やっほー!飲み会、井出はいないみたい!盆休みに合わせて帰るのかも?』
『聞いてくれてありがとう。私と颯太と琴音も行けるって!和佳奈によろしくね!』
良かった。会わなくてすむとホッとする。逃げてばかりで嫌になるけど会いたくない。周りの人に恵まれてだんだんと男友達も出来て来た。だけど未だ、アイツを思い出すだけで寒気と鳥肌が立つ。
だからといって中学校の友達全員に会いたくないわけでは無いので飲み会に行くと決めたのは美月自身だったが、体調が思わしくないと時に嫌な相手を思い出して気分は落ち込む。ぼやんとスマホのホーム画面を見ていると、メッセージが届く。
Sota.Y『こいつ、幼くねぇ?』
メッセージの次に届いたのは、大きな体を包まって猫のような体制で口を開けて前髪が全開の輝の写真だった。
『おいっこら!勝手に写真を送ってはいけません!』
Sota.Y『ははっ言うと思った!許可取った!まぁ交換条件ありだけど(≧▽≦)』
『許可とったならいいけど・・・とりま、可愛いので保存します』
美月が写真を保存すると送ると颯太では無い通知がぽこんと出てくる!
永田_輝(ヒカル) 『辞めて下さい!』
『えぇー保存されると思って、許可だしたのでは?』
永田_輝(ヒカル) 『Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン』
『可愛いのが悪い!』
永田_輝(ヒカル) 『可愛いは嬉しくないです・・・』
『ふっふっふ!(^。^)y-.。o○』
そんな、やりとりをしていると別の通知がまたぽこんと出て来た。メッセージと共に動画も届く。
Maomao『可愛くない?』
動画は、真央のバイト先の美容室の店内にいる真央自身だけど顔はあまり映らず、腰までの髪は光が当たっており色が黒とシルバーと赤でコントラストが綺麗でおおぉと感嘆する。
『可愛い!綺麗!なんか配色が和風だねぇ~着物着せたい!』
検索で、黒地に裾からグラデーションで赤が入って梅の花が散る着物の写真をスクショして送る。
Maomao『おぉ!いいね!そっかー着物もありかもぉ~着物はアップが多いけど、ハーフアップでもありかも!稟さんと話してみる!』
『えぇ!最近、従姉妹の子が着てたから思いついただけだよ!』
Maomao『いやいや、良いセンスだよ!稟さんに見せたらいいねって言ってくれたよ!』
『早っ。まぁそれならいいけど・・・』
Maomao『美月もそろそろ美容室来る?結構伸びてるよね?』
『ふふっ営業かな?うん!今は結構、結んでる!長い方が意外に涼しい事に気がついた!』
Maomao『そー営業!たまには美容室にこーい!おぉ!のばす?』
『でも、揃えたり髪色変えたいかも!来年は就活で出来ないかもだし!』
Maomao『いいね!いつ来る?』
『今さぁ。月1の敵と戦ってるから終わってからかなぁ~!でも、夏休みだから平日の昼間に行けるよ!』
Maomao『あらら美月重いもんねぇ~ゆっくりしてぇ!夏休みかぁ~いいねぇ!平日昼はなかなか空いてるわよ☆まぁまだ私は切れないけど!稟さんがいい?』
『稟さん忙しくない?』
Maomao『ん~じゃあ、稟さんが出来そうな日を聞いて送る!来週後半以降だね!』
『わーい\( '▽')/有り難い!お願いします!』
真央とやりとりしてるメッセージを見ると、顔がニヤける。きっと、琴音がみんなに何かしらを言ったのだろうと考える。
松本Koto『やっほー!いつも二日酔い無いけど、今日は大丈夫?美月の味方が大学に思ったよりいて良かったよぉ~』
『いつもありがとうね。琴ちゃん!愛してる!』
松本Koto『ほえ?急にどうした?』
『ふふっ!ありがとう!颯太と輝と真央からメッセ来た!本当にいつもありがとう!』
松本Koto『あらら。バレた?帰り調子悪そうだったからさぁ~いつもなら2次会行くでしょ?』
『ごめんね。心配かけて!月1のアレが今日来ました!」
松本Koto『だから、調子悪そうだったのか!?奴らの話したからかと思ったよ・・・』
『奴らの事はいいけど、さっき陽葵からアレは来ない報告着てて、来ないことはいいんだけど思い出して落ちてる時に颯太から可愛い写真貰った!』
松本Koto『可愛い写真?』
『輝の寝顔w』
松本Koto『あはは!山崎酷い!よし!私も頂戴って送ろう!』
『まだ一緒に居るみたいだから送って( ´艸`)』
その後も、颯太から輝からもらったよぉ~大きな猫みたいだねぇ~とかメッセージのやりとりをして美月がうっかり意識を飛ばした。
起きた時に謝ったら、寝てると思ったと返事が来た。優しい友達に感謝しかない。その後は、葵ちゃんの家庭教師だけ頑張って日曜日と海の日は引きこもって過ごした。
読んで頂きありがとうございます!
~登場人物~
森 美月21歳 1浪大学2年生 ITビジネス科 SNS名【森美月】
6/12生 何かと人に相談されがちな事が少し気になる今日この頃 体系にコンプレックスを持っている 男兄弟の真ん中 ブラコン 敢えて鈍感 年下に甘い




