012 説教と反省と飲み会
美月さん念願のパスタです!
雄大が颯太に蚊の泣くようにお願いを申し込んで颯太が了承する。
「わかった。・・・美月、行くぞ」
「あぁ。うん」
颯太が当たり前のように、美月を颯太の車へと促すと雄大は不思議そうな顏で美月を送ると言う。
正直、美月は二度と雄大の車に乗りたくない。先ほどから颯太が来てホッとしたせいで本音がポロポロと出てしまう。
「え?美月ちゃん、俺が送りますよ?」
「あぁ?」
「え?嫌だけど?」
「え?なんで?」
「それが、わからないからだ」
颯太の返事に、頭にハテナマークがついているであろう雄大に溜息がでる。どうやったらそんなに人の機微に疎くなれるのか美月が知りたい。
「えーなんですかそれ!俺が美月ちゃんの車まで送りますって相談に乗ってもらったんですから!颯太さん、関係無いじゃないですかぁ~」
それでも引き下がる雄大に、颯太は特大の溜息をつく。流石の美月も後ずさり颯太の背に隠れるように身を動かしてしまったのは致し方ないと思ってほしい。颯太は呆れながらも雄大にちゃんと説明する。颯太は、淡白な返事しかしないが意外に面倒見がいいところが、男女問わず人が寄っていく理由だと思う。
「初対面の女子に逃げ場のない車内で、あんなに近づく男の車に誰が乗るんだよ・・・」
「えぇ~。美月ちゃん、響とはアレくらいの距離で話してましたよぉ~」
「響は初対面じゃねぇ~し、美月の仲いい方の友達だ。お・ま・えは!大輝の知り合いで、友達と同じ科の人で初対面って認識なの!なんで、わかんねぇ~か、俺の方がわかんねぇわ!」
「えぇ~」
埒が明かなそうな会話に、美月が終わりをつげたいと会話に入る。
「あのぉ~颯太に送ってもらうので、大丈夫です。中村さんの車は二度と乗りません。永遠に!」
「えぇ~ショックなんだけどぉ~!必要?永遠って!永遠って!」
「それぐらい、不快感を与えたことに気がつけ!いい加減、反省しろ!行くぞ!美月!」
「おっおう。お願いしまーす。学校に車ある」
「分かってる」
未だにわぁ~わぁ~と騒いでる雄大の車から離れて、颯太の後ろを追っているとやはり美月もお叱りのお言葉を賜る。
「おっ・・・美月も本当に気をつけろよ。危ねぇ~だろ」
「言い訳もございません。押し問答が面倒くさくなりまして・・・」
颯太がシルビアの鍵を開けて車に乗り込む。美月も続いて助手席に乗る。同じスポーツカーに分類されるので雄大の車に乗った時の不快感を思い出すのかと思ったがその心配もなく。何故だか途轍もなくホッとした。しかし、運転席からは不穏なお言葉が飛んでくる。
「はぁ~。今日の《すぱいす》は2人とも説教だかんな」
「え~。説教ぉ~、学校までで終わりません?」
「5分で終わるか!駐車場どこ?」
「うぅ~ん。Bです」
「しょぼくれて見せても駄目だからな」
「あい・・・さー。美味しく食べたい《すぱいす》のパスタ」
「じゃあ、冒頭30分で終わらせてやる!」
「おっ!」
「美月はな。その後は大輝の説教だ」
「あぁ~それは私も文句があるので参戦したい」
「ブーメラン飛んでくるかもしれんけどな」
「う~ん」
そんな、話をしているうちに学校のB駐車場へと到着する。車を乗り換えて車を出す前に【月颯大】のグループ窓を開いてメッセージを打って帰路につく。
『話し終わったぁ~マジ疲れた。18時半お迎えで!』
Sota.Y 『先に拾え』
Daiki(北高/E制科)『おっけー(∩´∀`)∩その時間によろぉ~ヾ(≧▽≦)ノ」
大輝の能天気なメッセージに軽く殺意を抱きつつ、颯太に今から説教されるんだと溜飲を下げる。家に着くと17時過ぎになっていた。雄大に拉致されて時間がかなり経ったと思っていたが30分 程度だったことに吃驚する。
今日は、美月も飲みに行くし。父と母は仕事帰りに食事をしてくると言っていた。太陽兄と煌星も彼女とデートで外食なので夕食の心配はしなくていい。
1年生の時から始めた夕食作りは、だいぶ慣れたが自分が食べない時に作るのは正直面倒くさい。
家に今は一人なのでサイコーと叫びながら、クローゼットの前で服をどうするか悩む。
今日も学校へは以前の様にオーバーサイズのダボダボのシャツだった。雄大とも会うしお洒落をする気にはなれなかった。
男子との飲み会だが、相手は颯太と大輝である。正直、琴音に選んでもらった服の方が週末のお出かけとしてテンションが上がる。前の服も2人も似合うって言ってくれたし、少しばかり勇気をふり絞って服を決めた。
ピッタと白地のちびTに夏物の紺の薄手のロングカーディガン、ボトムは細身のパンタロンのデニムにする。
美月の思う大人カッコいい組み合わせであるが、着替えたら琴音にも写メを送る。お洒落から離れていた美月にはまだ、簡単に持てるほどの自信が無かったりする。
18時半になる前に家を出て戸締りをする。美月の家は、奥間った住宅街にあるので美月を拾いやすい道路まで出て大輝を待ちながら、【月颯大】のグループ窓を開いてメッセージも入れる。
『道に出てるねぇ~』
Sota.Y 『今さっき拾われた。もうすぐ着く』
すぐに返事が来て、少し待つと大輝の車の水色ルークスが見えて来た。
フォルムも色も可愛い車は大輝には少し違和感だったがお姉ちゃんからのおさがりと言っていた。年の結構離れた姉からの贈り物を無下にはできなかったらしい。
そして、おさがりの車があるのに新しいのを買ってと両親におねだりが言えるほどのメンタルは大輝には持ち合わせていなかった。2人の姿が見えて手を振ると何故か少し通り過ぎて停車した。
「ちょっと、なんでこんなに遠いの・・・」
「いやぁ~美月じゃないと思って」
「・・・・・・」
二人の驚いている顔に美月は内心しまったと思った。今から家に帰って着替えて、何着ようかと考えながら言葉を漏らす。
「あぁ。やっぱ駄目?着替えてきてもいい?」
「え?似合うよ!めっちゃカッコイイ!出来る女っぽい!着替えなくていいよ!」
「あぁ。似合う」
「よかったぁ~琴ちゃんからはいいねってきたけど不安だったからさぁ~」
美月はホッとしながら、ルークスの後部座席に乗り込み二人に話しかける。
「颯太が先って、大輝怒られてたの?」
「いんや、怒られる予告をされていた」
「運転手は、怒れんだろ?」
「あはは予告の為にクルクルお迎えお疲れ様です!でも、飲まないの?帰り代行でもよくない?お金出すよ?」
「え?マジ!?いいの!じゃあ、飲む!」
「すぐ、調子に乗る。でも、おれも出す」
「あはは。本当に奉仕コースだったんだねぇ〜!カラオケも行けたら行きたいなぁ~」
「おぉ!いいね!この3人じゃ久しぶりじゃない?行こう!行こう!」
「お前が酔いつぶれなければな!」
「あはは!確かに!」
《すぱいす》はそこそこ近所なのですぐにつく。車では10分だけど、とろとろ歩くと1時間くらいかかる距離。颯太の家が一番近い。
お店には大輝が先に入り、続いて美月と颯太が入る。大輝が予約をすると言っていたので、店員さんにすんなりと半個室で壁に囲まれたベンチソファーの席を案内される。
大輝が美月に先を譲るので遠慮なく奥の方に座らせてもらう。美月の向かいに大輝と颯太が座る。男二人並ぶと狭そうにしか見えない。幅は無いけど上背があるせいなのかと思う。
「ねぇ。男二人狭くない?颯太、交代しよう」
「あ?俺がそっち行けばいいだろ。そうだ、美月一人で座らせたら駄目だったわ」
大輝と美月が不思議がってるとおしぼりを持ってきた店員が何故か大輝の隣に座った。
「「?」」
「あれぇ?なんだぁ~美月ちゃん一番遠いじゃん!はい。おしぼりどうぞ」
大輝の隣から、暖かいおしぼりを広げて渡す店員から美月が受け取ろうとすると颯太が先に取り上げて美月に渡す。
「蓮兄ぃ~!ちゃんと仕事しろ!」
「あぁ~ん!颯太が俺の仕事奪ったんだろ!」
「女子がいたら見境なく触るのやめろ!」
「大丈夫だ!颯太がいるグループでしかやってねぇ」
「俺の知り合いにやんなよ!」
颯太と蓮が言い合いを始めた。いつもの光景に苦笑いをする大輝と、お願いをする美月はメニューを広げ始めている。
「あはは蓮さん相変わらず・・・」
「蓮さん、捕まらないでくださいね!」
「おぉ美月ちゃん優しいぃ~♪」
蓮が両手を組んでくねくねするのを颯太が死んだ目で見ているが、美月は大事な事を言う。
「《すぱいす》のパスタ食べれなくなるのは死活問題です!」
「そっちかぁ~」
「そっちしかねぇよ。大輝は生でいいか?」
「もち!」
「美月は?」
「ジンジャーハイボール!」
「お?強い酒好きだね!美月ちゃんはビール苦手だった?」
「はい。炭酸はあまり得意じゃないんですけど・・・シャッフルされるとまぁ飲めます!」
「そっか。そっか。カルアミルクとかカシスオレンジとかにする?」
「いえっ甘いんでいいです!オレンジならスクリュードライバーがいいです!」
「おうっ。それも強い酒」
「早く、ホールの店員に言って、厨房戻れ!」
「めっちゃ注文するんでよろしくです!」
「パスタ、今日は何にする?」
「それは、追々」
「あれ?すぐ注文しないの?」
不思議そうな顔をする蓮に、颯太をちらりと見てわざとらしく胸を押さえてショックのポーズを取るとパスタを後で注文する理由を言う。
「颯太の説教の後にします」
「そんなに長くしねぇよ。来たら辞める」
「説教は必ずするんだ?女の子に説教ってお前何様だよぉ~颯太ぁ~」
「お客様だから、注文聞いたら早く行け!」
既に立ち上がって颯太の肩を掴みながら絡む蓮を心底うるさいと言うように跳ね除けるが蓮は引き下がらない。美月に素敵なアドバイスまで付け加える。
「まだだよ!美月ちゃん!パスタ何にする!パスタ早く着たら説教早く終わるよ!」
「えー私はキノコのクリーム食べたいけど・・・」
「いいよ」
「俺もいいぞ」
美月のリクエストに、大輝も颯太も了承する。蓮がやさしぃ~と言いながらウィンクをする。
「オッケ、キノコのクリームね!愛をこめて作ってくるわ」
「鬱陶しいからいらんわ!」
「美月ちゃんに決まってるだろ!何で颯太が言うんだ」
「俺も食べるからだよ」
「しょうがねぇ~。颯太にも蓮お兄様の愛を込めてやろう!」
「いらねぇ~」
蓮は、スキップでもしそうな勢いで厨房へ戻って行った。その後ろ姿を眺めながら笑いが止まらない。まだ飲んでないのに笑いっぱなし。
ちょっと、夕方のあの事のせいでホッとするいつもの場所にハイになってるかもしれない。
「あはははは。蓮さん相変わらず、楽しい。颯太のこと大好きだねぇ~」
「あははいつも陽気だよね?飲んでるの?もしかして?」
「あの人、下戸。まっーーーたく飲めねぇ~。一回り違って干支も一緒だからなのか、歳離れてるのに何でか従兄弟の中で俺に構いたがる・・・」
「愛されてるねぇ~」
「愛されちゃってるねぇ~」
「他人事だと思って・・・だから《すぱいす》は来たくねぇ~」
「えぇ!《すぱいす》行くときは、絶対誘えって颯太が言ったんじゃん!」
「あぁ~だから最初からメンバーに入ってたのね」
納得した大輝とは別で、颯太は憮然とした顔になる。
「そうそう!私は《すぱいす》で御飯食べたかったしぃ!」
「俺いなかったら、蓮が何するかわかんねぇじゃねぇか」
「ふふっ」
「過保護だね」
美月と大輝がくすくす笑っていると、ドリンクを持った別の店員さんが来た。ドリンクを受け取って乾杯をする。
「大輝への説教に」
「かんぱーい」
「え?何でそれに乾杯するの!?」
あははと笑いながら、喉が渇いていたので3人とも半分くらい飲んでしまう。これ、先に次の飲み物を頼んだ方がいいんじゃない?って思ってすぐに店員さんを呼んだ。
同じ、生2つとジンジャーハイボールと、定番のお刺身盛り合わせ、シーザーサラダ、フライドポテトも頼んだ後、徐に颯太が喋り出す。
「さて、んじゃ美月さん」
「え?本当に説教始まる?」
「始まる」
「えー」
「いやっ。女の子は初対面の野郎の車に乗ってはいけません!これ、常識だから!」
「あー。うーん。だね。はい。それは反省します」
「はい。して下さい。あと、雄大にはもう近づか方がいいかもしれん」
「ん?」
「美月もターゲットになってるかも?」
「へ?七海ちゃん好きなんよね?」
「あぁー。あいつはいけそうな子とか、優しい子に漬け込むタイプかと・・・思う」
「うわぁ~。え?あわよくば感がありましたの?」
「ありましたの」
「えー。無いわぁ~」
「まぁ。それが雄大なんだよ」
颯太はとりあえず、美月への説教を終わると届いたお通しの梅きゅうりを呑気に食べている大輝に視線が行く。
「んで、大輝」
「おっ?」
「人の個人情報を第三者に渡すな!美月に何かあったら犯罪だぞ?」
「あっ・・・ごめんなさい」
「そうだよ!人がいいのは分かるけどさ。断りなよ!友達のプライバシーだからとかなんとか!私だから驕りで許すけど、友達無くすぞぉ~」
「そうだ。自分から相手に確認したりとか。美月が了承したら会わせるとかやりようはいくらでもある。年下に言いくるめられるなよ。まぁ。そこがお前のいいところなんだろうけど・・・」
「はい・・・。断れなさそうな時とかヘルプ出していい?颯太ぁ」
「自分でどうにかしないといけんけどなぁ~。俺がいるなら呼べ!後困ってたら連絡しろ!」
「おぉう。ありがとうぉ~さすが颯太!惚れそう」
「そーゆーのはイラネ」
2人の説教がとりあえず終わったところに、二杯目の飲み物とパスタを持った蓮さんが現れた。
「はいはぁ~い。蓮さんが手ずから運んだ特製愛情たっぷり、きのこたっぷりクリームパスタだよぉ~!ドリンクも、はい。3つ!」
「最初のがいらねぇ~な」
「またまたぁ~。何?クルクル巻いて口まで運んでほしい?すまない。俺には家に可愛い妻子がいるからそれは他の人にしちゃいけないことになってんだ」
ノリノリの蓮さんに、颯太の切れ長な目がさらに細くなる。塩対応してるのにさらに追い打ちをかける蓮さんに大輝と美月は笑いっぱなしだった。
「もぉ~そんなぷりぷりしちゃダメだぞぉ~。俺は出来ないから変わりに美月ちゃんお願い!」
「あはは。私ですか!りょーかいです!任されましたぁ!」
美月は蓮さんのノリに乗って、フォークとスプーンを持つと数本のパスタをひっかけてくるくるっと一口大に巻く。湯気が立っているのでふーふーと冷まして、思わず自分で食べる。
「美月ちゃん!颯太待ってたのに!自分で食べちゃうの?」
「えへー。つい。しゃーせん!相変わらずうまいです!蓮さんの愛情パスタ!」
「でしょー分かってるぅ~」
美月がパスタを褒めて、大輝がすかさず追加注文をする。
「蓮さん!俺、揚げ出し豆腐食べたい!後、ふわふわマヨエビチリと、たこ焼き!蓮さんが作ったやつ食べたいです!」
「おぉ!おぉ!食べるねぇ~!蓮さん、自分の城で働いてくるぜ!」
「「お願いしまーす」」
意気揚々と厨房に戻る蓮を見送り、颯太が溜息を吐く。大輝がテヘッと返事をして美月が颯太が絡まれる理由を述べる。
「あんがと」
「あははいーえー」
「あはは颯太、真面目に全部返すから蓮さん楽しくなるんじゃん?」
「あのノリは俺にはワカラナイ」
「あはは確かに。でも、中村氏よりは蓮さんの方が意味わかるよぉ~!可愛い従弟をかまって怒らせて喜んでる兄ちゃん。猫と同じ扱いだねぇ~君は!あはは」
「確かに、雄大は意味わからんな」
「ほえ?」
大輝は不思議そうにするので、先ほど雄大が車内で美月に顔を近づけた話をする。正直、颯太が来なかったら何されてたのか分からない状況にビールを2杯分の酔いが飛び去った大輝が美月に平身低頭で謝り始める。
「だから、個人情報は教えんな!そして、雄大を美月に近づけんなよ」
「おう!美月に何かあったら彩花ちゃんになんて言われるか・・・」
「おっ?彩花だけじゃないぞぉ~真央と琴音もいるぞぉ~」
「俺もいるな。つーか。美月の兄弟から始まり、松尾も山口も田中もキレるんじゃないか?」
大輝が事の重大さに気がついたようで、美月は良かったと内心ホッとする。また、同じような事があったら流石に困る。彩花は高校から大輝がずっと片思いしてる女の子だ。
美月のあの事件を知っているので、美月に対して結構な過保護だ。今回のことも、話したら大輝は説教どころでは無いかもしれないので、ここで話はとめておくつもりだ。
大輝が反省したところで、また飲み始めてたくさん食べて、食べた分は朝までカラオケで消費した。これは、帰ったら御飯仕込んで寝ないとヤバいなと思いながら代行で颯太、美月の家の順に送ってもらって家に帰った。
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明日からは、また毎日15時更新です☆
~登場人物~
森 美月21歳 1浪大学2年生 ITビジネス科 SNS名【森美月】
6/12生 何かと人に相談されがちな事が少し気になる今日この頃 体系にコンプレックスを持っている 男兄弟の真ん中
山崎 颯太20歳 1浪大学2年生 エネルギー制御科 SNS名【Sota.Y】
7/28生 美月の幼馴染 幼小中 高校別なのに同じ1浪して同じ大学で再会した
吉田 大輝 20歳 1浪大学2年生 エネルギー制御科
11/25生 美月の高校からの友達 押しに弱い男
吉田 大輝20歳 1浪大学2年生 エネルギー制御科 SNS名【Daiki(北高/E制科)】
4/7生 颯太と大輝と同じ科の人 急に面識の薄い美月に恋愛相談を持ちかけて来た
山田 蓮 33歳 洋風居酒屋『すぱいす』のオーナーシェフ
颯太の従兄 陽気なコックなお兄さん 既婚 仕事明けに夜泣きをする娘との時間、奥さんを寝かして娘と戯れるのが至福




