番外編 四十崎美桜の覚醒
うちの子の四十崎美桜が強くなった経緯です
これは美桜が秋休み……恒例行事とも言える「Fクラスの雑務」を伝えにいったときの話だ。
「みおりんは、どうしてそんなに強いの?」
口を開いたのは桃音。夏の間に髪を切りスッキリしたショートカットヘアになった少女だ。
ゲームがとても上手くてVRFPS界隈全体、公式にすら一目おかれているらしいほどの、化け物じみたプレイヤースキルを持つ少女だ。
「どうしてって……アバウトな質問ね」
桃音は足を組み替えながらとつとつと話す。
「いや……こないだ四十崎流使う人とさー、会ったじゃない?あの人二十年以上やってるのに三段って話じゃんね。みおりんは十三才で免許皆伝でしょ?その差はなに?」
桃音に問われた美桜は、夏の終わりにやって来た人を思い出す。思い浮かべたのは竜二と名乗った初老男性だ。確かに彼は四十崎流を使ってきていたな、と美桜はさほど興味なさげに思い出す。
実を言えば、四十崎流を学ぶ者はそこそこいる。邪道と呼ばれてはいるが、あらゆる武技の集合体であるゆえにその使い勝手は抜群で、汎用性の高さと手札の多さから裏社会界隈に多く見かける。
四十崎流を使える、というだけでも相手に対する強い牽制になるのだ。
「……――ね?っておーい?聞いてる?」
思い出に浸っていたため、美桜は桃音の言葉をすっかり聞き逃していた。
「ごめん。聞いてなかった」
「うーんと、どんな訓練つんだらそうなるのかね?って」
美桜としては桃音の方こそどんな訓練をしたら銃弾を指で弾き、掴み、うち落とせるのか疑問に思えた。がそれは置いておき、自分のルーツを思い出す。
「そうねぇ……とりあえず、今日の雑務はただの『草むしり』よ。ちゃっちゃと終わらせて。戻ってきたら思い出話をしに要塞へしけこみましょう」
教えてもらえると分かったらしい桃音は目を輝かせ、Fクラスメンバーに発破をかけたようで。思い出話を始めたのはわずか40分後の事である。
………………
…………
……
四十崎流武技は、体術をベースに、剣術、槍術、鎖鎌術などさまざまな戦闘技術を体得し、合成して作られた複合的で非常に難度の高い流派である。
その敷居の高さも相まって、門下生の基本人数は三十名前後しかいない。ちなみに美桜は四十崎家の一人娘であるため、この三十名に含まれていなかった。
四十崎家での修練は基本的に午前、午後の二つに分かれており、それぞれ自身が選択した分野でスケジュールを組み、修行に励むのだ。ちなみに美桜はこの通例に当てはまらず、父…四十崎成史により特別な過密スケジュールを組まれていた。
四十崎家には代々伝わる教訓のようなものがあり、美桜はその遵守を言い渡されている。
一、父が認める実力になるまで敷地から出てはいけない。
二、お菓子やゲームは禁止
三、夜更かし禁止
と言ったものが主な教訓で、他にもあるが美桜は覚えていない。
四十崎美桜は、もの心ついた頃から恐いもの知らずであり、しょっちゅう道場を抜け出して外に遊びに行っていた。その性格は7歳になっても変わらなかった。
美桜は美桜なりに理由があって外に出ていたのだが、父親も門下生もきっと聞く耳持たないと考え黙秘し、単にサボっていたことにしていた。
そしてその脱走癖こそが、今の「四十崎美桜」の始まりであったと、言える。
事件が起こったのは美桜が7歳であったころの、夏の日のことだ。
その日は非常に暑く、夜になっても道場周辺の雑木林でセミが大勢鳴いていた。
非常にやかましいハーモニーが道場全体に響き渡り、
午後の修練を終え道場から学習棟へ列を組んで移動する門下生達をゲンナリさせていた。
最後尾にいた美桜はこそっと列を離れようとするも、隣の子に声をかけられる。
「あいちゃん、また行くの?」
美桜は一度足を止め、少女にしっ、というジェスチャーをする。
少女がニコッと笑い手を振ったのを肯定と捉えた美桜は、そそくさと列を離れていった。
普段は正門付近の池付近に掘ったかくし穴をくぐっていた美桜だが、今回は裏門近くの少し低めになっている柵を跳び越えるルートを選んだ。当然、この道を選んだのには理由がある。
先日まで使っていた抜け穴は埋められてしまっていたのだ。昼、道場へ入る時に確認したのである。やむを得ず、脱走ルートを変更した。
裏門近くのこの柵がある一帯は、通称「墓地」と呼ばれる場所だ。
敷地内に侵入した犬やその他動物は殺処分され、この柵から外に死骸が投げ捨てられているからである。実際、この周りの匂いはすさまじい。
「四十崎流武技――兎脚!」
わずかに身体を逸らしてから、体重を乗せた蹴りを放つ。
ゴツ、と土がえぐれる音を尻目に、高さ二メートルの柵を飛び越えていき、一回転して着地した。こちらにくる足音はなく、追っ手はまだ来ないようだった。
兎脚は字の通り、兎の脚のごとく脚力を瞬間的に再現する四十崎流の基本技。
美桜の父…道場主でもある、四十崎成史ともなれば九メートルをもゆうに越える驚異的な技となる。なお、本来であれば中学に入る頃の年齢で教わるべき技であるため、美桜がこの時点で使える事は誰も知らない。
つまり、この脱出ルートを使った事に気づかれにくいということだ。
「脱出成功、と。さーて、遊びにいこっと」
目指す先は夢園学院小等部。本来であれば毎日通うべき場所だ。
――
夜の学校といえば、結構な人が「怖い」と思うであろうものだが、美桜はそう思わない少女だった。
まだ7歳の身だが毎日の訓練でいろんな事を覚えているため何が来ても怖くないと自負していた。
美桜は「兎脚」で柵を越えて侵入し、ブランコに乗ったり鉄棒で回ったりとそれなりに楽しい時間を作っていた。
遊びに来てから二時間がたった。美桜は時計が無くともおおよその時間が分かる正確な体内時計を持っている。本来なら、とっくに迎えに捕まり連れ戻されているくらいの時間が過ぎていた。
逃走時間新記録を叩きだした嬉しさと、迎えがまだ来ないことに若干の不安を感じていた。
美桜は、よく考えてみたら自分から敷地に戻ったことはないことに気づいた。帰り道自体は覚えているが、自分から帰るまでもなく連れ戻されていたのだ。
「……なにやってんだろ、私」
それは、誰に対する言葉なのか美桜にもよく分からない呟きだ。
口をついて出た疑問は自分の行為に疑問を持つものでもあり、他人への不信感の現れでもある。
そんな時、美桜の暗くなった心を照らすかのように、空を光が駆け抜けていった。
「わぁ……『りゅうせい』だ!」
勉強のさなか、貸してもらった本に載っていた現象、「流星」だと美桜は確信した。
校舎が邪魔で一部分しか見えていないが、幼い美桜にはそれでも十分刺激的だった。
美桜が空に注目して興奮していると、美桜の背後でガチャリと……学校の門が開く音がした。迎えが来たのだと、嫌そうな顔を作りつつも、内心安心し切った美桜は振り返る。
しかし、そこに立っていたのは知らない男だった。
全身真っ黒なコートを着ていて、フードも被っている。
いくら何でも怪しい。真夏の夜に、全身真っ黒なコートはおかしいと美桜は思った。
四十崎の教え「情報を相手より多く持つ」を、つい条件反射で行い分析をする美桜。
「…背が170cm……体格が……えっと確か…」
拙いながらも必死に情報を読もうとする美桜。しかし、黒い服装と暗い環境により、難航していた。男も美桜に気づき、わずかにフードを揺らす。
「……オヤ。人目につかないところに来たつもりでしたが……ねずみがいるんデスね」
「!?」
声をかけられた瞬間、とてつもない殺気がとんできた。
反射的に四十崎流武技、「忍扉」を使用した美桜。
次の瞬間男はすさまじい速さで美桜に突進しそのまま、受け流された。
男は倒立のように身体を回転して着地し、手元でナイフをくるくる回す。
「フム?アナタ、ただの子どもじゃないデス」
今度はナイフを投げつけた。狙いは正確で、あっという間に美桜の額に肉薄する。
美桜はしゃがみつつ腕をのばし、二本指でナイフの刃を掴んだ。
「ホウ。面白いことしマスね、アナタ」
美桜は奪ったナイフを構え、相手の様子をみる。
美桜は深呼吸で冷静さを取り戻し、フードが突進でまくれたことで、相手の顔がおかしい事に気づいた。
「ひ……人、じゃ、ない?」
「エエ。人の定義は存ジあげませんが、少なくともアナタとはチガウようだ」
全体でみれば人のようなシルエットをしていて体格的に男だと判断したが、その判断がそもそも間違っていたのだ。
なにせその頭には、口しかなかったのだから。
男はフードを被りなおしながら、
「イロイロとありまシテね。私は先ほど、この世界に生まれたんデス」
そう言った直後、男の体が赤く光り始めた。
また、最初と同じとんでもない殺気をぶつけられる。
咄嗟に「忍扉」を構えようとするも手が震えてしまい――
「血が必要なんデス。ヒトの血が……」
美桜の胴体は、杭のように変質した男の腕により貫かれていた。
「がっ…あぁぁ…あぁああ!!」
男はそのままゴミでも捨てるかのように美桜を放り投げる。
深々と穴を開けられた美桜を焼けるような痛みが襲う。
美桜は出血によりグラグラする視界の隅で、男が腕についた血を舐めているのを見た。
そして、男の顔がヒトとしての顔になっていくところも、ハッキリと。
「人は血を沢山流すと死ぬらしいですね?このままあなたも死ぬんです。あなたに恨みはありませんが、私が生きるために必要な犠牲です」
「ふざっ……けんなぁ……がふっ」
美桜は悪態をつきながらも、腹部の熱い痛みに歯を食いしばって耐え、打開策を考えていた。このまま死ぬのは嫌だと、当然ながら美桜は頭をフル回転させていた。
しかし、数秒経っても案は浮かばず、腹から出る血が刻一刻、刻一刻と決断を迫り、鈍らせる。
男は申し訳なさそうな顔を貼り付けたままお辞儀をし、道場の方向へ行ってしまった。
初めての完敗だった。父親にすら負けた事はない美桜は、あまりの悔しさ、激痛、迫る死への恐怖に涙した。初めての模擬戦から一度たりとも父に負けた事はなく、勝ったこともないままだった。もともと美桜は父と並ぶほどに武術のセンスを備えた少女だったのだ。
一度も負けた事がないがゆえに才能にあぐらをかき、鍛えることを怠ったからこの様か、と美桜は自嘲した。あまりの後悔に、叫んでのた打ち回りたい衝動に駆られる。
しかし「大怪我したときに無駄な体力を使うのは愚策」と父が言っていたのを思い出し、こらえる。助けを呼ぶにも、腹を貫かれていて上手く声が出せないのだから、こんな状態で叫ぼうとしたって、ろくに声が出るわけはない。つまりただの愚策だった。
(動くのは、無理…声は、出せない…血…弱まったけど、止まらない)
なるべく、冷静に状況を考える。しかし、心の中は願い事が暴れくるっていた。
死にたくないし、生きたい。四十崎流を極めていれば変わったかもしれない。
四十崎流は底知れないのに私はまだ何も出来ていない。
強くなりたいし、力が欲しい…。
邪念混じりの想いが、美桜の頭を支配する。
(アイツ……倒さないと……皆殺されちゃう……助けないと……いけないのに)
美桜は深く後悔した。
――私がもっと強ければ、皆を守れたはずなのに――
美桜は意識が途絶えるその瞬間まで、震える自分の身体を抱きしめ涙を流し続けていた。
◆
美桜が目を覚まして最初に目に入ったのは知らない天井……ではなかった。
「!?」
日ごろから四十崎流の門下生がお世話になっている先生のご尊顔だった。
記憶にある顔と比べると、少し老けて見えるが。
「おー起きた起きた。どうだおっさん、俺の治療は完璧だったろ!!」
先生は後ろに控えていた父に振り返ってサムズアップを送る。
父は立ち上がり、美桜の元へとずんずん歩いてやってくる。
叱られるかと思い身構えたが……ぎゅっと抱きしめられた。
「目を覚ましてくれて、よかった。美桜……お前が死んだりしたら、悲しむ人が沢山いるんだ」
美桜の父は、泣いていた。父の涙を美桜は初めて見て、ギョッとしている。
「いやー、奇跡ってあるもんですな。嬢さん覚えてます?寝てる間夢見ませんでした?」
いきなりこの先生は何を言っているのか、と美桜は一瞬睨む。
そして、なんか赤いヘビを見た気がする、と言う旨を伝えた。
先生は首をかしげていたが、父は無言でぼんやりと抱きしめたままだ。
そのあと、化け物のような男に襲われたこと、道場の方に向かっていたことを伝えた。
不思議な事に化け物が来たりした形跡は無く、門下生は全員揃っている。
たとえあの後何も起きていなかったとしても、あの時見たのは夢ではない事だけは確かだ。
人を殺す、そういう意志を確かに感じ取ったのだ。
結局私の言葉は信じてもらえず、大きな怪我をした事で記憶がごちゃごちゃしている、ということにされた。なお、腹部を貫通した傷についても木に刺さってしまったと言う解釈をされていた。
「美桜……俺は過密なスケジュールでお前を苦しめていたんだな……考え直すから、もう家の外に行くのは……」
「父さん。見てほしいものがあるの」
美桜の父が美桜を見る目は真剣そのものだ。
美桜は立ち上がり、少し腹部の痛みを感じつつも体のバランスを整え、構える。
「四十崎流――!!」
美桜はその場で、本来であれば高校卒業レベルで習うレベルまで…つまり、奥義までの、全ての技を繰り出してみせた。
父はそのあまりに完成度の高い技に、度肝を抜かれている。
「い、いつの間に……?」
「少し前までは、見たことあるから出来るかも、だったの。けど、今なら完璧に、再現出来る気がしたの」
美桜の言葉に嘘はなく、父は黙りこくってしまった。
それも仕方の無いことだ。美桜の言葉は「記憶にある技を今初めて真似してみただけ」という意味になるからだ。
たったそれだけであの完成度になるなら……と父は考えた。
「……つまり、鍛錬は自分で好きにやるから技は見せるだけにして、好きに勉強させろと」
美桜は口元に手を当ててニヤ、っと笑う。これは美桜が前からよくやる癖だ。
「分かった。ついてきなさい」
父に連れられ美桜は道場へと移動した。
痛みがあるのに動けるのは、ひとえにあの先生のおかげである。
道場で父に四十崎の奥義を全て、見せてもらった。
「……どうだ?」
汗だくになった父が、美桜に訪ねる。
美桜はあごに手を当てたまま、にやりと笑って答えた。
その表情で父は全てを悟った。
その後、全ての奥義を息もつかせぬ間に習得してしまった美桜は、四十崎家の教訓、歴史などを覚え、勉強も精力的に取り組み成績は常時トップを維持し続け無事小学校を卒業。
13歳を迎えた美桜はついに史上最年少の免許皆伝を成し遂げた。
当然、外出する許可もでたため、美桜はもう勝手に抜け出したりすることなく堂々と門から外へ出歩ける。
「アイツを……探さなきゃ……絶対に、私が討つ……」
美桜を一度死の淵へと追い込んだ正体不明の化け物のような男。
アレが正真正銘の人の敵で、滅するべきなのは火を見るより明らかだ。
だからこそ私が止めを刺す、と美桜は気合を入れて街を散策する。
悪事に使われそうな場所を中心に探しているから当然なのだが、ナンパしてくる男や、ヤのつく人たちのヤバイ現場に居合わせてしまうこともある。
が、四十崎流を免許皆伝し、なおも自己流に改良、技の開発をしている美桜にとって、敵にすらならなかった。
結果的に裏社会全体を敵に回す立ち位置である美桜の存在は裏社会に広く知れ渡り、
手を出すと確実にやられる、尻尾を見られたら組織ごと壊滅する、勝てる相手じゃないなどといった噂が広まっていった。
四十崎流の事を嗅ぎつけた奴らの一部は入門し門下生となってある程度美桜に対する対策を取る作戦に出たのだが、事件の日から訓練を一度も怠ることなく、毎日繰り返す美桜にとっては、児戯にも等しい技であった。それどころか、出された技をコピーして繰り出す始末。
ひたすらに努力をした美桜は、生まれ持った才能が驚異的な開花をしていた。
「物真似が上手い」子どもだった美桜は「使われた武術を瞬時にコピーする」領域にまで達していたのだ。
美桜はそれからも裏の人たちを刈り、技を盗み、改良し自身の四十崎流をさらに強化しつづけている。
……
…………
………………
「――ていうことがあってね。私はあの日、才能が目覚めたっぽいのよ」
Fクラスのメンバーはちゃぶ台を囲い、お茶を飲みながら私の話を興味深そうに聞いていた。
最初に口を開いたのは、意外にも小夜だった。
「美桜がずっとパトロールしてるのは、その男を探しているからだったのか?」
美桜はこく、と頷いた。
小夜はこめかみに手を当てて考察する。
「ヒト型の、口しかなくて変身する……知ってるような気がするんだが……思い出せない。姉さん、分かるか?」
小夜の後ろ……なにもないと思われていた空間が歪み、夜雲が現れた。
「なんだ、気づいていたのか」
「私だけな。それより質問に答えてくれ」
夜雲は素っ気ない小夜にすこし呆れつつ答える。
「イミティと呼ばれる魔物だろうな」
夜雲曰く、イミティは討伐難易度がとても高い魔物らしい。理由が三つある。まず一つ、そもそも見つけにくい。能力により人や動物、虫に化けることが出来るためである。二つ、知能を持つため、戦いにくい。使われた技を見て戦闘スタイルを変えたり、場合によっては即逃走してしまう。三つ、単に強い。一般人なら瞬殺されてもおかしくないらしい。
「本来ならただの人間である四十崎に戦わせるのは許されない。私はお前たちを守るためにここにいるんだからな。しかし」
夜雲はチラッと美桜を見る。
正しくは、内側に潜む赤いヘビを。
「彼女の加護があるなら大丈夫だろう」
夜雲は立ち上がり、帰ろうとした。
途中で振り返り、美桜に告げる。
「お前の顔に免じて、私は今回の件には極力手を出さないことにしよう。だが、万が一お前が死にかけるようなことがあれば、私が止めを刺す。覚えておけ」
そう言い残して夜雲は帰っていった。
美桜はその後ろ姿に底知れない実力差を感じたが、手に汗を握るだけで耐える。
「望むところよ」
Fクラスの皆に注目されるなか、
美桜は口許に手を当てて、ニヤリと笑った。




