最弱黒魔術師、初めてのダンジョン攻略
翌朝俺たち3人は街で念入りに準備をしてから
西のダンジョンに向かった。
ーー西のダンジョン 上層階
ドタドタドタ
恒一
「うわー!!!」
3人は全速力で走っている
リオ
「なんで上層階なのに
ものすごい強い敵がでるんでか!」
レオン
「それは、恒一がレア宝箱を開けたせいだろ(怒り)」
恒一
「ごめん。まさかこんなことになるなんて・・・」
レオン
「2人ともとにかく走れ、あれには今の俺たちじゃ勝ち目はない」
なんとか敵から逃げおおせた。
恒一
「ぜー、ぜー、やったもう追ってこない」
レオン
「恒一、リオも下手に宝箱があったからって触るなよ」
恒一とリオがうなずく。
レオン
「さて、仕切り直しだ。
3人パーティになったから俺と恒一は敵への攻撃を主にして
リオは俺たちのサポートを頼む」
レオンはあたりを見回し、ゴブリンが数匹徘徊しているのを見つける。
レオン
「ゴブリンで連携を試そう。二人とも戦闘準備を」
恒一は魔導書を開き、リオは杖を構える。
レオン
「俺が先制攻撃をする。
恒一は、フレイムを打ち込め!」
恒一
「了解!」
レオンは剣を抜くと踏み込み
敵の懐に入ると横一文字切り(一閃・白牙)を放つ。
恒一
「フレイム」
ゴブリンに当たる、レオンがつかさず切り付ける。
ドサ、ゴブリンが倒れる。
レオン
「次!」
レオンは2体目のゴブリンに向けて剣を振り下ろす、
連撃の後にゴブリンが反撃、レオンの肩にゴブリンの斧が掠める。
リオ
「ヒールライト」
レオンはゴブリンの攻撃を防御しながら
シュン、1撃後を加えたあと反対方向から攻撃(双月)
恒一がフレイムを連打で打ち込む。
レオン
「その調子だ。どんどん行くぞ」
3人はそれぞれの特性を活かしゴブリンたちを倒した。
恒一
「やった!倒したぞ。」
『でもなんだろこの既視感。。。』
リオが話かけてくる。
「やりましたね。恒一さん。
あれ、どうかしたんですか?」
恒一
「いや、何でもないんよ。どんどん行こう!」
リオ
「はい。」
3人はダンジョンの奥にすすんでいく。
レオン
「だいぶ進んできたな
この上層階の敵がだいたいわかってきた。
フォレストウルフ、マッドスライム、ゴブリンが多いな」
マッドスライムが現れた。
レオンに飛び掛かる。
恒一
「フレイム」「フレイム」
連続で放つ。
マッドスライムは空中で消えていった。
恒一
「あれ?弱い?」
レオン
「ありがとな。恒一、どうやらマッドスライムは炎に弱いみたいだな」
何度かの戦闘を繰り返す。
ーー 上層階最奥
巨大な狼が立っている。
恒一
「おお、なんか中ボスみたいのがいる」
レオン
「中ボスみたいじゃなくて、あれはワイルドファングロードだ。
この上層のボスだ。じゃあ行くぞ!」
リオ「はい!」
恒一は魔導書を開いて詠唱開始
レオンは切りつけたあと一閃・白牙を繰り返す。
ワイルドファングロードが咆哮を放つ、
ス、ズ、ズ
レオンが後退する。
レオン
「くそ、硬いな。」
恒一
「レオン、俺が魔法であいつの防御を崩すからそのすきに技を入れて」
レオン
「わかった。」
恒一
「フレイム」「フレイム」「フレイム」
3連続で当たる。
レオンが技を繰り出す。
「一閃・白牙」「双月」
恒一も魔法を放つ
「フレイム」「フレイム」
だが、ワイルドファングロードにはあまり効かず
前衛にいるレオンに襲い掛かる。
リオ
「レオンさん。危ない」
リオ
「ルミナスガード!」
レオンの体の周囲に光の膜が張られる。
ガシ、ガシ
レオン
「よし、受ける攻撃が軽減されてる」
レオンは踏み込み切り込むと技を繰り出す。
恒一
『くそ、二人が頑張ってるのに
俺はフレイムしかだせないのかよ』
その時だった、魔導書が赤く光る。
恒一
「なんだ?」
リオ
「恒一さん。それ多分新しい魔法が使えるようになったはずです!」
恒一
「へ?」
恒一は慌てて魔導書をめくるそこには、
新しい呪文刻まれていた。
レオンの技が決まりワイルドファングロードが体制を崩す。
恒一
『チャンスだ』
「フレイムランス」
炎の槍が複数出現すると高速で敵に突き刺さる
フォー、ワイルドファングロードが吠える。
レオン
「完全に防御が崩れた!」
レオンはワイルドファングロードに踏み込むと
技を繰り出す。
恒一
「フレイムランス」
技と魔法がコンボし、ついにワイルドファングロードが倒れる。
リオ
「わーい。やった倒した!」
恒一
「はは。やった。あれ?」
恒一は足の力が抜けて座りこんでしまった。
レオンが恒一に近づき手を差し出す。
レオン
「大丈夫か?新しい魔法で体力が削られたんだろ」
恒一は手を握り、立ちあがる。
レオン
「今日はここまでにしよう。」
恒一
「俺なら大丈夫だよ、まだまだ行ける」
レオンが首を横に振る
「いや。ここまでにする。
こんな状態じゃ中層に行っても全滅するだけだ」
恒一
「でもせっかくここまできたのに」
レオン
「大丈夫だ、俺たちは上層階のボスを倒したからこれが手に入った」
レオンの手には青白く光るクリスタルを持っていた。
リオ
「綺麗ですね。これってもしかしてセーブクリスタルですか?」
レオン
「ああ。そうだ。これがあれば次は中層階から始められる」
恒一
「おお。そんな便利なアイテムあるんだ
そう言えば何で俺、新しい魔法使えるようになったんだろう?」
リオ
「それは魔法をある一定回数使ったことで
新たな魔法を使えるレベルになったからですよ!」
恒一
「そうなんだ。」
『この世界の魔法が少しわかったぞ。
魔法をたくさん使えば魔法レベルがあがて
違う魔法が使える法則なんだな。』
「どんどん。使っていくぞ!」
レオンが恒一の肩に手をおいて言う。
「それにはまず、その貧弱な体力をどうにかしろ」
恒一
「うう。たしかに」
レオン
「まあ、ダンジョン攻略が進めばおのずと体力もつくさ」




